仮想ユーザ・スクリプト・テンプレートの作成
このトピックでは,スクリプトのテンプレートとして仮想ユーザ・スクリプトを保存する方法と,スクリプト・テンプレートを操作する方法について説明します。
ユーザ定義テンプレートについて
特有の構成のスクリプトをユーザ定義テンプレートとして保存できます。作成した後は,スクリプトを作成する際の原形としてこのテンプレートを使用できます。
ユーザ定義のテンプレートでは,次のファイルとデータがサポートされています。
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実行環境設定
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パラメータ
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追加ファイル
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アクション
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スナップショット
記録オプションや一般オプションなどの汎用設定は,特定のスクリプトとは関係がないため,サポートされていません。
仮想ユーザ・スクリプト・テンプレートの作成
- VuGen でスクリプトを開きます。
- [ファイル]>[ユーザ定義のテンプレート]>[テンプレートにエクスポート]を選択します。
- テンプレートの名前と場所を入力します。
- [OK]をクリックしてテンプレートを作成します。
テンプレートからの仮想ユーザ・スクリプトの作成
[ファイル]>[新規スクリプトおよびソリューション]>[VuGen]>[ユーザ テンプレート]を選択し,テンプレート・ファイル(少なくとも 1 つのテンプレートを作成した後にのみ表示される)を選択します。
仮想ユーザ・スクリプト・テンプレート名の変更
- [ファイル]>[ユーザ定義のテンプレート]>[エクスプローラから管理]を選択します。
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[エクスプローラ]ダイアログ・ボックスで,次の操作を行います。
- コンテンツ・ファイル名の変更(.zip)
- 説明ファイル名の変更(.xpt)
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テキスト・エディタを使用して .xpt ファイルの次のタグを変更します。
- Name タグ:
<Name
>NewName
</Name>
- File タグの src プロパティ:
<File name="template_temp.zip" src="
NewName
.zip" binary="True" />
- Name タグ:
テンプレート・ガイドライン
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特定のプロトコル用にスクリプトを設定し,そのスクリプトをテンプレートとして保存した場合,そのテンプレートに基づくほかのスクリプトは,そのプロトコルでのみ機能します。
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テンプレートを作成した後は,そのテンプレートを VuGen で直接編集することはできません。変更を加えるには,テンプレートを開いて別の名前を付けて再び保存するか,既存のテンプレートを上書きします。
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テンプレートから元のスクリプトを再生成すると,手動で加えた変更はすべて失われます。
関連項目: