テスト・セットの定義とテストの実行

Web クライアントを使用して、テスト・セットを定義し、各テスト・セットに含めるテストを選択して、テストを実行します。

このトピックの内容:

テスト・セット・フォルダの作成

テスト・セットの階層的枠組みを定義するには、テスト・セット・フォルダを作成し、各フォルダにテスト・セットを追加します。フォルダは、[Root]フォルダまたは既存のフォルダの下に作成できます。

新しいテスト・セット・フォルダを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 新しいフォルダを作成するフォルダを選択します。

  2. 新規フォルダ]()をクリックし、名前を入力します。

    または、フォルダにカーソルを合わせて、[その他のアクション]>[新規フォルダ]を選択します。

  3. テスト・セット・フォルダの詳細を追加するには、テスト・セット・フォルダを選択し、[説明]タブで次の内容を指定します。

    フィールド 説明
    割り当て対象サイクル テスト・セット・フォルダに割り当てるサイクルを選択します。

    サイクル開始日

    サイクル終了日

    サイクルの残り日数

    選択したサイクルに基づいて自動的に入力されます。

    サイクルの開始日と終了日、およびサイクルが終了するまでの残り日数を示します。

    説明 テスト・セット・フォルダの追加情報を入力します。
  4. テスト・セット・フォルダに添付ファイルを追加するには、テスト・セット・フォルダを選択し、[添付]タブで[追加]をクリックします。

コピー/切り取りでテスト・セット・フォルダを作成するには、次の手順を実行します。

  1. コピーまたは切り取りを行うフォルダを選択します。

  2. コピー]()または[切り取り]()をクリックします。

    または、フォルダにカーソルを合わせて、[その他のアクション]>[コピー]または[切り取り]を選択します。

  3. 新しいフォルダを追加するフォルダを選択し、[貼り付け]()をクリックします。

    または、フォルダにカーソルを合わせて、[その他のアクション]>[貼り付け]を選択します。

テスト・セット・フォルダの名前を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 名前を変更するフォルダにカーソルを合わせて、[その他のアクション]>[名前の変更]を選択します。

  2. 新しい名前を入力します。

テスト・セット・フォルダを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するフォルダを選択して、[削除]をクリックします。

    または、フォルダにカーソルを合わせて、[その他のアクション]>[削除]を選択します。

  2. 確認ダイアログ・ボックスで、次のいずれかのオプションを選択し、[はい]をクリックします。

    フォルダのみ削除する フォルダを削除して、フォルダの下にあるすべてのテスト・セットを Unattached フォルダに移動します。
    フォルダとテスト・セットを削除する テスト・セット・フォルダとそのサブフォルダ、およびそれらのフォルダの下にあるすべてのテスト・セットを削除します。テスト・スクリプトもすべて、ファイル・システムから削除されます。

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テスト・セットの作成

テスト・セットは、既存のテスト・セット・フォルダの下に作成できます(Unattached フォルダと Root フォルダを除く)。

テスト・セットを作成するには、次の手順を実行します。

  1. テスト・セットを作成するフォルダを選択します。

  2. テスト セットの新規作成をクリックします。

    または、フォルダにカーソルを合わせて、[その他のアクション]>[テスト セットの新規作成]を選択します。

    ヒント: 既存のテスト・セットのコピーまたは切り取りを行うことでテスト・セットを作成することもできます。テスト・セットのコピーまたは切り取りを行うには、テスト・セットを選択して[コピー]または[切り取り]をクリックし、新しいテスト・セットを追加するテスト・セット・フォルダを選択して、[貼り付け]をクリックします。

  3. テスト・セットに必要な情報をすべて入力して、[送信]をクリックします。

  4. テスト・セットの[詳細]タブで、その他の関連情報を入力します。

  5. テスト・セットにテストを追加するには、[実行グリッド]タブで[テストを選択]をクリックします。

    [テストを選択]パネルで、次を選択します。

    UI 要素 説明
    テストを選択

    [テストを選択]表示枠が開き、テスト・セットに追加するテストを選択できます。

    • テスト・セットへのテストの追加:選択したテストのインスタンスを、選択したテストに関連付けられているテスト設定も含めてテスト・セットに追加します。

    • テスト・セットにテスト設定を追加:選択したテスト設定を使用するテスト・インスタンスを、テスト・セットに追加します。

    フィルタ

    [フィルタ]表示枠が開き、指定したフィールド値でテスト・インスタンスをフィルタできます。

    詳細については、Web クライアントでのレコードのフィルタリングを参照してください。

    カラムの選択 テスト・インスタンス・テーブルのカラムの表示/非表示を切り替えることができます。

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テストの手動実行

Web クライアントでテストを実行すると、実行ステータスがデスクトップ・クライアントと自動的に同期されます。テストの実行が終了すると、テストのステータスが自動的にデスクトップ・クライアントと同期されます。

テストを手動で実行するには、次の手順を実行します。

  1. テスト ラボ]タブを開きます。テスト・セット・ツリーから、対象のテスト・セットを選択します。

    または、テスト・セット ID がわかっている場合は、[テスト セットに移動]をクリックして ID を入力すると、テスト・セットが直接開きます。

  1. テスト実行を開始します。

    1. 実行グリッド]タブに移動します。
    2. テスト・インスタンス・グリッドの上部にあるフィルタ・オプションを使用して、テスト・インスタンスをフィルタできます。
    1. テスト・インスタンスを選択し、[アクション]カラムで次のいずれかのオプションを選択します。

      マニュアル・ランナーで実行:新しい手動テスト実行を開始します。

      手作業実行の続行:前の手動テスト実行を再開します。
  1. テスト・ステップを実行します。

    1. [マニュアルランナー]ウィンドウで、ステップ行を選択します。
    2. テスト・ステップの説明の指示に従います。
    3. 実際の結果と期待される結果を比較します。
    4. 添付ファイルをステップに関連付けるには、[添付]リストから次のオプションのいずれかを選択します。

      オプション 説明
      ステップに添付 ステップに添付ファイルを追加します。
      実行に添付 テスト実行に添付ファイルを追加します。
    5. ステップのステータスを設定します。

      1 つのステップのステータスを設定するには、ステップの[ステータス]カラムをダブルクリックし、次のオプションのいずれかを選択します。

      オプション 説明
      失敗

      ステップは失敗しました。

      ブロック済み

      ステップは実行できません。

      たとえば、ネットワークの問題やハードウェア障害といった環境の障害によりステップを実行できません。

      N/A ステップの現在のステータスは不明です。
      未完了 ステップは完了しませんでした。
      実行なし ステップは実行されていません。
      成功 ステップは成功しました。
      <カスタム・ステータス> ユーザ定義のステップ・ステータスです。

      複数のステップのステータスを設定するには、ステップ・テーブルの上にある[成功]または[失敗]オプションを使用します。

      オプション 説明
      成功

      次のオプションがあります。

      • 成功にする:選択したステップのステータスを「成功」に設定します。

      • すべて成功にする:すべてのステップのステータスを「成功」に設定します。

      失敗

      次のオプションがあります。

      • 失敗にする:選択したステップのステータスを「失敗」に設定します。

      • すべて失敗にする:すべてのステップのステータスを「失敗」に設定します。

    6. 実際]テキスト領域に、ステップの実際の結果を入力します。

    7. ステップの期待される結果と実際の結果が一致しない場合、ステップの不具合を送信またはリンクできます。

      新規不具合]ドロップダウン・リストから、次のいずれかを選択します。

      オプション 説明
      ステップに対する新規不具合

      [テスト実行への不具合の追加]ウィンドウが開き、テスト・ステップの不具合を作成できます。不具合の詳細を入力して、[送信]をクリックします。

      不具合をステップにリンク

      [不具合へのリンク]ウィンドウが開き、既存の不具合をテスト・ステップにリンクできます。不具合 ID を入力して[リンク]をクリックします。

    8. 次のステップに進みます。

      次のステップに移動するには、下矢印「↓」ショートカット・キーを使用します。前のステップに移動するには、上矢印「↑」ショートカット・キーを使用します。

  2. テスト実行に不具合を追加またはリンクします。

    テスト・インスタンスの実行中に不具合が検出された場合は、不具合を追加するか、既存の不具合をテスト実行にリンクすることができます。[新規不具合]リストから、次のいずれかを選択します。

    オプション 説明
    実行に対する新規不具合 [テスト実行への不具合の追加]ウィンドウが開き、テスト実行の不具合を作成できます。不具合の詳細を入力して、[送信]をクリックします。
    不具合を実行にリンク [不具合へのリンク]ウィンドウが開き、既存の不具合をテスト実行にリンクできます。不具合 ID を入力して[リンク]をクリックします。
  1. テスト実行を終了するには、[実行の終了]をクリックします。実行をキャンセルするには、[実行のキャンセル]をクリックします。

    テスト・インスタンスのテスト実行ステータスを変更するには、[実行グリッド]タブに戻り、[ステータス]カラムをダブルクリックして、ステータスを選択します。

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テストの自動実行

テスト・セットを自動で実行できます。

前提条件:

テスト・マシンが次の要件を満たしていることを確認します。

  • TEA エージェントがインストールされている。詳細については、Test Execution Agent(TEA)を参照してください。

  • テスト・マシンを使用する権限がある。

  • テスト・マシンが、選択したタイプのテストの実行をサポートしている。

自動化テスト実行を開始するには、次の手順を実行します。

  1. テスト ラボ]タブを開きます。テスト・セット・ツリーから、対象のテスト・セットを選択します。

  1. テスト実行を開始します。

    1. [テスト セット]タブの上にあるフィルタ・オプションを使用すると、テスト・インスタンスのステータスに基づいてフィルタを実行できます。
    1. テスト・インスタンスを選択し、[自動化テストの実行]ボタンをクリックします。

      1 回のテスト実行ですべての自動化テストを実行する場合は、[すべての自動化テストを実行]をクリックします。

  1. テスト実行を終了します。

    テスト実行は自動的に終了し、実行ステータスが更新されます。ステータス・リンクをクリックすると、ALM でテスト実行が開きます。

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最終実行レポート

最終実行レポートには、テスト・ステップ、ステータス、実行時間、ステップの詳細など、選択したテスト・インスタンスの最後のテスト実行の結果が表示されます。

最終実行レポートを表示するには、[実行グリッド]タブでテスト・インスタンスを選択し、最終実行レポート・セクションを展開します。

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キーボード・ショートカット

テストの実行でサポートされているキーボード・ショートカットを確認するには、右上隅で[設定>[キーボードショートカット]をクリックします。

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参照情報: