ALM Octaneへの自動テスト実行結果の送信

CIサーバーを使用していない場合でも、自動テスト結果をALM Octaneに取り込みます。

ALM Octaneがテスト結果を受信すると、その結果から自動テストとテスト実行エンティティを作成します。詳細については、自動テストエンティティの作成を参照してください。

ヒント: これは引き続きサポートされていますが、代わりにALMテスト実行インジェクションメカニズムを使用することをお勧めします。詳細については、ALM OctaneALM/QCからALM Octaneへテスト実行を注入するを参照してください。

APIアクセスのセットアップ

ALMテスト結果収集ツールが結果をALM Octaneに送信するか、ユーザーがALM Octane UI経由で結果を送信するには、サーバーへのアクセス許可を得る必要があります。ALM Octaneは、APIアクセスキーを使用してこのアクセス許可を付与します。

APIアクセスのセットアップの詳細については、APIアクセスのセットアップを参照してください。

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テスト結果の準備

自動テスト結果を妥当なXMLファイルに保存します。次のいずれかのフォーマットを使用します。

JUnitテスト結果XMLファイル

JUnitテストで使用されるXMLスキーマを使用します。

完全なXMLスキーマを確認するには、https://github.com/windyroad/JUnit-Schema を参照してください。スキーマ要素の説明については、https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSUFAU_1.0.0/com.ibm.rsar.analysis.codereview.cobol.doc/topics/cac_useresults_junit.html を参照してください。

テスト結果をALM Octaneエンティティに関連付けるには、個別の設定ファイル内で、またはテスト結果収集ツールのコマンドラインオプションを使用して、テストに関する追加情報 (テストタイプ、環境の詳細、リリースなど) を追加します。詳細については、ツールのReadmeを参照してください。

API要件を使用したXMLファイル

より複雑なケースの場合、ALM Octaneテスト結果APIに従って、XMLファイルを準備します。詳細については、ALM Octaneへ自動テスト結果を追加するを参照してください。

例については、テスト結果XMLの例を参照してください。

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ALM Octaneにテスト結果を送信する方法の決定

次のいずれかの方法を使用します。

テスト結果収集ツール

このツールは、XMLファイルに保存した自動テスト結果をALM Octaneに送信します。これらのテスト結果は任意の場所に保存できます。

このツールでは、認証のためにのALM Octane ユーザー名とパスワードが必要になります。

ALMテスト結果収集ツール

ALMから直接テスト結果を取得し、ALM Octaneに送信します。結果を取得する必要があるテスト実行を指定するフィルターを定義してください。

このツールでは、ALMのドメインとプロジェクトに関する接続情報、およびユーザー名、パスワード、ALM Octane APIアクセスを必要とします。

ALMの12.*バージョンをサポートします。手動UFT OneUFT DeveloperおよびBPTテストを含むALMテストタイプのテスト結果を送信します。

ALM Octane APIの使用

テスト結果収集ツールを使用せずに、REST APIの呼び出しを使用して、テスト結果をALM Octaneに送信します。

詳細については、ALM Octaneへ自動テスト結果を追加するを参照してください。

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テスト結果収集ツールのダウンロード

  1. [設定] で、[スペース] をクリックしてワークスペースを選択します。

  2. [DevOps] タブをクリックします。ペインの左側で、[CIサーバー] を選択します。

  3. リンクをクリックして、GitHubのテスト結果収集ツールまたはALMテスト結果収集ツールにアクセスします。

    選択したディレクトリにツールをダウンロードします。

  4. ダウンロードしたファイルを解凍し、必要なディレクトリに移動します。

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結果のALM Octaneへのプッシュ

ALMサーバーの外部、またはALMサーバー上に保存したテスト結果をプッシュするには、コマンドラインを使用して、テスト結果収集ツールを実行します。このツールのコマンドラインオプションでは、必要な結果、メタデータ、設定オプションをコマンドラインの一部として、または個別の設定ファイルで提供することができます。

詳細については、次のReadmeファイルを参照してください。

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ALM Octaneでのテスト結果の追跡

ALM Octane内では、テスト結果を確認するために利用できる多くのフィールドがあります。これらのフィールドをモジュールグリッドまたはダッシュボードグラフに追加します。

テスト結果を追跡するには、次の手順を実行します。

  1. バックログ または品質モジュールで、テストツールタイプのカラムを追加します。標準設定では、このカラムはマニュアルランナーSeleniumUFT OneUFT DeveloperLoadRunner CloudSoapUIProtractorLoadRunner Professional、およびLoadRunner Enterpriseからのテスト結果をレポートします。

    これらのテストツールからの結果を確認するには、それぞれに応じてグリッドを絞り込んだり、並べ替えたりします。

  2. ダッシュボードグリッドでは、テストツールタイプの属性別にフィルターを適用します。ALM Octaneでは、各テストツールタイプによってグラフがソートされ、テストが表示されます。

  3. ALMからプッシュされるテストに対しては、バックログおよび品質モジュールのコンポーネントパッケージおよびクラス名カラムを使用します。これらのカラムはそれぞれ、ALMから取得したテスト結果であることを識別するために、マークされます。

    さらに、ALM Octaneのテスト名には、それがALMのテストであることを示すために、識別子が追加されます。

  4. テスト結果がALM Octaneに保存されたら、取得したテスト結果を関連アプリケーションモジュールとALM Octaneユーザーに割り当てるためのテスト割り当てルールをセットアップします。詳細については、テスト割り当てルールの作成と管理を参照してください。

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