Configuratorインタフェースを使用したSynchronizerのインストール

基本的な本稼動環境 (クラスターなし) では、Synchronizerの設定を入力するSynchronizerのConfiguratorインタフェースを使用することができます。

Synchronizerのインストールと起動

まず、Synchronizerをインストールし、Synchronizerサービスを開始します。

  1. /opt/sync/installで、適切なユーザーを使ってinstall.shスクリプトを実行します (必要に応じて、install.shを実行可能に設定します)。

    注: install.shスクリプトを実行する前に、ALM Octaneが実行されていることを確認します。

    sudoコマンドを使用してスクリプトをrootとして実行する場合は、rootユーザーに必要な環境変数 (主にJAVA_HOME) を設定するか、次のようにsudoコマンドで-Eオプションを使用します: sudo -E ./install.sh

    これにより、データベースの設定を行うセットアップツールが実行され、ディストリビューション内の各種設定ファイルに設定が入力されます。また、rootで実行した場合は、サービスがOSサービスとして登録されます。

  2. Synchronizerサービスを開始します。

    <install_dir>/wrapper/octane-sync start

    または、次のコマンドを実行します。

    service octane-sync start

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ConfiguratorインタフェースでのSynchronizerパラメーターの設定

  1. Configuratorインタフェースを開きます。

    http://<Synchronizer host>:<Synchronizer port>/sync/ui/configurator

  2. 各タブのフィールドに入力します。サービスの場所、一般、データベース、キャッシュ、Octane統合、セキュリティ。各フィールドの指示に従ってください。

    各フィールドの詳細は、Synchronizerパラメーターリファレンスにもあります。

  3. 検証の実行をクリックします。

    エラーが返された場合は、関連するフィールドを修正してください。

  4. 変更の保存をクリックして、パラメーター値をsync.ymlファイルに保存します。

    バックアップ用に構成もエクスポートすることをお勧めします。

  5. サーバーの再起動をクリックするか、コマンドラインから次のコマンドを実行します。 

    service octane-sync restart

ヒント: Synchronizerを再起動し、ALM Octaneでサービスを有効にすると、右上隅の [設定] アイコンを使用して、Synchronizer内からいつでもConfiguratorにアクセスできます。

設定済みのALM Octaneサーバーにログインしている場合は、Configuratorを使用して設定を更新できます。Configuratorには、メンテナンスプロトコルおよびマイクロサービスサイト管理者のロールが割り当てられているALM Octaneユーザーがアクセスできます。

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