キャプチャしたトラフィック・ファイルの分析による仮想ユーザ・スクリプトの作成
注: このタスクは,次の仮想ユーザ・タイプに適用されます。Web - HTTP/HTML,Flex,SAP - Web,および Siebel - Web。
このトピックでは,既存のネットワーク・トラフィック・ファイル(キャプチャ・ファイル)を使用して,仮想ユーザ・スクリプトを生成する方法について説明します。この方法は,モバイル・アプリケーション上のアクティビティをエミュレートする仮想ユーザ・スクリプトを作成する場合に役立ちます。
注:
- HAR ファイル・エントリには,startedDateTime フィールドを含める必要があります。
- 以下に説明する手順に加えて,Windows エクスプローラでキャプチャされたトラフィック・ファイル(.pcap,.cap,.saz,または .har)を右クリックし,[Create VuGen script]を選択して仮想ユーザ・スクリプトを作成できます。
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VuGen で新しい仮想ユーザ・スクリプトを作成します。
この機能は,このトピックの一番上にある注に記載されている仮想ユーザ・プロトコルでのみ使用できます。
- [記録の開始]をクリックして[記録の開始]ダイアログ・ボックスを開きます。
- 記録方法のリストから,[キャプチャされたトラフィック ファイルの分析]を選択します。
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キャプチャ・ファイル(pcap,cap,saz(Fiddler),または har)を探して選択します。
Windows,Linux,モバイル環境で新しいキャプチャ・ファイルを作成する方法の詳細については,「PCAP ファイルの作成」を参照してください。
- クライアント側フィルタを指定します。これは,仮想ユーザ・スクリプトを生成するためにそのトラフィックを使用するクライアントの IP アドレスです。通常は,VuGen によってキャプチャ・ファイルが解析され,クライアント側のフィルタが検出されます。
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[記録オプション]>[マッピングとフィルタ]をクリックすることで,サーバサイドのフィルタを指定する記録オプションを使用できます。
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分析対象のサーバの SSL 属性のリストを追加します。[追加],[編集],および[削除]ボタンを使用して,リスト内のエントリを管理します。[追加]ボタンをクリックすると[SSL 属性の追加]ダイアログ・ボックスが開いて,サーバを追加し,必要に応じて IP アドレス,ポート,証明書ファイル,パスワードを指定できます。
注: SSL 属性リストは,SSL データが含まれ,証明書が必要な pcap キャプチャ・ファイルを選択した場合にのみ表示されます。このリストは,har および saz ファイルでは使用できません。代わりに,Fiddler から SSL を設定します。
- [記録の開始]をクリックします。VuGen がキャプチャ・ファイルを解析し,仮想ユーザ・スクリプトを生成します。
関連項目: