Microsoft Visual Studio IDEでの操作

ALM Octaneの作業をMicrosoft Visual Studio開発フレームワークから直接行うことができます。これには、Visual Studio用のALM Octaneプラグインのインストールが必要です。

概要

開発者はこのプラグインによって、ALM Octaneワークスペースへの接続、ALM Octane項目の表示、更新を実行できます。

このプラグインはオープンソースです。

このプラグインは、双方向の統合をサポートしています。

  • このプラグインは、ホストのVisual Studioアプリケーション内のデータをすべて更新します。

  • Visual Studioで行われた変更は、ALM Octaneのデータに影響を与えます。

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前提条件

  1. 使用するオペレーティングシステムがサポートされていることを確認してください。 

    • Windows 10、8、7

  2. 使用するソフトウェアがサポートされていることを確認してください。

    アプリケーション/プラグイン バージョン
    Microsoft Visual Studio

    2017および2019

    すべてのエディション: Community、Professional、Enterprise

    ALM Octane Visual Studioプラグイン

    12.55.7以降

    ALM Octane 12.55.7以降

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プラグインのダウンロードとインストール

Visual Studio Marketplaceからプラグインをダウンロードします。

  1. Visual Studio IDE内で、[Tools] > [Extensions and Updates] > [Online] > [Visual Studio Marketplace] を選択します。

    または、Visual Studio Marketplaceにアクセスします。

  2. ALM Octaneプラグインを検索します。画面の指示に従ってインストールします。

  3. ALM Octaneに接続に続きます。

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ALM Octaneへの接続

インストールが完了すると、新しい設定カテゴリがVisual Studioで利用可能になります。この領域を使用して、Visual StudioをALM Octaneに接続します。

  1. Visual Studioで、[Tools] > [Options] > [ALM Octane]を選択します。

  2. ALM OctaneサーバーのURLを入力します。URLには、関連するスペースとワークスペースのクエリパラメーターを含めることができます。その場合、スペースフィールドとワークスペースフィールドに自動的に入力されます。次のいずれかの形式が有効です。 

    • https://<server>:<port>
    • https://<server>:<port>/ui/?p=<spaceID>/<workspaceID>
  3. ブラウザでログインするか、IDEから直接ログインします。

    • ブラウザを使用してログインALM Octaneログインウィンドウが表示され、資格情報を入力することができます。このオプションは、非SSOとSSOの両方、フェデレーション環境、およびセッションタイムアウトに使用します。

      ヒント: ログインウィンドウで、ここをクリックしてシステムの標準設定ブラウザを使用リンクを使用して、ログイン用の認証ページを開くこともできます。資格情報を入力し、ブラウザを閉じると、ALM Octaneにログインします。

    • ユーザー名とパスワードでログインALM Octaneに直接ログインするためのクレデンシャルを入力します。このオプションは資格情報を保持するため、毎回資格情報を入力する必要はありません。

これにより、Visual Studio内からALM Octaneを使用できるようになります。

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ALM Octane項目で作業する

本項では、ALM OctaneペインALM Octaneを操作する方法について説明します。

  1. ALM Octaneペインを開きます。

    [View] > [Other Windows] > [ALM Octane] を選択します。ALM Octaneペインには、自分に割り当てられた作業が表示されます。チェックボックスを使用して、表示する項目をフィルターします。

    別のセッションを開始すると、ALM Octane Visual Studioプラグインは前回の作業内容に基づいて、[ALM Octane] ペインでタブを開きます。

    ほとんどのALM Octane項目は、IDEから利用できます。

  2. 項目の詳細を表示する

    ほとんどの項目は、ダブルクリックすることによって別のペインが開き、詳細が表示されます。

    をクリックし、表示するフィールドを選択します。設定内容が適用される範囲は、自分のみに限定されます。別のセッションを開始すると、選択しているフィールドがALM Octane Visual Studioプラグインに記憶されます。

    項目のコメントを表示するには、をクリックします。

    ヒント: 次の操作も実行できます。

    • ブラウザーを使用してALM Octaneで直接開くこともできます。Altを押して、ALM Octaneペインの項目をダブルクリックします。

    • 項目を右クリックして、コンテキストメニューから[Show Details] または [Open in Browser] を選択します。

  3. 項目を検索する

    すべてのALM Octane項目を検索し、結果を新しいタブに表示して、検索条件に基づいて関連する項目のみを表示できます。

    ヒント: 検索では、割り当てられた項目だけでなく、すべてのALM Octane項目が検索されます。検索を使用して項目を自分に割り当てるか、コンテキストメニューからAdd to My Workをクリックすることができます。

    検索ボックスに検索文字列を入力します。検索結果が新しいペインで開きます。

    プラグインは、最後に実行した5つの検索を記憶しています。ドロップダウン矢印をクリックして1つを選択し、検索を再実行します。

  4. 自分の項目を更新する

    • 定義されたALM Octaneワークフローに従って、項目のステータスをあるフェーズから別のフェーズに移動します。

    • フィールド値を更新します。

      フィールドを読み取り専用にするルールが存在し、その値を変更すると、プラグインは項目を保存したときに通知します。

    • [Comments] をクリックして、コメントの表示と追加を行います。

    必ず保存 してください。

  5. Gherkinテストスクリプトをダウンロードして自動化する

    Gherkinテストは、最初はALM Octaneで作成し、次にVisual Studioを使用して自動化できます。

    ALM Octaneペインで、Gherkinテストを右クリックし、Download Scriptを選択します。

  6. 自動化を実装するためのBDDシナリオをダウンロードする

    Cucumber-JVMフレームワークを使用して、Gherkinシナリオを使用して、ALM OctaneでBDD (ビヘイビア駆動開発) テストを作成および実行できます。

    ALM Octaneペインで、BDDシナリオを右クリックし、Download Scriptを選択します。

  7. 生成されたメッセージを使用して変更をコミットする

    GitなどのSCMシステムに対して、Visual Studioプロジェクトで項目の作業を開始したことを宣言することができます。これは、その項目の変更をコミットするときに、自動生成されたテキストをコピーして、項目のコミットメッセージに貼り付けることができることを意味します。

    ユーザーストーリー、品質ストーリー、不具合、アクティブなタスクの変更をコミットできます。

    1. ALM Octaneペインで、ユーザーストーリー、品質ストーリー、不具合、またはアクティブなタスクを選択します。

    2. ツールバーのアクティブをクリックします。

    3. コミットメッセージのテキストを生成してクリップボードにコピーするには、項目を右クリックして [Commit Message to Clipboard] を選択します。または、Eclipseツールバーの対応するボタンをクリックすることもできます。

      ヒント: コミットメッセージをコピーするには、項目をアクティブにする必要があります。

    4. 変更をコミットします。Gitのステージング領域で、クリップボードの内容を [Commit Message] 領域に貼り付けます。

      コミットメッセージの形式には、項目タイプと項目IDが含まれます。名前の後に、コミットメッセージの詳細を入力できます。

      タスクの場合は、タスクに関連する項目 (ストーリーや不具合など) も含まれます。

    コミットメッセージをキャンセルするには、ALM Octaneペインで項目を右クリックし、Stop workを選択します。または、ツールバーのOverflow >Stop workボタンをクリックします。

    コミットメッセージは、手動で編集することもできます。詳細については、ソースコントロール管理システムにコミットされた変更の追跡を参照してください。

  8. 項目を破棄する

    関連性がなくなった項目を自分の作業リストから削除します。右クリックして、[Dismiss] を選択します。項目はMy Workから削除されますが、ALM Octaneでは削除されません。

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参照情報: