証明書マネージャ

証明書マネージャ・ウィザードを使用して，CA および TLS（SSL）証明書をインストールおよび管理します。

このトピックの内容:

証明書マネージャを使用した証明書のインストール

証明書マネージャを使用して，ルート CA 証明書，中間 CA 証明書（必要な場合），TLS（SSL）証明書をインストールします。

証明書マネージャを使用して証明書をインストールするには，次の手順を実行します。

1. Controller で，［ツール］>［証明書マネージャ］を選択します。証明書マネージャが開き，［インストールされている証明書］ページが表示されます。

2. ［インストールされている証明書］ページで，［変更］をクリックします。［CA証明書の選択］ページが表示されます。

3. ルート CA 証明書を選択または作成します。

   1. ［CA 証明書の選択］ページで，リストからルート CA 証明書を選択します。必要なルート CA 証明書がリストに表示されない場合は，必要な証明書を作成またはインポートします。詳細については，「［CA証明書の選択］ページ」を参照してください。

   2. ［次へ］をクリックします。［SSL/中間証明書の選択］ページが表示されます。

4. 必要に応じて，1 つ以上の中間 CA 証明書を追加します。

   1. ［SSL/中間証明書の選択］ページで，［インポート］をクリックします。

   2. ［証明書のインポート］ページで，インポートするファイルを選択します。詳細については，「［証明書のインポート］ページ」を参照してください。

      完了したら，［インポート］をクリックします。

   3. ［次へ］をクリックします。新しい［SSL/中間証明書の選択］ページが開き，チェーン内の次の証明書を選択します。

   別の中間 CA 証明書を証明書チェーンに追加する必要がある場合は，ステップ 4 を繰り返します。

5. TLS（SSL）証明書を選択または作成します。

   1. ［SSL/中間証明書の選択］ページで，リストから TLS（SSL）証明書を選択します。必要な証明書がリストに表示されない場合は，必要な証明書を作成またはインポートします。詳細については，「［SSL/中間証明書の選択］ページ」を参照してください。

      注: セキュリティを強化するために，マシンごとに個別の TLS（SSL）証明書を作成してインストールすることをお勧めします。

   2. ［次へ］をクリックします。［証明書のインストール］ページに，インストール用に選択した証明書のリストが表示されます。

6. 証明書のリストを確認し，［完了］をクリックします。証明書が LoadRunner Professional マシンにインストールされ，［インストールされている証明書］ページが表示されます。

   ヒント: インストール後，［検証］をクリックして証明書チェーンを検証できます。

7. LoadRunner エージェント・サービスを再起動します。

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証明書マネージャ・ウィザード

証明書マネージャ・ウィザードでは，CA および TLS 証明書をマシンにインストールし，管理するプロセスをガイドします。証明書マネージャには，次のページが含まれています。

［インストールされている証明書］ページ

マシンに現在インストールされている証明書を表示します。

UI 要素	説明
＜証明書リスト＞	マシンに現在インストールされている証明書のリスト。 証明書マネージャで LoadRunner 証明書がまだ追加されていない場合，このページには標準設定の証明書が表示されます。
検証	クリックしてマシンにインストールされている証明書チェーンを検証します。
変更	クリックしてマシンにインストールする別の証明書を選択します。 詳細については，「［CA証明書の選択］ページ」を参照してください。
閉じる	クリックして証明書マネージャを閉じます。

［CA証明書の選択］ページ

CA 証明書を管理し，マシンにインストールする証明書を選択します。

UI 要素	説明
＜証明書リスト＞	マシンで現在利用可能なルート CA 証明書のリスト。
新規	クリックして新規ルート CA 証明書を作成します。 詳細については，「［新規証明書の作成］ページ」を参照してください。
削除	クリックして証明書のリストから選択した証明書を削除します。この操作により，選択した証明書に関連付けられている中間 CA 証明書および TLS（SSL）証明書も削除されます。 注:証明書がインストールされている場合，このリストから証明書を削除しても，マシンからアンインストールされることはありません。
エクスポート	クリックして選択した証明書とその秘密鍵をエクスポートします。 詳細については，「［証明書のエクスポート］ページ」を参照してください。
インポート	クリックして LoadRunner Professional で使用するルート CA 証明書をインポートします。 詳細については，「［証明書のインポート］ページ」を参照してください。

［SSL/中間証明書の選択］ページ

TLS（SSL）証明書および中間 CA 証明書を管理し，マシンにインストールする証明書を選択します。

UI 要素	説明
＜証明書リスト＞	選択済みの親 CA 証明書の利用可能な TLS（SSL）証明書と中間 CA 証明書のリスト。
新規	クリックして選択済みの親 CA 証明書にリンクされた新しい TLS（SSL）証明書を作成します。 詳細については，「［新規証明書の作成］ページ」を参照してください。 注:親 CA 証明書の秘密鍵を提供しない場合，このオプションは無効になります。
削除	クリックして証明書のリストから選択した証明書を削除します。選択した証明書がチェーンの一部である場合，選択した証明書に依存するすべての証明書も削除されます。
エクスポート	クリックして選択した証明書とその秘密鍵をエクスポートします。 詳細については，「［証明書のエクスポート］ページ」を参照してください。
インポート	クリックして TLS（SSL）証明書または中間 CA 証明書をインポートして，選択済みの親 CA 証明書にリンクします。 詳細については，「［証明書のインポート］ページ」を参照してください。

［新規証明書の作成］ページ

詳細を入力して，新しい証明書を作成します。

UI 要素	説明
組織名	（必須）組織，会社，団体の正式名称。
共通名	（必須）保護する完全修飾ドメイン名。
国名	組織が存在する国の 2 文字の ISO コード。
発効日	証明書の有効期間の開始日。
失効日	証明書の有効期間の満了日。この日付は，［発効日］フィールドの日付より後である必要があります。

［証明書のインポート］ページ

LoadRunner Professional で使用する証明書をインポートします。

UI 要素	説明
証明書	クリックしてインポートする証明書を選択します。
秘密鍵	クリックして選択済みの証明書の秘密鍵ファイルを選択します。 注: CA 証明書をインポートする場合，秘密鍵はオプションです。CA 証明書をインポートするときに秘密鍵を含めないと，この CA 証明書を使用して新しい TLS（SSL）証明書を生成することはできません。
パスワード	選択した秘密鍵ファイルが暗号化されている場合は，パスワードを入力します。 秘密鍵がインポートされ，ランダムに生成されたパスワードで再度暗号化されます。元のパスワードは保持されません。

［証明書のエクスポート］ページ

証明書とその秘密鍵をエクスポートします。

UI 要素	説明
証明書	クリックしてエクスポート先の証明書ファイルの名前と場所を設定します。
秘密鍵	クリックしてエクスポート先の秘密鍵ファイルの名前と場所を設定します。
秘密鍵をパスワードで暗号化しますか?	クリックしてエクスポート先の秘密鍵をパスワードで暗号化します。
パスワード	秘密鍵の暗号化に使用するパスワードを入力します。

［証明書のインストール］ページ

インストール用に選択した証明書のリストを表示します。

UI 要素	説明
＜証明書リスト＞	インストール用に選択した証明書のリスト。
完了	クリックして一覧表示された証明書をインストールします。 詳細については，「［インストールされている証明書］ページ」を参照してください。

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関連項目:

• 「双方向 TLS（SSL）認証」
• 「コマンド・ライン・ユーティリティを使用した証明書の管理」
• 「ネットワークおよびセキュリティ・マネージャ」