非同期仮想ユーザ・スクリプトを作成する

注:  

仮想ユーザ・スクリプトを新規作成する

  1. VuGen ツールバーの[新規スクリプト]ボタンをクリックします。
  2. Web - HTTP/HTML],または非同期通信をサポートするその他の仮想ユーザ・プロトコルのうち 1 つを選択します。
  3. 作成]をクリックします。VuGen によって基本となる仮想ユーザ・スクリプトが作成されます。

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非同期スキャンを有効にする

  1. [記録]>[記録オプション]を選択します。
  2. 一般]の下で[コード生成]を選択します。
  3. 非同期スキャン]チェック・ボックスが選択されていることを確認します。これにより,記録した後で仮想ユーザ・スクリプトをスキャンし,非同期通信を探して,適切な非同期機能を挿入するよう VuGen に指示します。

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一般的な VuGen 記録プロセスを使用してビジネス・プロセスを記録する

  1. VuGen ツールバーの[記録]をクリックします。
  2. [記録の開始]ダイアログ・ボックスで必要な情報を入力し,[記録の開始]をクリックします。
  3. 仮想ユーザがエミュレートするビジネス・プロセスを実行し,浮動ツールバーの[記録を停止]をクリックします。

    注: VuGen が仮想ユーザ・スクリプトで非同期動作を正常に特定できるようにするには,非同期通信に,少なくとも最低限必要な数のクライアント要求とサーバ応答が含まれている必要があります。詳細については,「非同期通信タイプ - 要求および応答シーケンス」 を参照してください。

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仮想ユーザを生成,スキャン,変更する

  1. 記録を停止]をクリックすると,VuGen によって仮想ユーザ・スクリプトが生成されます。
  2. 仮想スクリプトを生成したら,VuGen は生成されたスクリプトをスキャンして非同期通信のインスタンスを探します。
  3. VuGen が非同期通信のインスタンスを検出すると,VuGen はスクリプトを実行して非同期動作をエミュレート出来るようにスクリプトを変更します。詳細については,「VuGen が非同期通信用に仮想ユーザ・スクリプトを変更する方法」 を参照してください。
  4. デザイン・スタジオが起動します。[非同期]タブをクリックします。[非同期]タブには,VuGen が仮想ユーザ・スクリプトで見つけた非同期通信のすべてのインスタンスのリストが表示されます。

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VuGen がスクリプトに対して行った変更内容を確認する

デザイン・スタジオの[非同期]タブに表示された各非同期会話について,次のタスクを実行します。

  1. 仮想ユーザ・スクリプトをエディタで開きます。
  2. 非同期会話を開始する web_reg_async_attributes ステップを探します。web_reg_async_attributes ステップが非同期会話の最初にあることを確認します。
  3. web_reg_async_attributes ステップの URL パラメータが web_reg_async_attributes ステップに続くアクション・ステップで指定された URL の 1 つと同じであることを確認します。

    web_reg_async_attributes ステップの詳細については,「非同期会話の開始の定義」を参照してください。

  4. web_reg_async_attributes ステップの前のステップ・コメントに TODO トークンが含まれている点に注意してください。TODO トークンは,AsyncCallbacks.c 追加ファイルの関連コールバック実装を確認する必要があることを示します。

  5. 非同期会話を終了する web_stop_async ステップを探します。web_stop_async ステップが非同期会話の最後にあることを確認します。
  6. 必要に応じて web_stop_async ステップが実行されることを確認します。詳細については,「非同期会話の終了の細かい調整」 を参照してください。

    web_stop_async ステップの詳細については,「非同期会話の終了の定義」を参照してください。

  7. コールバック実装を確認して,必要に応じてスクリプトに変更を加えます。詳細については,「コールバックの実装」 を参照してください。
  8. すべてのカウンタ・パラメータと複雑な文字列パラメータが適切に設定されていることを確認します。こうしたそれぞれのパラメータについて,TODO コメントが存在していて[タスク]ペインに一致するタスクがある点に注意してください。詳細については,「URL の解析」 を参照してください。
  9. スクリプト開発プロセスを完了するために必要なそれぞれのアクションの[タスク]ペインを確認します。こうしたアクションには,コールバック実装の検証や特定のパラメータの実装の検証が含まれる場合があります。

  10. すべてのパラメータを適切に初期化したら,スクリプトを実行して,予期したとおりに非同期会話が実行されることを確認します。

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