仮想ユーザ・スクリプトの再生成

最初に記録したスクリプトに戻す必要がある場合は,スクリプトを再生成します。この機能は,デバッグや,破損したスクリプトの修復に非常に役立ちます。

スクリプトを再生成すると,VuGen ではスクリプトに記録されたアクションに手動で追加した拡張機能がすべて削除されます。スクリプトにパラメータを追加した場合は,VuGen によって元の値に戻されます。ただし,パラメータ・リストは削除されないため,それまでに作成したパラメータは再挿入できます。再生成で復元されるのは記録されたアクションだけです。手動で追加されたアクションは復元されません。

注: zip アーカイブ・ファイルからインポートしたスクリプトを使用する場合,zip ファイルに「すべて」のファイルがアーカイブされていることを確認してください。実行時ファイルしか保存されていない場合,スクリプトを記録時の元の状態に再生成することはできません。詳細については,「仮想ユーザ・スクリプトの圧縮と比較」 を参照してください。

仮想ユーザ・スクリプトを再生成するには,次の手順を実行します。

  1. 再生成を初期化する。

    [記録]>[スクリプトの再生成]を選択します。手動で行ったすべての変更が上書きされることを示す警告が表示されます。

  2. (任意)再生成オプションを変更する。

    オプション]をクリックして[再生成オプション]ダイアログ・ボックスを開きます。

    • マルチ・プロトコル・スクリプトの場合,[一般]>[プロトコル]ノードを使用して,スクリプトの再生成時に記録するプロトコルを指定します。ユーザ・インタフェースの詳細については,「[一般]>[プロトコル]記録オプション」を参照してください。
    • スクリプト・オプションを変更するには,[一般]>[スクリプト]ノードを選択し,適切なチェック・ボックスを選択またはクリアします。ユーザ・インタフェースの詳細については,「[一般]>[スクリプト]記録オプション」を参照してください。

    OK]をクリックして,[オプションの再生成]ダイアログ・ボックスを閉じます。

  3. インポートしたアクションを含めるかどうかを指定する。

    別のスクリプトからインポートしたアクションがスクリプトに含まれている場合,ダイアログ・ボックスには,インポートしたアクションを再生成時に削除するかどうかを指定するオプションが表示されます。

    スクリプトを別の言語で再生成するように選択すると(前の手順の[一般]>[スクリプト]オプションを使用),記録されていないアクションは自動的に削除されます。記録されていないアクションとは,インポートしたアクション,名前を変更したアクション,手動で追加したアクションなどです。

注:  

  • Flex または Java over HTTP 仮想ユーザ・スクリプトのコード生成段階中にエラーが発生した場合,VuGen では,[エラー]ペインにエラーが表示されます。[エラー]ペインには,各エラーに関する詳細と推奨アクションが表示されます。推奨アクションに従い,スクリプトを再生成します。
  • LoadRunner では,JDK 7 で記録されたスクリプトの再生成機能はサポートされません。

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