[エージェント設定]ダイアログ・ボックス

このダイアログ・ボックスでは,Windows マシン上で LoadRunner エージェントを有効にし,設定することができます。

利用方法

LoadRunner Professional マシンで次のいずれかの操作を行います。

  • Windows の[スタート]メニューで「LoadRunner エージェント Configuration」を検索します。

  • <LoadRunner Professional のルート>\bin\AgentConfig.exe を実行します。

重要情報
  • LoadRunner エージェントがサービス(magentservice.exe)として実行されると,リモート・ネットワーク・ドライブに保存されたファイルや UNC パスが参照するファイル(スクリプトやパラメータ・ファイルなど)にはアクセスできません。この方法でファイルにアクセスするには,LoadRunner エージェントをプロセス(magentproc.exe)として実行します。

    回避策:ネットワーク共有にアクセスするには,ネットワークのアクセス権限を持つアカウントで Load Testing Agent サービスを実行するよう設定します。

  • LoadRunner エージェントをサービスとして実行し(magentservice.exe),[エージェント設定]を UAC 下の管理者または標準ユーザとして実行した場合,[OK]ボタンをクリックして Load Testing Agent サービスの再起動を試みると,「アクセスが拒否されました」という警告が発行されます。

    回避策:

    1. UAC がオフの場合,[エージェント設定]を管理者として実行します。
    2. 現在のユーザが管理者であるか,Load Testing Agent サービスを操作するための適切な権限を持ったユーザである場合,Service Manager(services.msc)に移動し,LoadRunnerAgent サービス(および LoadRunner Enterprise の場合は RemoteManagementAgent サービス)を手動で開始します。
    3. また,<LoadRunner Professional ルート>\bin\subinacl.exe を管理者として実行し,対象サービスのフル・アクセス権限をユーザ(以下の例では user1)に付与することもできます。例:
      LoadRunner Enterprise の場合:subinacl.exe /service LoadRunnerAgent /grant=user1
      LoadRunner Enterprise の場合:subinacl.exe /service RemoteManagementAgent /grant=user1

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明
ターミナル・サービスを有効にする
ターミナル・サーバで仮想ユーザの分配を有効にします。
LoadRunner アプリケーションがエージェントを検出する方法を選択

Agent と LoadRunner アプリケーション間の通信方法を選択できます。

  • 直接 TCP 通信経由:Agent と LoadRunner アプリケーション間の直接 TCP 通信を有効にします。

  • MI Listener 経由:MI Listener を介したファイアウォール越しの通信を有効にします。

    MI Listener 設定を行うには,このオプションを選択して,[設定]をクリックします。詳細については,「[エージェント設定]>[設定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

  • LoadRunner Data Hub 経由:LoadRunner Data Hub を介した通信を有効にします。

    Data Hub の設定を行うには,このオプションを選択して,[設定]をクリックします。詳細については,「[Data Hub設定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

接続のテスト Data Hub の設定をテストし,接続が成功することを確認します。

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関連項目: