OpenText Application Quality Managementデータの検索、置換、更新

このタスクでは、OpenText Application Quality Management データの検索および置換方法と複数のレコードの更新方法について説明します。

このトピックの内容:

[検索]を使用したレコードの検索

[検索]ダイアログ・ボックスでは、ツリーまたはグリッドの特定のレコードを検索します。特定のフィールド値に基づいて、レコードを検索できます。特定のサブフォルダまたはレコードのフォルダも検索できます。

アクセス方法

次のいずれかを実行します。

  • [編集]>[検索]を選択します。

  • 実行グリッドで、[テスト]>[検索]を選択します。

  • テスト・セット・ツリーで、[編集]>[フォルダ/テスト セットの検索]を選択します。

利用可能なモジュール:要件、ビジネス・コンポーネント、テスト計画、テスト・リソース、テスト・ラボ、不具合の各モジュールから利用可能です。

重要な情報
  • ツリーまたはグリッドにフィルタが適用されている場合、検索は現在表示されているレコードに制限されます。

    ヒント: 利用できる場合、テキスト検索 は、キーワードやキーワードの変化形が検索できる、より強力なツールです。詳細については、テキスト検索を使用したレコードの検索を参照してください。

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

検索するフォルダ

ツリーで選択したフォルダの名前が表示されます。

利用場所:コンポーネント・ツリー、テスト計画ツリー、テスト・リソース・ツリー、テスト・セット・ツリーで利用できます。

検索するフィールド

検索するフィールドを示します。

利用場所:要件モジュール、およびすべてのモジュールのグリッド・ビューで利用できます。

検索する値

検索するフィールド値。検索では大文字と小文字は区別されません。

検索対象

検索対象を、フォルダのみ、個別レコードのみ、またはフォルダと個別レコードの両方に設定します。

利用場所:コンポーネント・ツリー、テスト計画ツリー、テスト・リソース・ツリー、テスト・セット・ツリーで利用できます。

完全一致

指定した検索文字列に完全に一致する値を含むレコードを検索します。

注: 検索するフィールド]要素が、数値フィールド(不具合 IDなど)に設定されているか、リッチ・テキストを含むテキスト・フィールド(説明など)に設定されている場合は使用できません。

ワイルドカードを使用

項目の一部のみを入力するために、検索文字列にアスタリスク(*)文字を使用できます。

注: 検索するフィールド]要素が、数値フィールド(不具合 IDなど)に設定されているか、リッチ・テキストを含むテキスト・フィールド(説明など)に設定されている場合は使用できません。

大文字と小文字を区別

大文字と小文字を区別するようにします。

注: 検索するフィールド]要素が数値フィールド(たとえば、[不具合 ID]など)に設定されている場合は使用できません。

検索

ツリーで指定した値が検索されます。検索に成功すると、[検索結果]ダイアログ・ボックスが表示され、一致するリソースのリストが表示されます。リストで結果を選択し、移動をクリックすると、ツリー内でレコードが強調表示されます。検索が失敗すると、メッセージ・ボックスが開きます。

次を検索

グリッドで指定した値に一致する次のレコードを検索します。検索が成功すると、一致したレコードがグリッドの中で強調表示されます。検索が失敗すると、メッセージ・ボックスが開きます。

検索する名前

検索する[名前]フィールドの値。検索では大文字と小文字は区別されません。検索結果には、[名前]フィールドの値または値の一部が検索文字列と一致したレコードが含まれます。

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テキスト検索を使用したレコードの検索

利用できる場合、キーワードやキーワードの変化形を、テキスト検索を使用して検索できます。

アクセス方法

[編集]>[テキスト検索]を選択します。ウィンドウの下部に、[テキスト検索]表示枠が開きます。

利用可能なモジュール:要件、ビジネス・コンポーネント、テスト計画、不具合の各モジュールから利用可能です。

重要な情報
  • テキスト検索は、プロジェクトで有効になっている場合にのみ利用できます。検索オプションが利用できない場合は、OpenText Application Quality Management サイト管理者に問い合わせてください。

  • 検索可能なテキスト・フィールドは、[プロジェクト カスタマイズ]であらかじめ定義されています。詳細については、テキスト検索の設定を参照してください。

  • バージョン管理:OpenText Application Quality Management では、チェックインされたバージョンのみが検索されます。

次にユーザ・インタフェースの要素について説明します(ラベルのない要素は、山括弧で囲んで表記してあります)。

UI 要素

説明

検索対象

検索するキーワードを示します。

構文の例外:

  • テキスト検索では、冠詞(a、an、the)、等位接続詞(and、but、for、nor、or)、ブール演算子(and、or、not、if、then)は無視されます。

  • 検索では大文字と小文字は区別されません。

注:  

  • キーワードを入力すると、定義済みフィールドを対象に、キーワードと、キーワードの変化形(活用形)が検索されます。たとえば、「log」と入力して検索すると、「log」、「logs」、「logging」、および「logged」を含むフィールドが検索されます。「login」や「logical」は、「log」の変化形(活用形)ではないので検索されません。

  • 複数のキーワードを入力すると、検索結果には、キーワードのうち少なくとも 1 つを含むレコードがすべて含まれます。

テストまたはデザイン・ステップのテキストの検索が使用できます。

利用場所:テスト計画モジュールから利用可能です。

現在のフィルタに制限

モジュール内のすべてのレコードを検索するか、フィルタされたレコードに検索対象を限定するかを示します。

検索

定義済みフィールドに対してテキスト検索が実行され、検索結果が適合率順で表示されます。

カラムの選択

[カラムの選択]ダイアログ・ボックスが開き、カラムの表示形式と順序を指定できます。詳細については、カラムの配置を参照してください。

検索可能フィールド

[プロジェクト カスタマイズ]で設定されている定義済み検索フィールドのリストを表示します。

詳細 対応する[詳細]ダイアログ・ボックスが開き、選択したエンティティの詳細を表示および更新できます。

エンティティに移動

レコードを選択してボタンをクリックすると、レコードの詳細が表示されます。

ヒント: または、レコードを選択して、<レコード ID> または <レコード名> のリンクをクリックします。

項目

検索結果で選択した項目の番号と、見つかった項目の合計数。

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選択したレコードのフィールドの置換

[置換]ダイアログ・ボックスを使用して、選択したレコード、またはツリーやグリッドのすべてのレコードのフィールド値を置換できます。

アクセス方法

次のいずれかを実行します。

  • グリッド・ビューで、[編集]>[置換]を選択します。

  • 実行グリッドで、[テスト]>[置換]を選択します。

重要な情報

ツリーまたはグリッドにフィルタが適用されている場合、検索および置換は現在表示されているレコードに制限されます。

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

検索するフィールド

検索するフィールドを示します。

バージョン管理:フィールドがバージョン管理されていない場合(つまり、フィールドのデータがバージョンごとには保存されていない場合)は、[検索するフィールド]リストで、フィールド名のプレフィックスとしてアスタリスク(*)が表示されます。バージョン管理されていないエンティティに対して置換操作を行う場合、チェックアウト操作は省略されます。フィールドをバージョン管理する/しないように設定する処理の詳細については、バージョン化済みを参照してください。

検索する値

検索するフィールド値。

置換後の値

置換するフィールド値を示します。

完全一致

指定した検索文字列に完全に一致する値を含むレコードを検索します。

注: 検索するフィールド]要素が、数値フィールド(不具合 IDなど)に設定されているか、リッチ・テキストを含むテキスト・フィールド(説明など)に設定されている場合は使用できません。

ワイルドカードを使用

項目の一部のみを入力するために、検索文字列にアスタリスク(*)文字を使用できます。

注: 検索するフィールド]要素が、数値フィールド(不具合 IDなど)に設定されているか、リッチ・テキストを含むテキスト・フィールド(説明など)に設定されている場合は使用できません。

大文字と小文字を区別

大文字と小文字を区別するようにします。

注: 検索するフィールド]要素が数値フィールド(たとえば、不具合 IDなど)に設定されている場合は使用できません。

置換

選択したレコードの指定したフィールド値を置換します。

すべて置換

グリッドに表示されているすべてのレコードの指定したフィールド値を検索して置換します。

次を検索

グリッドで指定した値に一致する次のレコードを検索します。検索が成功すると、一致したレコードがグリッドの中で強調表示されます。検索が失敗すると、メッセージ・ボックスが開きます。

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選択したレコードのフィールドの更新

[選択項目の更新]ダイアログ・ボックスを使用して、グリッドやツリーの複数レコードのフィールド値を更新できます。

アクセス方法

選択した複数のレコードを右クリックして、[選択項目の更新]を選択します。

利用可能なモジュール:要件、テスト計画(テスト・グリッドのみ)、テスト・ラボ([実行グリッド]タブ)、ビルド検証、不具合

必須フィールドを更新する場合は、BULK_ACTION_IGNORE_REQUIRED_FIELD サイト・パラメータを ‘Y’ にすると、必須フィールドに値が入力されていることの確認を省略して、複数のエンティティを更新することができます。

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

次のフィールドを更新

更新するフィールドを示します。

バージョン管理:フィールドがバージョン管理されていない場合(つまり、フィールドのデータがバージョンごとには保存されていない場合)は、[次のフィールドを更新]リストで、フィールド名のプレフィックスとしてアスタリスク(*)が表示されます。バージョン管理されていないエンティティに対して選択項目の更新操作を行う場合、チェックアウト操作は省略されます。フィールドをバージョン管理する/しないように設定する処理の詳細については、バージョン化済みを参照してください。

選択したフィールドの置換後の値。

エラーを無視 選択したフィールドの更新を、エラーを無視して続行します。
現在の値に追加

このオプションは、選択したフィールドが、リストから複数の値を選択できるように定義されている場合に利用できます。

このオプションを有効にしても、現在の値は置換されません。代わりに、新しい値が追加され、古い値はそのまま残ります。

注: このフィールドに対して[複数の値を許可]オプションが有効になっている場合に利用できます。詳細については、プロジェクト・エンティティのカスタマイズを参照してください。

詳細 複数のフィールド値を一度に更新できます。
更新

更新された値の数と、値が更新されなかったインスタンスの数を示します。

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メモ・フィールドの更新

[検索と置換]ダイアログ・ボックスを使用して、メモ・フィールドの値を検索および置換できます。

このダイアログ・ボックスでは、メモ・フィールド内のフィールド値を検索および置換します。

アクセス方法

メモ・フィールドで、[検索と置換をクリックするか、ショートカット・キーで Ctrl+F キーを押します。

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

検索

検索するフィールド値を示します。

置換

置換するフィールド値を示します。

上へ/下へ

メモ・フィールドを上または下に検索できます。

大文字と小文字を区別

大文字と小文字を区別します。

検索

メモ・フィールドで 1 つのオカレンスを検索します。

置換

メモ・フィールドで 1 つのオカレンスを置換します。

すべて置換

メモ・フィールドですべてのオカレンスを置換します。

すべて検索

メモ・フィールドですべてのオカレンスを検索します。

停止 すべての操作を停止します。

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