注: 非同期通信をサポートするプロトコルのリストについては，「64 ビットの記録，非同期，および IPv6 に対するプロトコル・サポート」を参照してください。
VuGen は，非同期スキャンを実行するときに，仮想ユーザ・スクリプトに含まれている非同期会話のいくつかを正しく認識できない場合があります。また，VuGen が通常の同期ステップを非同期会話の一部として誤って分類する場合もあります。こうした両方のシナリオの修正に役立てるため，非同期ルールを定義して，非同期スキャン中の指定 URL への要求の分類方法を指定できます。
非同期ルールはポジティブまたはネガティブです。
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ポジティブ: VuGen が仮想ユーザ・スクリプトに含まれている非同期会話を認識できない場合は，ポジティブな非同期ルールを実装して，VuGen が非同期動作を特定できるようにします。
シナリオ: プッシュ非同期会話の一部として認識されている http://www.true-async.com/push_example.aspx に続く URL を VuGen がプッシュ非同期会話として認識していません。この場合，ポジティブ・ルールを追加して，VuGen がプッシュ非同期会話を正しく特定できるようにします。スクリプトを再生成すると，非同期スキャンにより追加したルールが適用され，http://www.true-async.com/push_example.aspx で始まるすべての URL がプッシュ非同期会話の一部として含められます。
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ネガティブ: VuGen が通常の同期ステップを非同期会話として誤って分類した場合は，ネガティブな非同期ルールを実装して，VuGen が非同期動作として誤って特定しないようにします。
シナリオ: http://www.not-async.com/ 以下のすべての URL を VuGen がポーリング会話として認識しています。実際にはこれらの URL は非同期会話ではありません。この場合，ネガティブな非同期ルールを追加して，VuGen が誤って非同期動作を認識しないようにします。スクリプトを再生成すると，非同期スキャンにより追加したルールが適用され，http://www.not-async.com/ で始まるすべての URL がプッシュ非同期会話の一部として分類されません。
非同期ルールの実装方法の詳細については，「非同期ルールの追加」を参照してください。
