Configuratorインタフェースを使用したSynchronizerのインストール
基本的な本稼動環境 (クラスターなし) では、Synchronizerの設定を入力するSynchronizerのConfiguratorインタフェースを使用することができます。
Synchronizerのインストールと起動
まず、Synchronizerをインストールし、Synchronizerサービスを開始します。
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/opt/sync/installで、適切なユーザーを使ってinstall.shスクリプトを実行します (必要に応じて、install.shを実行可能に設定します)。
注: install.shスクリプトを実行する前に、ALM Octaneが実行されていることを確認します。
sudoコマンドを使用してスクリプトをrootとして実行する場合は、rootユーザーに必要な環境変数 (主にJAVA_HOME) を設定するか、次のようにsudoコマンドで-Eオプションを使用します:
sudo -E ./install.sh
これにより、データベースの設定を行うセットアップツールが実行され、ディストリビューション内の各種設定ファイルに設定が入力されます。また、rootで実行した場合は、サービスがOSサービスとして登録されます。
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Synchronizerサービスを開始します。
<install_dir>/wrapper/octane-sync start
または、次のコマンドを実行します。
service octane-sync start
ConfiguratorインタフェースでのSynchronizerパラメーターの設定
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Configuratorインタフェースを開きます。
http://<Synchronizer host>:<Synchronizer port>/sync/ui/configurator
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各タブのフィールドに入力します。サービスの場所、一般、データベース、キャッシュ、Octane統合、セキュリティ。各フィールドの指示に従ってください。
各フィールドの詳細は、Synchronizerパラメーターリファレンスにもあります。
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検証の実行をクリックします。
エラーが返された場合は、関連するフィールドを修正してください。
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変更の保存をクリックして、パラメーター値をsync.ymlファイルに保存します。
バックアップ用に構成もエクスポートすることをお勧めします。
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サーバーの再起動をクリックするか、コマンドラインから次のコマンドを実行します。
service octane-sync restart
ヒント: Synchronizerを再起動し、ALM Octaneでサービスを有効にすると、右上隅の [設定] アイコンを使用して、Synchronizer内からいつでもConfiguratorにアクセスできます。
設定済みのALM Octaneサーバーにログインしている場合は、Configuratorを使用して設定を更新できます。Configuratorには、メンテナンスプロトコルおよびマイクロサービスサイト管理者のロールが割り当てられているALM Octaneユーザーがアクセスできます。
次のステップ