ファイアウォール越しのセキュアな通信

MI Listener によって公開鍵が LoadRunner エージェントに送られるとき,Listener の証明書(サーバ・サイド証明書)も必ず送られます。LoadRunner エージェントは,受信した証明書を認証するように設定することもできます。エージェントが証明書を認証するように設定されている場合,送信者が実際に自分が主張しているマシンであるかどうかを検証できます。

  • 証明書の IP アドレスと送信元の IP アドレスを比較する。

  • 有効期限を確認する。

  • 証明書に含まれている認証局のリストの中でデジタル署名を探す。

MI Listener では,セッションの任意の時点で LoadRunner エージェントから証明書(クライアント・サイド証明書)を送信する必要がある場合もあります。このオプションは,「[MI Listener の設定]ダイアログ・ボックス」で設定できます。

LoadRunner エージェントが証明書を所有している場合は,同じ認証プロセスで MI Listener に証明書が送信されます。エージェントが証明書を所有しない場合は,通信を継続できない場合があります。

関連項目: