このページを共有
Windows リソース・モニタ
Windows リソース・モニタには，シナリオ実行中の Windows リソース使用状況が表示されます。このモニタ・グラフを使用して，さまざまなシステム・リソースにおける仮想ユーザの負荷の影響を特定できます。
Windows リソースの監視
Windows リソース・モニタには，シナリオ実行中に測定された Windows リソースが表示されます。利用可能な測定値は，Windows のパフォーマンス・モニタに組み込まれているカウンタに対応しています。
標準設定では，ネイティブの LoadRunner Professional モニタ・エンジンを使用して Windows リソースが監視されます。
SiteScope モニタ・エンジンを使用する場合は，SiteScope がサーバにインストールされていることを確認してください。SiteScope は，Controller と同じサーバまたは専用のサーバにインストールできます。
Windows ドメイン・セキュリティが使用されていないリモート Windows サーバを監視する場合，リモート Windows サーバで Controller を認証する必要があります。Controller を認証するには，アカウントを作成するか，リモートの監視対象 Windows マシンへのログオンに使用するパスワードとユーザ名と一致するように，Controller へのログオンに使用するアカウントのパスワードを変更します。リモート Windows マシンが別のマシンのリソースを要求するときには，リソースの要求元マシンのログインユーザ名とパスワードが送信されます。
注: Windows による制限のため，制限ユーザ（管理者以外のユーザ）は，リモート・マシンから Windows リソース・カウンタを使用して監視を有効にすることはできません。管理者権限でログインし，リモート・マシンでリモート・レジストリ・サービスが実行されていることを確認してください。
［Windows リソースの測定値を追加］ダイアログ・ボックス
このダイアログ・ボックスでは，監視する Windows リソースを選択できます。
利用方法
|
Windows リソース・グラフを右クリック >［測定値の追加］
［Windows リソース］ダイアログ・ボックスの［リソース測定場所］セクションで，［追加］をクリックします。
|
| 関連タスク |
ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。
| UI 要素 |
説明 |
|---|---|
| 説明 | 選択したカウンタの説明が表示されます。 |
| カウンタ/測定値 |
監視対象のリソース・カウンタ/測定値。複数のカウンタを選択するには，CTRL キーを使用します。測定値の説明については，ダイアログ・ボックス下部にある［説明］ボックスを参照してください。
|
| インスタンス |
選択したカウンタの複数のインスタンスが実行されている場合，選択したカウンタに対して監視する 1 つ以上のインスタンスを選択します。
|
| オブジェクト |
指定した Windows マシンの監視対象のオブジェクト。
|
| 新しい正規表現の入力 | 正規表現を入力し，使用可能な正規表現のリストに追加します。正規表現は，選択したオブジェクトとカウンタ/測定値の一致するインスタンスを検索し，動的に監視するために使用されます。 |
| 選択済み | ドロップダウン・リストから正規表現を選択します。選択した正規表現のパターンに一致するすべてのインスタンスが，（シナリオ実行中など）後で開かれる新しいインスタンスも含め，リソース測定値のリストに動的に追加されます。 |
関連項目:
