新機能

このトピックでは,VuGen およびスクリプト・プロトコルのバージョン 25.1 の新機能と拡張機能について説明します。

データと分析

このリリースには,データと分析に関する次の機能強化が含まれています。

領域機能強化
オブザーバビリティのサポート

このリリースでは,OpenTelemetry との統合が導入され,オブザーバビリティのサポートが提供されます。この統合により,スクリプトを再生するときにテレメトリ・データを OpenTelemetry コレクタにプッシュできるようになります。

詳細については,「オブザーバビリティ・メトリック」を参照してください。

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プロトコル

このリリースには,プロトコルに関する次の機能強化が含まれています。

領域機能強化
TruClient 2.0 - Web

TruClient 2.0 - Web プロトコルが完全に利用可能になり,次の更新が含まれています。

  • サポート対象:

    • Docker 上の Linux Ubuntu Load Generator

    • IP スプーフィングと TC.getUserIP() 関数(Windows 環境)

    • 非標準ファイルのアップロード

    • Windows と Linux Ubuntu の両方に対応したグローバル関数ライブラリ

  • TruClient スクリプト・コンバータを使用して,他の OpenText パフォーマンス・エンジニアリング・ソリューションTruClient - Web スクリプトを TruClient 2.0 - Web 形式に変換できるようになりました。

詳細については,「TruClient 2.0 - Web プロトコル」を参照してください。

TruClient - Web

TruClient - Web スクリプトに対する次の更新が含まれています。

  • TruClient ブラウザは Firefox バージョン 130 と同等です。

  • TruClient スクリプトは Chromium ブラウザ・バージョン 129 をサポートします。

詳細については,「TruClient - Web プロトコル」を参照してください。

DevWeb

DevWeb プロトコルに対する次の更新が含まれています。

  • オフライン・スクリプト・ジェネレータのオプション[同時要求をグループ化する]を使用する場合,標準設定の時間枠の期間を延長して,同時実行グループに要求を含めたり除外したりできるようになりました。詳細については,「[DevWeb]>[記録オプション]」を参照してください。

  • WebSocket バッファを,const 文字列ではなく関数として生成されるように構成できます。詳細については,「[DevWeb]>[記録オプション]」を参照してください。

  • 実行環境設定で,スクリプト内の HTTP 要求ヘッダに正規形式を使用するかどうかを構成できます。

  • スクリプト生成の相関検出が改善されました。
  • IPv6 のサポート。DevWeb SDK getIPList 関数を使用すると,バージョン 4,6,またはその両方の IP アドレスを返すことができます。

詳細については,「DevWeb プロトコル」を参照してください。

Oracle

Oracle プロトコルに対する次の更新が含まれています。

  • Oracle iferror 処理では,サーバから受信した再試行間隔の使用がサポートされています。
  • タイマの期限切れは,終了コマンドを送信するか,スクリプトの実行継続を許可することで処理できます。

これらのオプションは,実行環境設定のクライアント・エミュレーション・ページで構成されます。詳細については,「実行環境設定の構成」を参照してください。

Web - HTTP/HTML

Web - HTTP/HTML プロトコルに対する次の更新が含まれています。

Citrix

Citrix プロトコルは,Citrix Virtual Apps and Desktops 7 2402(ビルド・バージョン CU1_1100)および対応する Workspace バージョン(フル・インストーラ,ビルド・バージョン 24.2.1000.1016)をサポートするようになりました。

詳細については,「Citrix プロトコル」を参照してください。

SAP GUI

SAP UI Landscape XML ファイルを使用した自動ログオンがサポートされるようになりました。

詳細については,「[SAPGUI]>[自動ログオン]記録オプション」を参照してください。

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統合とエコシステム

このリリースには,統合とエコシステムに関する次の機能強化が含まれています。

領域機能強化
AWS シークレット・マネージャ

AWS シークレット・マネージャとの新しい統合により,AWS サービスを使用してスクリプトの認証資格情報などのシークレットを取得できるようになります。

詳細については,「AWS Secrets Manager の使用」を参照してください。

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最新化

このリリースには,最新化のための次の機能強化が含まれています。

領域機能強化
64 ビット再生

次のプロトコルは,64 ビット・アーキテクチャでの再生をサポートするようになりました。

  • Oracle - Web

  • Oracle NCA

  • SAP Web

  • RDP

  • Windows Sockets(WinSock)

Ubuntu のサポートこのリリースには Ubuntu 24.04 のサポートが含まれています。

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セキュリティとインフラストラクチャ

このリリースには,セキュリティとインフラストラクチャに関する次の機能強化が含まれています。

領域機能強化
FIPS 準拠の暗号化

FIPS 準拠の AES-256 暗号化を使用して,仮想ユーザ・スクリプト内のテキストを暗号化できるようになりました。

詳細については,「パスワードとテキストのエンコード」を参照してください。

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関連項目: