[Load Generator の設定]>[Linux 環境]タブ

このタブでは,各 Linux Load Generator のログイン・パラメータとシェル・タイプを設定できます。

利用方法
[Controller]ツールバー > >追加]または[詳細
重要情報
  • 仮想ユーザを実行している,またはファイアウォール越しの監視を行っている Load Generator の場合,このタブは使用できません。

  • Load Generator が Linux プラットフォームにある場合にのみ編集できます。

関連タスク

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明
ログイン
Linux 環境にログインするためのユーザの資格情報は次のとおりです。
  • 名前: Load Generator が Linux ベースの場合に,Load Generator のログイン情報を設定します。

    標準設定: LoadRunner Professional は Windows ユーザ名を Linux ログイン用に使用します。つまり,Windows ログイン名が lrunner の場合,Controller は lrunner として Load Generator にログインします。別のログイン名を使って Linux 環境の Load Generator にログインするには,[名前]を選択して,使用する Linux ログイン名を指定します。

    このオプションを使用すれば,たとえば bill として Windows Controller にログインし,mike として Linux Load Generator に接続することもできます。ただし,mike が bill に対し,mike のログイン名を使ってログインすることを許可している必要があります。そのためには,mike の .rhosts ファイルの先頭に「+ bill」という行を追加する必要があります。
  • ログイン名に小文字を使用する: Linux オペレーティング・システムとの間で大文字と小文字の区別が原因で問題が起きるのを回避するために,LoadRunner Professional に対して,ログイン時に小文字の名前を使用するように指示します。

  • ローカル・ユーザ: (エキスパート・モードのみ)rsh シェルを使用する Linux Load Generator は,セキュリティ上の理由から現在の Windows ユーザとして接続を確立します。rsh を「ごまかし」て,現在の Windows ユーザとは別のユーザとしてログインするためには,[ローカル ユーザ]を選択し,Linux ログイン名を入力します。ローカル・ユーザ名の変更は,rsh のセキュリティを侵害します。したがって,このオプションは,リモート・マシンへの接続に問題が発生した場合に限って使用してください。

シェル環境設定
リモート Linux Load Generator の Linux シェル設定。
標準設定: Controller は,rsh(リモート・シェル)を使用せずに Linux Load Generator にリモートで接続します。
  • RSH を使用しない: RSH を使用せずにリモート Load Generator に接続します。この場合,Load Generator でエージェント・デーモンを手動でアクティブにする必要があります。

    注: RSH を使用して接続する場合,このチェック・ボックスをオフにし,Load Generator 上で RSH が有効になっていて,エージェント・デーモンが実行されていないことを確認します。エージェント・デーモンが実行されている場合,LoadRunner Professional ルート>/bin フォルダから次のコマンドを実行して停止します。m_daemon_setup -remove

  • 標準設定のシェル: Linux Load Generator の標準設定のシェル: csh(標準設定の C シェル),bsh(Bourne シェル),または ksh(Korn シェル)。

    Load Generator を使用するには,Linux の起動設定ファイルに特定の環境変数を含める必要があります。詳細については,「Linux 環境変数」 を参照してください。
  • 初期化コマンド: Linux システムにログインするときに LoadRunner Professional が使用するコマンド・ライン・オプション。この初期化コマンドは,シェルの起動時に実行されます。

    例: ksh を選択して,次の初期化コマンドを使用できます。source .profile;

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