[ネットワーク プロファイル マネージャ]ダイアログ・ボックス

このダイアログ・ボックスでは,Load Generator のネットワーク・プロファイルを設定できます。プロファイルごとに,ファイアウォール越しの通信や,LoadRunner Data Hub を介した通信を有効にできます。また,Load Generator および MI Listener で使用されるポートをカスタマイズできます。

利用方法
次のいずれかの処理を行います。
  • [Load Generator]ダイアログ・ボックス
    1. Controller のツールバー >[Load Generators]
    2. [Load Generators]ダイアログ・ボックスで,[追加]または[詳細]をクリックします。
    3. 接続]タブを選択します。
    4. ネットワーク プロファイル マネージャ]をクリックします。
  • [ツール]>[ネットワーク プロファイル マネージャ]
重要情報
  • Load Generator が接続されている場合は,プロファイルの値を変更できません。Load Generator を切断するには,Load Generator を選択し,[切断]をクリックします。Load Generator のステータスが[ダウン]に変わり,設定を変更できるようになります。

  • ネットワーク・プロファイル名には,英語文字のみ使用することができます。

関連タスク

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明

プロファイル・ツールバー

リストのプロファイルを管理できます。
新規プロファイルを追加します。
選択したプロファイルを削除します。
選択したプロファイルを複製します。
選択したプロファイルを標準設定として設定します。
以前保存したプロファイルをインポートします。
選択したプロファイルを今後使用できるようにファイルにエクスポートします。
ネットワーク・プロファイル名 定義されたすべてのプロファイルのリストです。
Data Hub 設定

Data Hub プロファイル: このオプションを有効にすると,Controller は Data Hub を介して Load Generator と通信します。詳細については,「LoadRunner Data Hub と Web Connector のセットアップ」を参照してください。

TCP 経由でファイルを転送: (標準設定で有効)このオプションが有効になっている場合,LoadRunner Professional の優先されるファイル転送方法は,効率を重視した直接 TCP 接続を使用する方法です。

TCP 経由でファイルを転送するには,シナリオを実行する前に[シナリオの実行前にすべてのファイルをリモートホストに転送]オプションを Controller で有効にする必要があります。[ツール]>[オプション]を選択し,[実行時ファイル保管]タブで[シナリオの実行前にすべてのファイルをリモートホストに転送]を有効にします。

クラウドの設定 クラウドベースの Load Generator で使用されるネットワーク・プロファイルに対して,[クラウド プロファイル]オプションを有効にします。
[プロキシの設定]>[プロキシの使用]

プロキシ・サーバ経由で Load Generator にアクセスできます。

標準設定の HTTP プロキシ設定を使用:

  • Windows 上で実行する場合,Internet Explorer のプロキシ設定が使用されます。

    このオプションを使用するには,標準設定のブラウザを Firefox にできません。Firefox になっている場合は,Firefox をアンインストールしてから,別の標準設定のブラウザを選択します。

  • Linux 上で実行する場合,HTTP_PROXY または HTTPS_PROXY 環境変数のプロキシ値が使用されます。

    スクリプトを実行する Linux コンピュータ上で,環境変数を手動で作成する必要があります。

カスタム・プロキシ・サーバを使用: プロキシ・サーバの URL,ポート,および資格情報を指定します。

注: LoadRunner Professional は,基本認証と NTLM プロキシ認証をサポートしています。

接続モード

LoadRunner エージェント エージェントへの接続方法を示します。

  • Load Generator エージェントに直接接続: 指定したポート経由で Load Generator に直接接続します。標準設定のポートは 54345 です。

  • MI Listener 経由で接続: MI Listener 経由で Load Generator に接続します。これは Load Generator がファイアウォールの背後にある場合に役立ちます。Load Generator がファイアウォール越しに通信するために使用する MI Listener の名前ポートを指定します。標準設定のポートは 50500 です。

    注: Data Hub プロファイルの場合,選択した接続方法は,Data Hub を介した通信が非効率または不可能な場合に使用されます。

SSL サポートを有効にする

Controller と Load Generator 間のセキュア接続を有効にします。プロキシを使用している場合には,自動的に有効になります。

IPv6 サポートを有効にする Load Generator または MI Listener マシンとの IPv6 形式での通信を有効にします。有効にすると,Controller はホスト名を IPv6 に解決します。

先頭に戻る