サーバ管理
サイト管理でアプリケーション・サーバを構成し、データベース・サーバを追加および構成できます。
このトピックの内容:
サーバのログ・ファイルの設定
サーバのログ・ファイルを設定し、データベース接続の最大数を設定できます。
ログ・ファイルの設定を変更するには、次の手順を実行します。
[サーバ]>[アプリケーション サーバ]タブの[クライアントのログファイルの設定]、[サイト管理のログファイルの設定]、[プロジェクトの計画と追跡のログファイルの設定]セクションで、以下を定義します。
ログ・レベル |
[ログレベル]ドロップダウン・リストをクリックして、サーバで作成するログ・ファイルのタイプを選択します。
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ログの最大行数 | ログ・ファイルに書き込むことができる最大行数を定義します。ログ・ファイルが最大行数に達すると、新しいログ・ファイルが作成されます。標準設定値は 10,000 です。 |
ログの最大日数 | サーバがログ・ファイルを保持する最大日数を定義します。最大日数に達すると、ログ・ファイルは自動的に削除されます。標準設定値は[無制限]です。 |
ログ・ファイルの場所 |
ログ・ファイルのディレクトリ・パスを入力します。 注意:リモート・サーバにログを保存すると、パフォーマンスが低下することがあります。ログはローカル・ファイル・システムに保存することをお勧めします。ローカル・ファイル・システムの容量に制限がある場合は、スクリプトを実行して定期的にログをネットワーク・ストレージに移動してください。 |
データベース接続の最大数を設定するには、次の手順を実行します。
[サーバ]>[アプリケーション サーバ]タブの[その他]セクションで、[データベースの最大接続数]フィールドを設定します。
データベースの最大接続数については、「What is the purpose of " Maximum database connection" parameter」を参照してください。
データベース・サーバの追加
インストール時に定義されなかった新しいデータベース・サーバを定義できます。
注: 新しいデータベース・サーバでテキスト検索を利用不可にするには、新しいデータベース・サーバを定義する前に、データベース・サーバのテキスト検索を無効にしておく必要があります。
権限:
データベース・サーバを追加するには、サイト管理者である必要があります。
データベース・サーバを追加するには、次の手順を実行します。
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[サイト管理]>[サーバ]タブ>[DBサーバ]タブを開きます。
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追加ボタンをクリックします。[データベースサーバの作成]ダイアログ・ボックスで、次の情報を入力します。
データベースの種類 定義するデータベース・サーバの種類を選択します。
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Oracle:Oracle 認証を使用します。
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MS-SQL(SQL 認証):データベースに対するユーザ認証に、データベース・ユーザ名およびパスワードを使用します。
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MS-SQL(Win 認証):Windows 認証は、オペレーティング・システムによるユーザ認証に依存します。
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MS-SQL(AAD 認証):Azure AD アカウントを使用して、データベースに対してユーザを認証します。
データベース名 新しいデータベース・サーバに名前を付けます。 DB 管理者ユーザ データベース管理者のログイン名を入力します。
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データベースの種類が[MS-SQL(SQL 認証)]の場合は、プロジェクトを作成できる管理者ユーザ・アカウントです。標準設定では sa です。
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データベースの種類が[MS-SQL(Win 認証)]の場合、[DB管理者ユーザ]フィールドは必要ありません。データベース管理者のログイン名は、OpenText Application Quality Management をサービスとして実行するように設定されている Windows ユーザです。
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データベースの種類が[Oracle]の場合は、プロジェクトを作成できる管理者ユーザ・アカウントです。標準設定では system です。
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データベースの種類が[MS-SQL(AAD 認証)]の場合は、プロジェクトを作成できる Azure AD アカウントです。
DB 管理者パスワード データベース管理者のパスワードを入力します。
データベースの種類が[MS-SQL(Win 認証)]の場合、[DB管理者ユーザ]フィールドは必要ありません。
ALM ユーザ・パスワード MS-SQL(SQL 認証)データベースを作成する場合にのみ必要です。
データベース・スキーマにアクセスできる OpenText Application Quality Management td ユーザのパスワードを設定します。
標準設定の接続文字列 [接続文字列パラメータ]または[接続文字列]のいずれかを選択して、デフォルトの接続文字列を定義します。
接続文字列パラメータ 次のパラメータに値を指定して、標準設定の接続文字列を定義します。
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サーバ・ホスト:データベースへの接続に使用されるデータベース・サーバのホスト名または IP アドレス。
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ポート:データベース・サーバのポート番号。
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Oracle サービス名:Oracle データベースで利用できます。新しい Oracle データベース・サーバのサービス名を入力します。
接続文字列 標準設定の接続文字列を入力します。
Oracle RAC サポートの場合、次の例に従って接続文字列を入力できます。
Copy codejdbc:company:oracle:TNSNamesFile=<ALM サーバ>\tnsnames.ora;TNSServerName=OrgRAC
tnsnames.ora は、Oracle データベース・アドレスが記述されたファイルです。OrgRAC は、OpenText Application Quality Management が参照する TNS サーバのアドレスです。
注:Oracle RAC サポートを有効にするには、ORACLE_RAC_SUPPORT サイト・パラメータを Y に設定します。詳細については、サイト・パラメータを参照してください。
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データベース・サーバに接続できるかどうかを確認するには、[Ping]をクリックします。
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[OK]をクリックしてデータベース・サーバを追加します。
データベース・サーバのプロパティの変更
データベース・サーバを追加した後、そのプロパティを変更できます。
権限:
データベース・サーバを更新するには、サイト管理者である必要があります。
データベース・サーバのプロパティを変更するには、次の手順を実行します。
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[サイト管理]>[サーバ]タブ>[DBサーバ]タブを開きます。
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サーバ・リストから、データベースを選択します。
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次のプロパティを編集します。
データベース管理者ユーザ名 新しいデータベース管理者のログイン名を入力します。
データベース管理者ユーザ名の詳細については、DB 管理者ユーザを参照してください。
データベース管理者パスワード 新しいデータベース管理者のパスワードを入力します。
または、[パスワードの変更]ボタンをクリックして、新しいパスワードを入力することができます。
Application Lifecycle Management ユーザ・パスワード [パスワードの変更]リンクをクリックして、データベース・スキーマにアクセスできる td ユーザのパスワードを変更します。 テキスト検索 [有効化]をクリックして、データベース・サーバでテキスト検索を有効にします。
テキスト検索を有効にすると、無効にできません。
詳細については、テキスト検索の設定を参照してください。
標準設定の検索言語 テキスト検索が有効な場合に編集できます。
データベース・サーバの標準設定のテキスト検索言語を選択します。
接続文字列 [接続文字列の変更]リンクをクリックして、接続文字列を変更します。 - [Ping]をクリックして、データベース・サーバに接続できるかどうかを確認します。
- [保存]をクリックして変更を保存するか、[復元]をクリックして変更をキャンセルします。
参照情報: