LDAP プロトコルの既知の問題

本項では,LDAP プロトコルのトラブルシューティングと制限事項について説明します。

ヒント: VuGen の一般的なトラブルシューティングと制限事項については,「VuGen の既知の問題」を参照してください。

  • LDAP バージョン 3 スクリプトが再生中に失敗した場合は,「URL=..」の後に「Version=3」を追加することによってバージョン番号を指定するよう mldpa_logon_ex ステートメントを変更してください。
  • アドレス・リストは一部のみサポートされます。スクリプトで使用できるのは,リストの先頭にあるアドレスのみです。
  • LDAP スクリプトを記録する場合,特定の LDAP 関数(mldap_add または mldap_modify など)のバイナリ・パラメータ値は記録されません。バイナリ・パラメータの記録は,プロトコルの拡張機能の一部であり,VuGen にはサポートされていません。
  • マルチ・プロトコルの記録モードでは,LDAP プロトコルと Windows Sockets プロトコルを並行して記録できます。これにより,LDAP アプリケーションによって生成されるネットワーク・アクティビティを追加で記録することが可能になります。マルチ・プロトコルの記録では,LDAP アプリケーションへの呼び出しが重複する可能性があります。
    回避策: スクリプトを編集し,重複した呼び出しを手動で削除します。追加のネットワーキング I/O のエミュレーションを行う Windows ソケットの呼び出しはそのまま残します。

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