Azure クラウドの証明書の作成

本項では,自己署名証明書を作成する方法について説明します。CA によって署名された証明書を作成するには,OpenSSL のドキュメントを参照してください。

自己署名証明書を作成するには,次の手順を実行します。

  1. 必須ソフトウェアをインストールします。

    1. Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x86)の最新バージョンをダウンロードおよびインストールします。
    2. OpenSSL の最新バージョンをダウンロードおよびインストールします。すべての標準設定を使用します。
  2. OpenSSL 環境を設定します。

    次のコマンドを実行します。

    1. set OPENSSL_CONF=C:\OpenSSL-Win32\bin\openssl.cfg
    2. cd C:\OpenSSL-Win32\bin
    3. openssl req -newkey rsa:2048 -new -nodes -x509 -days 3650 -keyout myazurekey.pem -out myazurekey.pem

    必要な情報を入力します。求められた場合,Enter キーを押して,各操作を確認します。C:\OpenSSL-Win32\bin フォルダに,myazurekey.pem という名前のファイルが作成されます。

  3. 証明書を作成します。

    次のコマンドを実行します。

    openssl x509 -inform PEM -in myazurekey.pem -outform DER -out myazurekey.cer

    myazurekey.cer ファイルが,C:\OpenSSL-Win32\bin フォルダに作成されます。

  4. 証明書を Azure マシンにアップロードします。

    Azure コンソールから[設定]>[管理証明書]ビューを使用して,myazurekey.cer ファイルを Azure にアップロードします。

  5. 証明書を Controller に追加します。

    Controller で,[ツール]>[クラウド アカウントを管理]を選択します。プロバイダとして[ Microsoft Azure]を選択し,証明書として myazurekey.pem ファイルを指定します。詳細については,「[クラウド アカウントを管理]ダイアログ・ボックス」 を参照してください。

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