DevWeb のパラメータ
[パラメータ]ウィンドウを使用して,DevWeb スクリプトで使用するパラメータ値を定義できます。
パラメータ化に関する一般情報については,「 パラメータ化の概要」を参照してください。
このトピックの内容:
DevWeb パラメータ値の定義
[パラメータ]ウィンドウを使用して,DevWeb パラメータ値のテーブルを定義,管理します。新しいパラメータ・ファイルを定義するか,既存の CSV ファイルへのリンクを設定することができます。
注: マシンのロケール設定の言語と,パラメータ・ファイル内のパラメータの言語は一致している必要があります。一致していない場合,予期しない文字がユーザ・インタフェースに表示されることがあります。
[パラメータ]ウィンドウの UI コンポーネントの詳細については,「DevWeb パラメータ・ウィンドウ」を参照してください。
DevWeb スクリプトのパラメータ値を定義するには,次の手順を実行します。
- ソリューション・エクスプローラで,[パラメータ]をダブルクリックして,エディタ・ペインで[パラメータ]ウィンドウを開きます。
- [パラメータ]ウィンドウの左側のペインで[新規パラメータ]をクリックして,パラメータ名とパラメータ・ファイルを定義するか,既存のファイルにパラメータを追加します。
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パラメータ・テーブルに行と列を追加し,テーブル・セルにパラメータ値を入力します。
ヒント: 値をコピーして複数のセルに貼り付けることができます。
- パラメータに関連付けられた列を変更するには,パラメータ名を選択し,必要な列をクリックして,[カラムの選択]をクリックします。
- [パラメータ]ウィンドウの右側のペインで,そのパラメータにデータを割り当てる動作を定義します。
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エディタ・ペインの[スクリプト]タブを開き,スクリプトをパラメータ化して,ハードコーディングされたプロパティを定義したパラメータに置き換えます。次に例を示します。
- スクリプトを保存します。
DevWeb パラメータ・ウィンドウ
パラメータ・ウィンドウには 3 つのペインがあり,パラメータの内容とパラメータの適用方法を管理できます。ウィンドウを開くと,すでにスクリプトに関連付けられているパラメータ・ファイルが表示されます。
ペインの内容について,以下の項で説明します。
[パラメータ]ウィンドウ - 左側のペイン
[パラメータ]ウィンドウの左側のペインでは,スクリプトのパラメータ・ファイルとパラメータを管理できます。以下の操作を実行できます。
UI 要素![]() |
説明![]() |
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[新規パラメータ]ダイアログ・ボックスが開き,以下の項目を定義できます。
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[パラメータ名の変更]ダイアログ・ボックスが開き,選択したパラメータの名前を変更できます。 注: このオプションでは,パラメータの名前だけを変更でき,ファイル名は変更できません。 |
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インポートするファイルを参照できるファイル・エクスプローラ・ウィンドウを開きます。 VuGen パラメータ・アーカイブ(.prz)ファイルをインポートすることにより,他の(DevWeb 以外の)スクリプトから現在のスクリプトにパラメータをインポートできます。詳細については,「VuGen スクリプト・パラメータのエクスポートおよびインポート」を参照してください。 |
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選択したパラメータまたはファイルを削除します。
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[パラメータ]ウィンドウ - 中央ペイン
中央のワークスペースには,パラメータ・ファイル内のパラメータの値を管理できるテーブルが表示されます。ここで,テーブルに行と列を追加し,テーブルのセルにパラメータ値を直接入力できます。
中央のペインでは,次の操作を実行できます。
UI 要素![]() |
説明![]() |
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ファイル・パス |
左側のペインでファイル名を選択すると,別のデータ・ファイルを参照するように[ファイル パス]を変更できます。ファイル・パスを変更すると,選択したファイルのすべてのパラメータが新しいターゲット・ファイルに追加されます。 標準設定では,新しいターゲット・ファイルに追加されるすべてのパラメータが,ファイルのデータ・テーブルの最初の列に関連付けられます。ただし,各パラメータに関連するデータ割り当ての動作は保持されます。 |
カラムの選択 |
[パラメータ]ウィンドウの左側のペインでパラメータを選択すると表示されます。 標準設定では,新しいパラメータはデータ・テーブルの最初のカラムに関連付けられています。パラメータを別のカラムに関連付けるには,該当するカラムの任意の場所をクリックして,[カラムの選択]をクリックします。これにより,パラメータに関連付けられている以前の値が上書きされます。 パラメータ名を選択すると,関連付けられたカラムの上部に青い線が表示されます。
カラムは,複数のパラメータに関連付けることができます。 注: パラメータに関連付けられたカラムを削除すると,パラメータは再びテーブルの最初のカラムに関連付けられます。 |
行の追加/カラムの追加 |
行またはカラムを追加します。カラムを追加する場合は,カラムの名前を定義します。 1 ページに最大で 100 行を保持できます。テーブルの行がページの上限を超えると,新しいページが自動的に作成されます。ページをスクロールするには,[パラメータ]ウィンドウの下部にあるページ番号の左右にある矢印を使用します。 ヒント: Ctrl+C と Ctrl+V を使用すると,複数の行またはカラムをコピーして貼り付けることができます。 |
行の削除/カラムの削除 |
選択した行またはカラムを削除します。テーブル内の任意のセルを選択して,それらのセルを含む行またはカラム全部を削除します。 テーブルが複数のページにわたる場合,選択したカラムはすべてのページから削除されます。 |
外部エディタ |
クリックすると,マシンの標準設定のエディタでパラメータ・ファイルが開きます。 [パラメータ]ウィンドウで作業を続行するには,外部エディタでファイルを閉じる必要があります。データに加えた変更は,[パラメータ]ウィンドウに自動的に表示されます。 |
[パラメータ]ウィンドウの右側のペインでは,特定のパラメータにデータを割り当てる動作を定義できます。これらの動作の設定は,スクリプトの実行時にパラメータ値を仮想ユーザに割り当てる方法を制御します。
左側のペインでパラメータを選択すると,このペインが表示されます。
UI 要素![]() |
説明![]() |
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次の行の選択 |
データの各行を各仮想ユーザに割り当てる方法を定義します。特定の方法を選択するか,スクリプトに関連付けられた別のパラメータ(異なるデータ・ファイルのパラメータを含む)と同じ方法と動作をパラメータが使用するように定義できます。 利用可能な方法は,ランダム,順次,一意です。これらの方法については,「ファイルタイプのパラメータにデータを割り当てる方法」を参照してください。 |
値を以下のタイミングで更新 |
[次の行の選択]の方法で使用される更新方法を定義します。これらの方法については,「ファイルタイプのパラメータに対するデータの割り当て方法と更新方法」を参照してください。 [次の行の選択]フィールドが[次と同じ <x パラメータ>]を使用するように設定されている場合,このフィールドは無効になります。 |
使用可能な値の終了後 | 選択方法が[一意]の場合に有効になります。このフィールドでは,一意のデータがなくなった場合に実行する処理を定義します。現在,サポートされている唯一のオプションは,[循環形式で続行]です。 |
先頭データ行 |
カラムから値を選択するための開始行を定義します。表では,開始行が太字になっています。 選択がループまたはランダムであっても,開始行の前の行の値がパラメータに使用されることはありません。たとえば,[先頭データ行]が 4 に設定されている場合,行 1 から 3 の値は使用されず,これらの行はテーブルで無効になります。 |
仮想ユーザの値の割り当て |
選択方法が[一意]で,更新方法が[出現ごと]または[反復ごと]の場合に有効になります。 ラジオ・ボタンを使用して,パラメータ値のデータ・ブロックを仮想ユーザに割り当てる方法を示します。
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関連項目: