[オプション]>[タイムアウト]タブ

このタブでは,Load Generator に関連する特定のコマンドのタイムアウト値を指定できます。

利用方法
[ツール]>[オプション]>[タイムアウト]タブ

重要情報
LoadRunner Professional では,コマンドと仮想ユーザの経過時間についてタイムアウト時間を設定できます。
コマンドのタイムアウトは,各種の LoadRunner Professional コマンドに対する時間制限です。コマンドが Controller により発行されるときに,Load Generator または仮想ユーザがコマンドを実行するときの最長時間を設定します。タイムアウト時間内にコマンドが完了しないと,Controller がエラー・メッセージを発行します。
注: LoadRunner Professional は,アクティブな仮想ユーザの数がタイムアウト値に影響するという事実を認識します。たとえば,1000 仮想ユーザの初期化は,10 仮想ユーザの初期化よりかなり時間がかかります。LoadRunner Professional は,アクティブな仮想ユーザの数に基づき,指定したタイムアウト値に内部的な値を加算します。
関連タスク

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明

標準設定

標準のタイムアウト値を設定します。
コマンド・タイムアウト(秒)
タイムアウトをチェックする]が選択されている場合,この領域では,コマンドが Controller から発行された後で LoadRunner Professional が Load Generator と仮想ユーザのステータスをどのように監視するかが定義されます。Load Generator または仮想ユーザが指定されたタイムアウト時間内にコマンドを完了しなかった場合,Controller がエラー・メッセージを発行します。
タイムアウトをチェックする]が選択されていない場合,LoadRunner Professional は,Load Generator が接続および切断するまで,および[初期化],[実行],[一時停止],[停止]コマンドが実行されるまで無期限に待機します。
コマンド・タイムアウト: Load Generator
  • 接続: Load Generator に接続するまでに LoadRunner Professional が待機する制限時間。接続がこの制限時間内に成功しなかった場合,Load Generator のステータスは[失敗]に変わります。

    標準設定値: 120 秒。
  • 切断: Load Generator から切断するまでに LoadRunner Professional が待機する制限時間。切断がこの制限時間内に成功しなかった場合,Load Generator のステータスは[失敗]に変わります。

    標準設定値: 120 秒。
コマンド・タイムアウト: 仮想ユーザ
  • 初期化: Initialize コマンドのタイムアウト値。

    標準設定値: 180 秒。
  • 実行: Run コマンドのタイムアウト値。

    標準設定値: 120 秒。
  • 一時停止: Pause コマンドのタイムアウト値。

    標準設定値: 120 秒。
  • 停止: Stop コマンドのタイムアウト値。

    標準設定値: 120 秒。
仮想ユーザ経過時間の更新間隔
[仮想ユーザ]ダイアログ・ボックスの[経過時間]カラムに表示される値が LoadRunner Professional によって更新される頻度。
標準設定値: 4 秒。
例: 仮想ユーザを選択して[初期化]ボタンをクリックすると,LoadRunner Professional は,仮想ユーザのステータスが 180 秒以内(標準設定の[初期化]タイムアウト時間)に[準備完了]になったかどうかを検査します。このステータスになっていない場合,Controller は Init コマンドがタイムアウトしたことを示すメッセージを発行します。

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