[オプション]>[モニタ]タブ

このタブでは,トランザクション・モニタを有効にし,トランザクション・データの動作を設定して,オンライン・モニタについてデータ・サンプリング頻度,エラー処理,デバッグ,頻度設定を指定できます。

利用方法
[ツール]>[オプション]>[モニタ]タブ

関連タスク
関連項目

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明

標準設定

標準のタイムアウト値を設定します。
デバッグ
デバッグ メッセージを表示する]が選択されている場合,デバッグ関連のメッセージが[出力]ウィンドウに送信されます。
ネットワーク・モニタの場合,メッセージは,指定されたデバッグ・レベル(1 ~ 9)に従って送信されます。
エラー処理
LoadRunner Professional のエラー・メッセージの発行方法を制御します。
  • 出力ウィンドウにエラーを送信する

  • エラー・メッセージ・ボックスを表示する

送信
(エキスパート・モードのみ)
  • サマリ:収集されたデータのサマリを Controller に送信します。このオプションは,データの転送速度が重要である場合に使用します。

  • 未処理データ:すべてのデータを未処理のまま Controller に送信します。データを未処理のままで送信すると,データを処理する必要がないため時間を節約できます。ただし,すべてのデータが Controller に転送されるため,ネットワーク・トラフィックが増える可能性があります。

トランザクション・データ

トランザクション,データ・ポイント,Web リソースの各オンライン・グラフについて,データの動作を設定します。

  • トランザクション・モニタを有効にする:オンライン仮想ユーザ・トランザクション・モニタを有効にして,シナリオの開始時にトランザクションの監視が開始されるようにします。

  • 頻度:トランザクション,データ・ポイント,Web リソースの各オンライン・グラフを生成するために,オンライン・モニタがデータをサンプリングする頻度(単位は秒)。小さいシナリオの場合は,頻度を低くします(例: 1)。大きいシナリオの場合は,頻度を高くします(例: 3 ~ 5)。頻度の値を大きくすると,ネットワーク通信量が少なくなります。指定された間隔の間に発生したデータの平均値が算出され,単独の値として Controller に送信されます。

    標準設定値:5 秒


トランザクション・モニタの有効化/無効化と Web ページ診断の詳細については,「実行時およびトランザクションの監視」を参照してください。

注:

  • このオプションを無効にすると,リソースが節約されます。

  • シナリオの実行中,これらの設定は変更できません。モニタを無効にしたり,その頻度を変更したりするには,まずシナリオの実行を停止する必要があります。

リソースの監視

リソースの監視のサンプリング率を示します。

データ・サンプリング頻度:サンプリング頻度とは,連続する 2 件のサンプリングの間隔(秒単位)です。監視データ用に LoadRunner Professional がシナリオのサンプリングを行う頻度を入力します。サンプリング頻度の値を大きくすると,データを監視する頻度が少なくなります。標準の頻度は 3 秒です。

注:

  • このデータ・サンプリング頻度は,その後起動されるすべてのサーバ・モニタに適用されます。ただし,すでに実行中のサーバ・モニタには適用されません。新しいデータ・サンプリング頻度を実行中のサーバ・モニタにも適用するには,シナリオを保存して再度開きます。

  • 多くのモニタはこのフィールドに指定されている値を使用しますが,一部のモニタはここに指定されている値と異なるサンプリング頻度を使用する可能性があります。次に例を示します。

    • 最小頻度:一部のモニタは,最小サンプリング期間を制限しています。たとえば,Windows リソース・モニタは,最小サンプリング期間を 3 秒に制限しています。この値を 3 秒以下に設定しても,このモニタは 3 秒の間隔を使用します。
    • カスタム設定:その他のモニタは,Controller の設定を無視し,自分自身の設定ファイルで定義されているサンプリング頻度を使用します。たとえば,Oracle モニタの最小サンプリング頻度は 10 秒です。ここでサンプリング頻度を 10 秒未満に設定しても,Oracle モニタは 10 秒間隔でデータを監視し続けます。
Load Generator の監視 LG の監視を有効にする:(標準設定で有効)Controller がシナリオ中の Controller と Load Generator のリソース使用量を監視できるようにします。詳細については,「Controller および Load Generator のリソース・モニタ」を参照してください。

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