プロジェクトの計画と追跡(PPT)の計算
このトピックでは、ALM プロジェクトに対して、プロジェクトの計画と追跡(PPT)の計算のスケジュールを設定する方法について説明します。
このトピックの内容:
概要
PPT は、アプリケーションの準備状態を追跡し、リリースのステータスをスコアカードの形式で表示します。スコアカードは、各マイルストーンの日々の達成状況を監視および追跡します。PPT 計算を実行して、スコアカードに進行状況を表示します。
最初にサイト・レベルで PPT 計算のスケジュールを設定し、次にスケジュール済みの計算をプロジェクト・レベルで有効にします。
スケジュールが設定された次回の計算を待機することなく、プロジェクト・レベルで PPT 計算を手動でトリガして、プロジェクトの結果を更新することもできます。詳細については、プロジェクト詳細の表示と編集を参照してください。
サイト・レベルでの PPT 計算の有効化と設定
PPT 計算を設定するときは、まずサイト・レベルで PPT 計算を有効にし、設定します。この設定が完了すると、スケジュールが設定された計算をプロジェクト・レベルで有効にできます。
サイト・レベルで PPT 計算を有効にして設定するには、次の手順を実行します。
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「サイト管理」で[ツール]>[プロジェクトの計画と追跡]をクリックします。
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[現在のステータス]セクションで、PPT 計算の現在のステータスを確認します。
現在のステータスには、次の 2 つの部分があります。
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有効/無効:サイトで PPT 計算が有効かどうかを示します。
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アクティブ/非アクティブ:スケジュールされた計算が現在実行中かどうかを示します。
現在のステータスを手動で更新するには、[手動更新]オプションを選択し、[今すぐ更新]をクリックします。
ALM で現在のステータスを自動的に更新するには、[自動更新]オプションを選択し、自動更新間隔を秒単位で指定します。
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PPT 計算を有効にするには、[計算を有効にする]をクリックします。PPT 計算を無効にするには、[計算を無効にする]をクリックします。
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[スケジュール設定]セクションで、サイト全体の自動 PPT 計算のスケジュールを設定します。
スケジュールに従って計算を自動的に実行する サイト・レベルでの自動 PPT 計算を有効にするには、このオプションを選択します。 毎日の計算の開始時刻 毎日の自動 PPT 計算を開始する時刻を指定します。 計算の繰り返し 自動 PPT 計算の繰り返しを指定します。 次の時間以降に計算を中止する 自動 PPT 計算を終了する時刻を指定します。 -
[削除]セクションで、削除する計算データを指定します。
標準設定では、120 日より古いデータは削除されます。
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オプションで、[詳細設定]セクションに移動して、並列計算の数を変更したり、計算の速度を変更したりします。
設定のオーバーライド 詳細設定を有効にするには、このオプションを選択します。 エンジン数 サイト全体で同時に実行可能な並列計算の数を設定します。 エンジン・スロットル スケジュール設定された PPT 計算の速度を変更します。速度の範囲は 1 ~ 10 です。
"1" は処理速度が遅く、データベースへの負担は最小になります。"10" は処理速度が速く、データベースへの負担が最大になります。
- [保存]をクリックします。
参照情報: