顧客管理

利用可能:SaaS のみ

SaaS の顧客を作成および管理できます。

注: このタブのオプションは、アクセス許可レベルによって異なります。

このトピックの内容:

顧客の概要

顧客は SaaS 環境を表します。SaaS には、次の種類の顧客が含まれます。

  • 所有者顧客:子顧客を持つことができる顧客。

  • 最終顧客:子顧客を持つことができない顧客。

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顧客間の切り替え

サイト管理のマストヘッドで、アクティブな顧客と自分が属している顧客を確認できるほか、別の顧客に切り替えることも可能です。

アクティブな顧客:現在の顧客が表示されます。

自分の顧客:ログイン・ユーザが属する顧客が表示されます。

別のアクティブな顧客に切り替えるには、次の手順を実行します。

  1. アクティブな顧客の名前をクリックして、[アクティブな顧客の変更]ダイアログ・ボックスを開きます。

  2. アクティブな顧客]フィールドで、切り替え先の顧客を選択します。

  3. OK]をクリックします。

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顧客の管理

所有者顧客管理者は、最終顧客の作成、アクティブ化、非アクティブ化、削除を行うことができます。

アクション 説明
顧客の作成

所有者顧客を作成するには、[新規所有者]をクリックします。

最終顧客を作成するには、[新規最終顧客]をクリックします。

顧客の削除

顧客を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 顧客のリストで、削除する顧客にカーソルを合わせます。

  2. 削除]ボタンをクリックし、確認ダイアログ・ボックスで[はい]をクリックします。

プロジェクトまたは最終顧客を所有する顧客は削除できません。

顧客のアクティブ化/非アクティブ化

顧客をアクティブまたは非アクティブにするには、次の手順を実行します。

  1. 顧客のリストで、アクティブまたは非アクティブにする顧客を選択します。

  2. 顧客を非アクティブにするには、[顧客の非アクティブ化]をクリックします。

    顧客をアクティブにするには、[顧客のアクティブ化]をクリックします。

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顧客の属性の表示または編集

顧客の[属性]タブで、顧客に関する情報を表示し、SaaS 通知システムに受信者を追加できます。

権限:

顧客の詳細を表示するには、サイト管理者または顧客管理者であるか、次のいずれかの権限を持っている必要があります。

  • [顧客]>[顧客の属性の表示]

  • [顧客]>[顧客の属性の更新]

顧客の詳細を編集するには、サイト管理者または顧客管理者であるか、[顧客]>[顧客の属性の更新]権限を持っている必要があります。

顧客の属性

次の表で、顧客の属性について説明します。

UI 要素 説明
一般]セクション
名前 顧客名。
テナント ID 顧客 ID。
ステータス

顧客のステータス。ステータスは、アクティブか非アクティブのどちらかです。

顧客が非アクティブの場合、次の状態になります。

  • その顧客のプロジェクトはすべて非アクティブです。
  • その顧客が所有者顧客の場合、その顧客のすべての最終顧客は非アクティブです。
  • その顧客のユーザは、ログインが許可されません。
契約の有効期限

SaaS サービス契約の有効期限。日付ボタンdateをクリックして、有効期限を選択します。有効期限はサーバ時間に基づいて計算されます。

有効期限が切れると、顧客のユーザはシステムにアクセスできなくなります。

有効期限の通知:

有効期限前の日数:

  • 有効期限に関する電子メール通知は、サイト管理者と顧客の受信者(新規受信者で指定)に送信されます。

    電子メールの頻度は、CONTRACT_EXPIRY_NOTIFICATION_FREQ パラメータによって制御されます。詳細については、サイト・パラメータを参照してください。

  • サイト管理者または顧客管理者がログインするたびに、サイト管理に有効期限を通知するアラートが表示されます。

必要な権限:

  • 顧客下の子顧客の契約の有効期限を編集するには、[子孫顧客のライセンスの更新]権限を持っている必要があります。

  • 顧客および子顧客の契約の有効期限を表示するには、[顧客のライセンスの表示]権限が必要です。

プロジェクトの上限

この顧客のプロジェクト数の上限。

値を -1 に設定すると、顧客のプロジェクト数は無制限になります。

注:

  • 顧客下の子顧客のプロジェクトの上限を編集するには、[子孫顧客のライセンスの更新]権限が必要です。

  • 顧客および子顧客のプロジェクトの上限を表示するには、[顧客のライセンスの表示]権限が必要です。

統計]セクション
ドメイン数 顧客に属するドメインの数。
プロジェクト数 顧客に属するプロジェクトの数。
ユーザ数 システムに現在定義されている顧客ユーザの数。
Quality Insight]セクション
Quality Insight を有効にする

顧客に対して Quality Insight を有効または無効にします。

注:

  • 顧客に対して Quality Insight を有効または無効にできるのは、サイト管理者だけです。

  • 顧客に対して Quality Insight を有効にできるのは、それがサイト・レベルで有効になっている場合のみです。詳細については、Quality Insightを参照してください。

  • 顧客が最終顧客の場合、サイト・レベルと所有者顧客レベルの両方で有効になっている場合にのみ、Quality Insight を有効にできます。

Saas通知システムの受信者]セクション
新規受信者

[新規受信者]ダイアログ・ボックスが開き、SaaS 通知システムに新規受信者を追加できるようになります。

受信者を追加するには、次の手順を実行します。

  1. 受信者名と 1 つ以上の電子メール・アドレスを入力します。

  2. 保存]をクリックします。テーブルに新規受信者が表示されます。

受信者名 受信者の名前。
電子メール・アドレス 受信者の電子メール・アドレス。
アクション 編集]をクリックして、受信者を編集します。[削除]をクリックして、受信者を削除します。

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IDP への顧客のマッピング

顧客IDP]タブで、選択したアクティブな顧客を IDP ID にマップできます。

注: SSO 認証が有効な場合に利用可能です。詳細については、SSO 認証の設定を参照してください。

IDP を顧客にマップするには、サイト管理者または顧客管理者であるか、[顧客]>[顧客の属性の更新]権限を持っている必要があります。

顧客名:アクティブな顧客を選択します。

IDP ID:選択した顧客にマップする IDP ID を入力します。

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LDAP サーバへの顧客のマッピング

顧客LDAP]タブから、選択したアクティブな顧客を LDAP サーバにマップできます。

注: サイト管理で LDAP 認証が有効な場合に利用可能です。詳細については、LDAP からのユーザのインポートを参照してください。

LDAP サーバを顧客にマップするには、サイト管理者または顧客管理者であるか、[顧客]>[顧客属性の更新]権限を持っている必要があります。

顧客名:アクティブな顧客を選択します。

LDAP サーバ:選択した顧客にマップする LDAP サーバを選択します。

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参照情報: