ノイズ・シナリオ

Web パフォーマンス・テストには,次の方法でアプローチできます。

  • 複雑な仮想ユーザ・スクリプトを実行する負荷テストを作成します。これらのスクリプトによってビジネス・プロセスを実行し,また,トランザクション,複雑なフロー,チェックポイントなどの要素が含まれています。
  • 多数の(実際または仮想)ユーザに同じ URL に同時にアクセスさせることで,サーバに負荷をかけます。これは,一般的にノイズ・テストと呼ばれます。

最初のアプローチでは,VuGen または DevOps アドインを通じて生成された標準の仮想ユーザ・スクリプトを使用します。このスクリプトは,完全なビジネス・プロセスを実行して,測定値を収集します。テストの実行後に,Analysis グラフとレポートから意味のある情報を取得できます。

2 番目のアプローチ,ノイズ・テストでは,応答時間を特定し,サーバがクラッシュせずに負荷を処理できるかどうかを調べることのみ可能です。

LoadRunner Controller では,両方のタイプのシナリオを設定できます。標準およびノイズ・ジェネレータの両方のタイプの仮想ユーザを含む,単一のシナリオを作成できます。

ノイズ・ジェネレータ・シナリオは,[スクリプトの追加]ダイアログ・ボックスから設定します。ノイズ・ジェネレータ・タイプのスクリプトを選択し,アクセスするサーバの URL を指定します。シナリオの実行中に,これらの仮想ユーザはその URL に同時にアクセスします。

VuGen でノイズ・ジェネレータ・スクリプトを編集することはできません。

ユーザ・インタフェースの詳細については, 「[スクリプトの追加]ダイアログ・ボックス」 または「[グループの追加]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

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