[結果の収集]タブ([オプション]ダイアログ・ボックス)
このタブでは,Analysis が負荷テスト・シナリオの結果データを処理する方法を定義できます。
利用方法
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[ツール]>[オプション]>[結果の収集]タブ |
重要情報 |
このタブのオプションは,標準設定であらかじめ定義されています。変更する必要が特にない場合は,これらの標準設定を使用することをお勧めします。一部の設定(標準設定の集計など)を変更すると,Analysis データベースに保存されるデータ量に大きく影響する可能性があります。 |
関連項目 |
ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。
UI 要素 |
説明 |
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データ・ソース |
この領域では,Analysis が負荷テスト・シナリオから結果データを生成する方法を設定します。 完全データとは,Analysis での使用のために処理が行われた処理済みの結果データのことです。サマリ・データとは,未処理のデータのことです。サマリ・グラフには,トランザクションの名前や時間などの一般情報が含まれています。「サマリ・データと完全データ」の詳細については,下記を参照してください。 次のオプションのいずれかを選択します。
注: 完全データを生成するためのオプションのいずれかを選択した場合,[データ集計]領域で Analysis が完全データを集計する方法を定義できます。 |
データ集計 |
[データ ソース]領域で完全データを生成するように選択した場合,この領域を使用して Analysis がデータを集計する方法を設定します。 データの集計は,大規模なシナリオでデータベースのサイズを縮小し,処理時間を削減するために必要です。 次のオプションのいずれかを選択します。
[集計の設定]ボタンをクリックして[データ集計の設定]ダイアログ・ボックスを開き,カスタム集計設定を定義します。ユーザ・インタフェースの詳細については,「[データ集計の設定]ダイアログ・ボックス([結果の収集]タブ)」を参照してください。 |
データの時間範囲 |
この領域で,シナリオの実行時間全体のデータを表示するのか,指定の時間範囲のデータのみを表示するかを指定します。次のオプションのいずれかを選択します。
注: [指定したシナリオの時間範囲]設定は[仮想ユーザの接続と実行]グラフには適用されません。 |
Controller 出力メッセージを Analysis セッションにコピー |
Controller 出力メッセージは,Analysis の[出力メッセージ]ウィンドウに表示されます。Controller によって生成される出力メッセージを Analysis セッションにコピーするには,次のいずれかのオプションを選択します。
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[結果の収集]タブの設定を現在のセッションに適用するには,このボタンをクリックします。Controller 出力データは,Analysis セッションが保存されるときにコピーされます。 |
サマリ・データと完全データ
100 MB を超える大規模な負荷テスト・シナリオでは,Analysis でのデータ処理に時間がかかることがあります。Analysis が負荷テスト・シナリオから結果データを生成する方法を設定する場合,完全データを生成するのか,サマリ・データを生成するのかを選択できます。
完全データとは,Analysis での使用のために処理が行われた処理済みの結果データのことです。
サマリ・データとは,未処理のデータのことです。サマリ・グラフには,トランザクションの名前や時間などの一般情報が含まれています。フィールドの中には,サマリ・グラフを使った作業を行っているときにフィルタリングの対象にできないものもあります。
サマリ・データのみを表示している場合,一部のグラフは使用できません。
関連項目: