User オブジェクト

User オブジェクトを使用して、現在のユーザのユーザ名を取得して、ユーザが特定のユーザ・グループに属するかどうかを確認できます。ユーザの名前の姓や名を取得したり変更できます。

User オブジェクトには次のプロパティがあります。

プロパティ

R/W

説明

FullName

R/W

文字列

現在のユーザの姓と名を設定したり取得します。

IsInGroup (GroupName)

R

ブール値

現在のユーザが、定義済みのグループまたはユーザ定義グループのメンバであるかどうかを確認します。

UserName

R

文字列

ALM にログインしたときに使用されたユーザ名を返します。

たとえば、ユーザにプロジェクト管理者権限がある場合にメッセージ・ボックスを開くには、次のコードを使用します。

Copy code
if (User.IsInGroup === "TDAdmin") {
    MsgBox('"The user has administrative permissions for this project.');
}

注: User オブジェクトで取得できないユーザ・プロパティの場合は、TDConnection オブジェクトを使用できます。

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Link オブジェクト

Link オブジェクトは、不具合と別のエンティティ間の関連付けを表します。

公開メソッド

メソッド 説明

LockObject

オブジェクトをロックします。オブジェクトがサーバ上で変更されている場合は True を返します。

Post

変更されたすべての値をデータベースに送信します。

Refresh

保存された値を読み取り、メモリ内の値を上書きします。

Undo

未送信のフィールド値の変更を元に戻します。

UnLockObject

オブジェクトのロックを解除します。

公開プロパティ

プロパティ 説明

AutoPost

true の場合、フィールド値が変更されるとデータベースがすぐに更新されます。

AutoUnlock

Refresh または Post 後にアイテムを他のユーザが自動的に変更できるようにするかどうかを示します。

Comment

リンクの要約コメント。

CreatedBy

リンクを作成したユーザ。

CreationDate

リンクの作成日。

Field

指定されたフィールドの値。

FieldMultiValue

指定されたフィールドの MultiValue オブジェクト。

ID

項目 ID。

IsLocked

オブジェクトが編集用にロックされているかどうかを確認します。

LinkedByEntity

リンクを開始したエンティティ。

LinkType

リンクのタイプ。

Modified

最後の Refresh または Post 操作以降に項目が変更されたかどうかを確認します。true の場合、サーバ側のフィールド・プロパティが最新ではありません。

SourceEntity

リンクのソース・エンティティ・オブジェクト。

TargetEntity

リンクのターゲット・エンティティ・オブジェクト。

TypeName

フィールドのタイプ。

Virtual

これが仮想項目、つまり対応するデータベース・レコードを持たない項目であるかどうかを確認します。

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LinkFactory オブジェクト

リンク・オブジェクトを管理します。

公開メソッド

メソッド 説明

AddItem

新しい項目オブジェクトを作成します。

NewList

指定されたフィルタに従ってオブジェクトのリストを作成します。

RemoveItem

データベースから項目を削除します。削除は Post なしで即座に実行されます。

公開プロパティ

プロパティ 説明

Fields

ファクトリによって管理されるエンティティで利用可能なすべてのフィールドのリスト。

Filter

ファクトリの Filter オブジェクト。

Item

ファクトリによって管理されるオブジェクトをキーで取得します。

Owner

LinkFactory には実装されていません。

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ReqType オブジェクト

ReqType オブジェクトは要件タイプを表します。

公開プロパティ

プロパティ 説明

EditingControl

COM の場合は編集コントロールの CLSID、.NET の場合は完全修飾アセンブリ名。

HasDirectCoverage

この要件タイプがテストまたはテスト・インスタンスによる直接カバレッジをサポートするかどうかを示します。

Icon

このタイプを表すビットマップ・ストリーム。

ID

カスタマイズ・タイプ ID。

Name

カスタマイズ・タイプの名前。

RichTextTemplate

この要件タイプのリッチテキスト・ドキュメント・テンプレート

RiskAnalysisType

この要件に適用されるリスク分析のタイプ。

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RequirementCoverageFactory オブジェクト

 

EntitySubtype オブジェクト

EntitySubtype オブジェクトは、エンティティのサブタイプを表します。

プロパティ 説明
Fields このタイプの Field オブジェクトのリスト。
ID サブタイプ ID。
Name サブタイプ名。

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Filter オブジェクト

 

公開メソッド

メソッド 説明

Clear

現在のフィルタをクリアします。

GetXFilter

crossEntities によって指定されたクロス・フィルタを取得します。

IsClear

クロス・フィルタ設定を含め、フィルタがクリアされているかどうかを確認します。

NewList

現在のフィルタから新しいリストを作成します。

Refresh

保存されたデータを読み取り、現在のフィルタに従って取得済みリストを更新し、メモリ内の値を上書きします。

SetXFilter

クロス・フィルタと呼ばれる、2 番目のエンティティのフィルタを設定します。

公開プロパティ

プロパティ 説明

DataType

フィルタされたエンティティ・タイプ。

Fields

指定されたフィールドの値。

Filter

FieldName で指定されたフィールドのフィルタ条件。

Order

ソート・フィールドのリスト内の指定されたフィールドの位置(0 から始まる)。

OrderDirection

ソート順:TDOLE_ASCENDING または TDOLE_DESCENDING。

Text

フィルタ全体をテキストとして表示。

XFilter

エンティティ・タイプに応じたクロス・フィルタ。

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TDConnection オブジェクト

TDConnection オブジェクトは、オープン・テスト・アーキテクチャ(OTA)オブジェクトへのアクセスを提供するグローバル・オブジェクトです。TDConnection オブジェクトを使用すると、モジュールをまたいだオブジェクトへのアクセスや、一般的なセッション・パラメータへのアクセスが可能です。任意のプロシージャ、任意のモジュールから TDConnection プロパティにアクセスできます。

プロパティ 説明

BugFactory

この接続の BugFactory オブジェクト。

詳細については、BugFactory オブジェクトを参照してください。

Connected

REST API サーバ接続が初期化されているかどうかを確認します。

CoverageFactory

接続の CoverageFactory。

詳細については、CoverageFactory オブジェクトを参照してください。

DomainName

現在のドメイン。

ProjectName

接続されたプロジェクトの名前。

ReqFactory

この接続の ReqFactory オブジェクト。

詳細については、ReqFactory オブジェクトを参照してください。

ServerTime

アプリケーション・サーバの時刻と日付。

ServerURL

接続されたサーバの URL。

TestConfigFactory

この接続の TestConfigFactory オブジェクト。

TestCriterionFactory

この接続の TestCriterionFactory オブジェクト。

TestFactory

この接続の TestFactory オブジェクト。

詳細については、TestFactory オブジェクトを参照してください。

TestFolderFactory

この接続の TestFolderFactory オブジェクト。

詳細については、TestFolderFactory オブジェクトを参照してください。

TestLabFolderFactory

この接続の TestLabFolderFactory オブジェクト。

詳細については、TestLabFolderFactory オブジェクトを参照してください。

TestSetFactory

この接続の TestSetFactory オブジェクト。

詳細については、TestSetFactory オブジェクトを参照してください。

TSTestFactory

テスト・セット内のテスト・インスタンスを管理するファクトリ。

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