実行環境設定
実行環境設定とは,仮想ユーザ・スクリプトの実行方法を定義したものであり,スクリプトを記録する前または後に設定できます。これらの設定は,仮想ユーザ・スクリプト・フォルダ内のファイルに保存されます。実行環境設定は,VuGen,Controller,LoadRunner Enterprise,Business Process Monitor を使用してスクリプトを実行するときに仮想ユーザに適用されます。
実行環境設定の設定により,さまざまなユーザ・アクティビティをエミュレートできます。たとえば,サーバの出力にすぐに応答するユーザをエミュレートすることも,作業を停止して考えてから応答するユーザをエミュレートすることもできます。仮想ユーザによる一連のアクションの反復回数も指定できます。
使用しているプロトコルに応じて,実行環境設定のさまざまな組み合わせが表示されます。詳細については,「実行環境の設定」を参照してください。
実行環境設定を JSON ファイルにエクスポートして別のスクリプトにインポートすれば,スクリプトごとに実行環境設定を繰り返す必要はありません。詳細については,「実行環境設定のインポートおよびエクスポート」を参照してください。