システム・テストの作成と実行

このタスクでは、マシンのシステム情報の取得、デスクトップの画像のキャプチャ、マシンの再起動を行う、システム・テストの作成方法および実行方法について説明します。

システム・テストの概要

システム・テストでは、マシンのシステム情報の取得、テスト実行でキャプチャしたデスクトップ画像の表示、マシンの再起動を実行できます。たとえば、自動テストが失敗したときにマシンを再起動する、システム・クリーンアップ・テストを実行できます。また、システム・テストを作成し、テスト実行の前後にマシンのリソース使用率に関する情報を取得できます。

システム・テストを作成するには、システム・テストをテスト・サブジェクト・フォルダに追加してテストを定義し、そのテストをテスト・セットに追加します。

注: システム・テストを実行するには、テストを実行するマシンに次のツール・アドインをインストールする必要があります。

  • システム・テストのリモート・エージェント・アドイン

  • 接続アドイン

アドインの詳細については、ツールを参照してください。

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システム・テストの作成と設定

システム・テストを作成し、システム・テストが実行する操作を選択します。

システム・テストを作成し、設定するには、次の手順を実行します。

  1. テストの作成を参照してテストを作成し、[タイプ]フィールドを SYSTEM-TEST に設定します。

  2. システム・テストの[テスト スクリプト]タブで、システム・テストが実行する操作を選択します。

    オプション

    説明

    システム情報の収集

    テストの実行時に、CPU、メモリ、マシンで実行中のプロセスなどのシステム情報を収集します。

    デスクトップ画像をキャプチャ

    テストの実行時に、マシンのデスクトップのスナップショットを表示する添付ファイルを追加します。

    コンピュータを再起動

    テストの実行時にマシンを再起動します。

    注:  

    • コンピュータを再起動]オプションを使用するには、そのマシンで自動ログインを有効にする必要があります。[スタート]>[プログラム]>[System Test Agent]>[System Test Agent (configuration)]を選択します。[自動再起動設定]ダイアログ・ボックスが開きます。標準設定では、[ユーザ名]および[ドメイン]は読み取り専用です。パスワードを入力します。
    • 別のユーザ名を選択するには、[自動再起動設定]ダイアログ・ボックスを開き直します。[ユーザ名]および[ドメイン]は読み取り専用ではなくなります。値を変更します。
  3. 保存をクリックしてシステム・テスト設定を保存します。

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システム・テストの実行

システム・テストの実行時に、次のステップを作成できます。

  • SysInfo:システム情報の集合

  • Snapshot:デスクトップ画像のキャプチャ

  • Reboot StartReboot Finishマシンの再起動

システム・テストの実行後、上記の各ステップの詳細を表示できます。また、CPU、メモリ、マシンで実行中のプロセスなど、取得されたシステム情報やシステム・テストを実行したときのマシンの画像も表示できます。

テストの実行の詳細については、テスト・ラボを参照してください。

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