ファイアウォール越しの LoadRunner エージェント の設定
ファイアウォール越しに実行する各 Load Generator マシン,および各 Monitor-Over-Firewall マシン上で,MI Listener と通信するように LoadRunner エージェントを設定します。MI Listener は,Load Generator と Controller の間のルータとして機能します。
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Windows LoadRunner エージェントを設定する。
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システム・トレイでアイコンを右クリックして[閉じる]を選択し,「[エージェント設定]ダイアログ・ボックス」で説明しているように[エージェント設定]ダイアログ・ボックスのオプションを設定して LoadRunner エージェントを停止します。
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デスクトップのショートカットをダブルクリックして LoadRunner エージェントを再起動します。
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Linux LoadRunner エージェントを設定および実行する。
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テキスト・エディタで<LoadRunner のルート・フォルダ>/dat/br_lnch_server.cfg を開きます。
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[FireWall]セクションで,
FireWallServiceActive
を1
に設定し,変更を保存します。 -
<LoadRunner のルート・フォルダ>/bin フォルダから agent_config を実行し,アクションのメニューを表示します。
1. 現在の設定を表示します。
2. 設定を変更します。
3. 変更を保存して終了します。
4. 保存しないで終了します。
5. 標準設定値を使用します。注: agent_config が上記のメニューを表示しない場合は,可能な解決策について「ファイアウォールの既知の問題」を参照してください。
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「
1
」を入力して,現在の設定を表示します。Settings:
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1. MI Listener 名 =
2. ローカル・マシン・キー =
3. 接続タイムアウト(秒)= 20
4. 接続の種類 = TCP
5. セキュア接続を使用(SSL)= False
6. サーバ証明書を確認 = False
7. クライアント証明書の所有者 = False
8. 秘密鍵のユーザ名 =
9. 秘密鍵パスワード =
10. プロキシ名 =
11. プロキシ・ポート =
12. プロキシ・ユーザ名 =
13. プロキシ・パスワード =
14. プロキシ・ドメイン =
メニュー:
1. 現在の設定を表示します
2. 設定を変更します。
3. 変更を保存して終了します。
4. 保存しないで終了します。
5. 標準設定値を使用します。 -
設定を変更するには,「
2
」を入力して設定メニューを表示します。Settings:
-----------
1. MI Listener 名 =
2. ローカル・マシン・キー =
3. 接続タイムアウト(秒)= 20
4. 接続の種類 = TCP
5. セキュア接続を使用(SSL)= False
6. サーバ証明書を確認 = False
7. クライアント証明書の所有者 = False
8. 秘密鍵のユーザ名 =
9. 秘密鍵パスワード =
10. プロキシ名 =
11. プロキシ・ポート =
12. プロキシ・ユーザ名 =
13. プロキシ・パスワード =
14. プロキシ・ドメイン =
変更する設定の番号を入力するか,0 を入力してメニューに戻ります。
設定を入力し,メニューの指示に従って先に進みます。各オプションを「[エージェント設定]>[設定]ダイアログ・ボックス」に従って設定します。
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LoadRunner エージェントを再起動する。
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LoadRunner エージェントを削除(オフ)するには,<LoadRunner のルート・フォルダ>/bin フォルダからコマンド「
m_daemon_setup -remove
」を実行します。 -
LoadRunner エージェントを開始するには,<LoadRunner のルート・フォルダ>\bin フォルダからコマンド「
m_daemon_setup -install
」を実行します。
注: LoadRunner エージェントをファイアウォール越しに実行するように設定し,そのエージェントを MI Listener に接続すると,LoadRunner エージェント・マシンの一時フォルダの中に,
<local_machine_key>_connected_to_MI_Listener
ファイルが作成されます。このファイルは,LoadRunner エージェントが MI Listener から切断されると削除されます。 -
関連項目: