ライセンスの割り当て

［ライセンス］＞［ライセンス管理］タブを使用して、ライセンスを割り当てることができます。

このトピックの内容:

• 概要
• ライセンスの変更
• ドメインおよびプロジェクトへのライセンスの割り当て
• ユーザへの固定ライセンスの割り当て
• 顧客およびドメインへのライセンスの割り当て

概要

［ライセンス管理］タブでは、次の操作を実行できます。

• 使用中のライセンスの総数、各プロジェクトまたはドメインに対して保有しているライセンスの最大数、およびライセンスの有効期限を表示する。

  他の OpenText ツール（OpenText Functional Testing など）がプロジェクトに接続されている場合は、そのツールで使用しているライセンスの総数を表示できます。

• ライセンスを変更し、ライセンス・ポータルを起動してライセンスを取得する。

• （オンプレミスのみ）ドメインおよびプロジェクトにライセンスを割り当てる。

• 固定ライセンスを特定のユーザに割り当てる。

• （SaaS のみ）顧客とドメインにライセンスを割り当てる。

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ライセンスの変更

インストールしたライセンスは、変更およびクリアが可能です。また、ライセンス・ポータルを起動して新しいライセンスを取得することもできます。

ライセンスを変更するには、次の手順を実行します。

1. サイト管理で、［ライセンス］＞［ライセンス管理］＞［ステータス］タブをクリックします。

2. ライセンスを変更するには、［ライセンスの変更］の横にある矢印をクリックし、次のオプションのいずれかを選択します。

   オプション	説明
   ライセンスのアップロード	［ライセンスのアップロード］ダイアログ・ボックスが開き、ライセンス・ファイルをアップロードしてライセンスを変更できます。
   ライセンスの貼り付け	［ライセンスの貼り付け］ダイアログ・ボックスが開き、ライセンスを貼り付けてライセンスを変更できます。

   すべてのライセンス・キーが同じエディションである必要があります。次のシナリオでエラーが発生した場合は、サポートにお問い合わせください。

   • アップロードされたライセンス・ファイル（または貼り付けられたライセンス）に、インストールされていないエディションのキーが含まれている。

   • アップロードされたライセンス・ファイル（または貼り付けられたライセンス）に、複数のエディションのキーが含まれている。

   • 既存のライセンス・ファイルに、複数のエディションのキーが含まれている。

3. ライセンスをクリアするには、［ライセンスのクリア］をクリックします。

   インストールされているすべてのライセンスとその割り当てをクリアするかどうかを確認する確認ダイアログ・ボックスが開きます。

4. ライセンスを追加するには、［ライセンス ポータルの起動］をクリックします。

   OpenText Licensing Portal を表示するブラウザが起動し、ライセンスを購入できます。

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ドメインおよびプロジェクトへのライセンスの割り当て

オンプレミス・サイト管理者のみが利用できます。

特定のドメインまたはプロジェクトにライセンスを割り当てると、各プロジェクトに割り当てられたユーザが、割り当てられたライセンスを使用できます。残っている利用可能ライセンスの数は、タブの下の方に表示されます。プロジェクトに割り当てられている数より必要なライセンスが多い場合は、利用可能なライセンスのすべてが使用されていない限り、ドメインまたは利用可能なライセンスから追加ライセンスを取得できます。

ドメインおよびプロジェクトへライセンスを割り当てるには、次の手順を実行します。

1. サイト管理で、［ライセンス］＞［ライセンス管理］＞［ライセンスの割り当て］タブをクリックします。

2. ライセンスを割り当てるドメインまたはプロジェクトを見つけます。ドメインまたはプロジェクトに割り当てるライセンスの種類のセルに、割り当てるライセンスの数を入力します。利用可能なライセンスの総数が、それに合わせて減少します。

   ライセンスが割り当てられていないドメインとプロジェクトを非表示にするには、［割り当て済みプロジェクトのみを表示］チェックボックスを選択します。

3. プロジェクトとドメインに割り当てられたライセンスの合計数が、サイト・プールのライセンス数を超えないことが検証されます。

   • 利用可能：利用可能な未割り当てのサイト・レベル・ライセンスの数をライセンス・タイプごとに表示します。

   • サイト・プール：利用可能なサイト・レベル・ライセンスの合計数をライセンス・タイプごとに表示します。

4. ［保存］をクリックして変更内容を保存します。

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ユーザへの固定ライセンスの割り当て

固定ライセンスを特定のユーザに割り当てることができます。そのユーザは、そのライセンスに対する独占的なアクセス権を持ちますが、サイト・プールのライセンスは使用できません。ユーザは、そのライセンスを 30 日間使用する必要があります。30 日が経過すると、ライセンスの割り当てをユーザから削除できます。固定ライセンスがユーザに割り当てられてから 1 時間以内であれば、割り当ては削除できます。

固定ライセンスをユーザに割り当てるには、次の手順を実行します。

1. サイト管理で、［ライセンス］＞［ライセンス管理］＞［固定ライセンス］タブをクリックします。

2. ［ライセンス ステータス］表示枠で、割り当てるライセンスを選択し、［ユーザの追加］をクリックします。

   期限切れのライセンスを非表示にするには、［期限切れのライセンスを非表示］チェックボックスを選択します。

3. ［ユーザの追加］ウィンドウの［すべてのユーザ］リストで、ライセンスを割り当てるユーザを選択し、右矢印をクリックします。そのユーザが［割り当て済みユーザ］表示枠に表示されます。

   再割り当て時間：ライセンスの割り当てをユーザから削除できる日時。固定ライセンスがユーザに割り当てられてから 1 時間以内であれば、割り当ては削除できます。その時間が経過すると、30 日間はユーザからその割り当てを削除できません。最初の 1 時間の間と 30 日経過後は、このフィールドに［再割り当て可能］が表示されます。

4. ［保存］をクリックして変更内容を保存します。

固定ライセンスの割り当てをユーザから削除するには、次の手順を実行します。

1. 前提条件：ライセンスの割り当てをユーザから削除できるのは、［再割り当て時間］の値が［再割り当て可能］のときのみです。「再割り当て時間」を参照してください。

2. ［ライセンス ステータス］表示枠で、ライセンスを選択します。

3. ［割り当て済みユーザ］表示枠で、ユーザを選択します。

4. ［削除］をクリックして、ユーザを削除します。そのユーザ名が［割り当て済みユーザ］側に表示されなくなります。

5. ［保存］をクリックして変更内容を保存します。

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顧客およびドメインへのライセンスの割り当て

利用可能：SaaS のみ

顧客管理者は、顧客下の子顧客とドメインにライセンスを割り当て、顧客と子顧客のライセンス割り当ての詳細を表示できます。

前提条件

ライセンスを割り当てる前に、次のことを確認してください。

• ライセンスの配布は、ENABLE_SAAS_ADDON_ALM_LICENSE_DISTRIBUTION サイト・パラメータを Y に設定することで有効になります。

  重要： ENABLE_SAAS_ADDON_ALM_LICENSE_DISTRIBUTION サイト・パラメータを更新したら、すぐにサーバを再起動してください。

• 子顧客およびドメイン下のドメインにライセンスを割り当てるには、［子孫顧客のライセンスの更新］権限が必要です。

• ライセンスの割り当てを表示するには、［顧客ライセンスの表示］権限が必要です。

顧客またはドメインへのライセンスの割り当て

1. ［ライセンス］＞［ライセンス管理］＞［ライセンスの割り当て］タブに移動します。

   顧客下の子顧客とドメイン、およびインストールされているすべてのライセンスが表に表示されます。

   UI 要素	説明
   表の階層リンク	標準設定では、表の上の階層リンクにアクティブな顧客が表示されます。 子顧客を展開すると、そのドメインと子顧客（存在する場合）が表に表示されます。表の上の階層リンクには、［＜アクティブな顧客＞ > ＜子顧客＞］が表示されます。階層リンクのパスをクリックして、対応する顧客を展開できます。
   顧客/ドメイン名	標準設定では、この列には次の情報が表示されます。 アクティブな顧客。 アクティブな顧客下のすべてのドメイン。 （存在する場合）アクティブな顧客の子顧客。 子顧客を展開すると、この列に次の情報が表示されます。 子顧客。 子顧客下のすべてのドメイン。 （存在する場合）子顧客の最終顧客。
   割り当て済みライセンス	リストされたドメインと顧客に割り当てられている各ライセンス・タイプの数が表示されます。 たとえば、顧客 A の［フルライセンス］列に 20,000 と表示されている場合、20,000 のフル・ライセンス・クォータが顧客 A に割り当てられていることを意味します。
   使用中のライセンス	現在の親顧客の子顧客およびドメインに割り当てられているライセンスの総数が表示されます。 たとえば、顧客 A に 20,000 のフル・ライセンス・クォータが割り当てられ、顧客 A がその子顧客（顧客 abc とします）に 10,000 クォータを割り当て、そのドメイン（Default とします）に 5,000 クォータを割り当てるとすると、フル・ライセンスの使用済みの合計は、10,000＋5,000 として計算され、15,000 と表示されます。
   割り当て済みの合計	現在の親顧客に割り当てられているクォータの合計数が表示されます。 たとえば、顧客 A に 20,000 のフル・ライセンス・クォータが割り当てられている場合、フル・ライセンスの割り当て済みの合計には 20,000 と表示されます。
   利用可能の合計	各ライセンス・タイプの残りのクォータが表示されます。 現在の親顧客の場合、ライセンス・タイプの利用可能の合計は、「割り当て済みの合計」から「使用済みの合計」を差し引いた数です。 たとえば、顧客 A に 20,000 のフル・ライセンス・クォータが割り当てられ、顧客 A がその子顧客（顧客 abc とします）に 10,000 クォータ、そのドメイン（Default とします）に 5,000 クォータを割り当てた場合、顧客 A のフル・ライセンスの利用可能の合計は、20,000 －（10,000 ＋ 5,000）として計算され、5,000 と表示されます。

2. 顧客下の顧客またはドメインにライセンスを割り当てるには、対応する表のセルにライセンス割り当てを入力します。

   ドメイン下の顧客またはドメインに有効なライセンス・クォータを入力するには、次のことを考慮してください。

   顧客によってその子顧客またはそのドメインに割り当てられたライセンスの数	顧客に対して入力するライセンス・クォータは、顧客が割り当てたクォータ以上である必要があります。 たとえば、顧客が子顧客に 1,000 ライセンスを割り当てている場合、クォータを 1,000 未満の数値に更新することはできません。 顧客が割り当てたライセンスの数を確認するには、顧客を展開し、使用済みの合計の値を確認します。
   顧客の利用可能の合計	顧客に追加するライセンスの数は、顧客の「利用可能の合計」の値を超えることはできません。 たとえば、顧客の「利用可能の合計」が 500 の場合、子顧客に追加できるライセンスは最大で 500 です。

3. セルの外をクリックして変更を保存します。

   変更を保存すると、［ライセンスの割り当て］表が更新され、割り当てに基づいてライセンス・データが自動的に更新されます。

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参照情報：

• ライセンス使用状況の表示
• 顧客管理