テキスト検索の設定
テキスト検索を使用すると、キーワードを入力して、要件、テスト計画、不具合の各モジュールの特定のプロジェクト・フィールドの内容を検索できます。このトピックでは、テキスト検索を設定する方法について説明します。
このトピックの内容:
データベース・ユーザ・スキーマでのテキスト検索の有効化
テキスト検索を有効にする前に、テキスト検索を有効にする各データベース・ユーザ・スキーマで、テキスト検索を有効にします。
Oracle データベース・ユーザ・スキーマでテキスト検索を有効にするには、次の手順を実行します。
管理者ユーザとして、次のコマンドを実行します。
GRANT CTXAPP to <データベース・ユーザ・スキーマ>
SQL データベース・ユーザ・スキーマでテキスト検索を有効にするには、次の手順を実行します。
次のコマンドを実行して、フル・テキスト・インデックスを有効にします。
EXEC sp_fulltext_database 'enable'
特定のデータベースまたはプロジェクトでのテキスト検索の有効化
データベース・サーバのテキスト検索を有効にする処理は、プロジェクトを追加する前と後のどちらでも実行できます。データベース・サーバでテキスト検索を有効にしてからプロジェクトを追加すると、そのプロジェクトでテキスト検索が自動的に有効になります。プロジェクトを追加した後でデータベース・サーバでテキスト検索を有効にすると、テキスト検索は無効です。このプロジェクトのテキスト検索は、手動で有効にできます。
注意: いったん有効にしたテキスト検索は、無効にできません。
特定のデータベースでテキスト検索を有効にするには、データベース・サーバのプロパティの変更を参照してください。
特定のプロジェクトでテキスト検索を有効にするには、プロジェクトの[詳細]タブで[テキスト検索の有効化/再構築]をクリックします。詳細については、プロジェクト詳細の表示と編集を参照してください。
プロジェクトの検索言語の選択
テキスト検索が有効になっているプロジェクトごとに、データベース・サーバの標準設定以外の検索言語を指定できます。標準設定の検索言語の設定の詳細については、データベース・サーバのプロパティの変更を参照してください。
プロジェクトに別の検索言語を選択するには、プロジェクトの[詳細]タブにある[検索言語]フィールドを編集します。詳細については、プロジェクト詳細の表示と編集を参照してください。
検索可能なフィールドの定義
テキスト検索が有効になっているプロジェクトごとに、システム・フィールドまたはユーザ定義フィールドを検索可能にすると、テキスト検索を使用してキーワードを入力し、フィールドを検索できます。
利用できる検索可能なフィールド
次のフィールドが検索可能なフィールドとして利用できます。
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[メモ]または[文字列]フィールド・タイプのユーザ定義フィールド
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次のシステム・フィールド
エンティティ 検索可能なシステム・フィールド ビジネス・コンポーネント -
コメント
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コンポーネント・フォルダ
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コンポーネント名
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説明
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元の保管場所
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サブタイプ ID
ビジネス・プロセス・モデル・アクティビティ -
コメント
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説明
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テキスト
ビジネス・プロセス・モデル -
コメント
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説明
不具合 -
コメント
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説明
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サマリ
要件 -
コメント
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説明
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名前
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リッチ・テキスト
実行 -
コメント
テスト -
コメント
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説明
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パス
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プロトコル・タイプ
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テンプレート
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テスト名
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検索可能なフィールドを定義するには:
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メイン・ウィンドウのマストヘッドで、[ツール]
をクリックし、[カスタマイズ]を選択します。[プロジェクト カスタマイズ]ウィンドウが表示されます。
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[プロジェクトのエンティティ]リンクをクリックします。[プロジェクトのエンティティ]ページが開きます。
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エンティティを展開し、検索可能にすることができるシステム・フィールドまたはユーザ定義フィールドを選択します。
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[検索可能]チェックボックスを選択します。
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[保存]をクリックして変更内容を保存します。
参照情報: