[診断の分布]ダイアログ・ボックス

このダイアログ・ボックスを使用すると,診断の統合を有効にし,カスタマイズすることができます。

利用方法
Controller で,[診断]>[設定]を選択します。

重要情報
  • シナリオの実行中は,[診断の分布]ダイアログ・ボックスは無効になります。シナリオを実行する前に診断モジュールを有効にして設定する必要があります。

  • 設定はシナリオごとに行います。シナリオ内のすべてのスクリプトは同じ診断設定の下で実行されます。

関連タスク

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素

説明

Web ページ診断グラフが有効または無効になります。
関連する診断グラフを有効にし,設定する場合にクリックします。
診断タイプが無効であることを示します。
診断タイプが有効であることを示します。
次の診断を有効化
LoadRunner でオフライン Web ページの診断グラフ,オンラインおよびオフラインの J2EE & .NET の診断グラフを生成できるようにします。
使用中のシナリオ内にある関連する全仮想ユーザの X% を対象
診断データを収集する対象となる仮想ユーザの割合を指定します。この値により,Controller に報告される,アプリケーション・サーバ上のトランザクションの数が決定されます。この割合を下げると,Web ページ,および J2EE & .NET 診断のアプリケーション・サーバに対するオーバーヘッドが削減されます。

例: サンプリング値 25% を入力して 12 仮想ユーザを group1,8 仮想ユーザを group2,および 1 仮想ユーザを group3 で実行した場合,診断データは group1 では 3 仮想ユーザ,group2 では 2 仮想ユーザ,group3 では 1 仮想ユーザに対して収集されます。

注: 許可されている仮想ユーザのサンプリングの最小の割合は,1% または 1 グループあたり 1 仮想ユーザのどちらか大きい方です。

許可されている最大の割合は,選択されているすべての診断タイプの[仮想ユーザ サンプリング最高率]の最小値です。

例: Web ページ診断(最高率 10%),J2EE/.NET 診断(最高率 100%)を有効にした場合,J2EE/.NET 診断の参加仮想ユーザの割合は 5% を超えることはできません。

オフライン診断
オフラインの Web ページ診断グラフが生成されます。
診断データを収集できる仮想ユーザの最大の割合は 10% です。
標準設定: 有効
オンライン & オフライン診断
オンラインおよびオフラインの J2EE/.NET 診断グラフが生成されます。
J2EE/.NET 診断データの収集可能な仮想ユーザの最大の割合は,[使用中のシナリオ内にある関連する全仮想ユーザの X% を対象]設定で選択した仮想ユーザ数の 100% です。
J2EE/.NET 診断を有効にし,設定するには,[設定]をクリックします。詳細については,「[J2EE/.NET Configuration]ダイアログ・ボックス」 を参照してください。

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