[Web]>[詳細設定]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス)
この表示枠では、Web サイトを対象としたテストまたはビジネス・コンポーネントの UFT One による記録方法と実行方法を変更できます。
この表示枠へのアクセス
[詳細設定]表示枠にアクセスするには、次の手順を実行します。
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GUI テストが開いていることを確認します。
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[ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[Web]>[詳細設定]ノードを選択します。
アクセシビリティ・チェックポイントのオプション(テストのみ)
アクセシビリティ・チェックポイントでは、Web ページおよびフレームが W3C の「Web Content Accessibility Guidelines」に準拠しているかどうかを検査できます。このダイアログ・ボックスで選択したオプションは、実行セッション中、テストに含まれるすべてのアクセシビリティ・チェックポイントに適用されます。
注意: アクセシビリティ・チェックポイント・オプションは、キーワード・コンポーネントには適用されません。
アクセシビリティ・チェックポイント・オプションには、次の種類があります。
オプション |
説明 |
---|---|
ActiveX のチェック |
ページまたはフレームに ActiveX オブジェクトが含まれているかどうかを検査します。 含まれている場合、UFT One から警告が送られ、該当するオブジェクトのリストが[実行結果]に表示されます。 |
Alt プロパティのチェック |
画像など、関連するすべてのオブジェクトに <alt> 属性が存在するかどうかを検査します。 必要な属性が存在しないオブジェクトがあると、テストが失敗し、UFT One によって属性が不足しているオブジェクトのリストが[実行結果]に表示されます(標準設定では選択されています)。 |
アプレットのチェック |
ページまたはフレームに Java オブジェクトが含まれているかどうかを検査します。 含まれている場合、UFT One から警告が送られ、該当するオブジェクトのリストが[実行結果]に表示されます。 |
フレーム・タイトルのチェック |
ページおよびページ内のすべてのフレームにタイトルがあるかどうかを検査します。 必要なタイトルのないフレームまたはページがあると、テストが失敗し、UFT One によってタイトルのないフレームのリストが[実行結果]に表示されます。 |
マルチメディア・リンクのチェック |
ページまたはフレームにマルチメディア・オブジェクトへのリンクが含まれているかどうかを検査します。 含まれている場合、UFT One から警告が送られ、該当するリンクのリストが[実行結果]に表示されます。 |
サーバ側画像のチェック |
ページまたはフレームにサーバ側画像が含まれているかどうかを検査します。 含まれている場合、UFT One から警告が送られ、該当する画像のリストが[実行結果]に表示されます。 |
テーブルのチェック |
ページまたはフレームにテーブルが含まれているかどうかを検査します。 含まれている場合、UFT One から警告が送られ、テーブル形式と各セルで使用されているタグが[実行結果]に表示されます。 |
記録中に、各 Web ページに自動アクセシビリティ・チェックポイントを追加します |
記録中、上記のオプションで選択したチェック項目を使って各 Web ページにアクセシビリティ・チェックポイントを自動的に追加するように UFT One を設定します。 このオプションは、Firefox ブラウザと Chrome ブラウザではサポートされていません。 |
自動ページ・チェックポイント・オプション(テストのみ)
[自動ページ チェックポイント]を使用すると、期待されるページと実際のページのプロパティが一致しているかどうかをチェックできます。それには、記録処理中にナビゲートする Web ページごとに、自動的にページ・チェックポイントを追加するように UFT One を設定します。
UFT One 15.0.1 以前:自動ページ・チェックポイントは、Firefox ブラウザと Chrome ブラウザではサポートされていません。
重要: 自動ページ・チェックポイントは、ページのコンテンツが記録セッションと実行セッションの間で変化しないことを前提としています。
動的コンテンツを含む Web ページをテストしている場合、自動ページ・チェックポイントを使用すると、テストが失敗する可能性があります。
自動ページ チェックポイント・オプションには、次の種類があります。
オプション |
説明 |
---|---|
壊れたリンク |
実行セッション中のページに含まれる壊れたリンクの数を表示します。 [オプション]ダイアログ・ボックスの[Web]表示枠の[壊れたリンク-現在のホストへのリンクのみをチェックする]オプションが選択されている場合、この数には現在のホストをターゲットとする壊れたリンクのみが含まれます。 詳細については、「[Web]>[一般]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス)」を参照してください。 |
HTML ソース |
期待ソース・コードが実行セッション中のソース・コードに一致するかどうかを検査します。 |
HTML タグ |
ソース・コードの期待 HTML タグが実行セッションのタグに一致するかどうかを検査します。 |
画像ソース |
画像の期待ソース・パスが実行セッションのソースに一致するかどうかを検査します。 |
リンクの URL |
リンクの期待 URL アドレスが実行セッション中のソース・コードの URL アドレスに一致するかどうかを検査します。 |
ロード時間 |
実行セッション中のページの期待読み込み時間が、記録セッションで読み込みにかかった時間と[ページのロード時間に X 秒を追加する]オプションで指定された時間の合計以下であるかどうかを検査します。 詳細については、「[Web]>[一般]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス)」を参照してください。 |
画像の数 |
期待画像数が実行セッションで表示される数と一致するかどうかを検査します。 |
リンクの数 |
期待リンク数が実行セッションで表示される数と一致するかどうかを検査します。 |
記録作業中、各 Web ページでチェックポイントを作成する |
記録処理中にナビゲートする Web ページごとに、自動的にページ・チェックポイントを追加するように UFT One を設定します。 |
テストまたはコンポーネントの実行時に自動チェックポイントを無視する |
自動的に追加されたページ・チェックポイントをテストの実行中に無視するように UFT One を設定します。 |
記録オプション
次のオプションを使用すると、Web オブジェクトを記録するための設定を行えます。
オプション |
説明 |
---|---|
Microsoft Windows Explorer の Web サポートを有効にする |
選択すると、Microsoft Windows Explorer 内の関係するオブジェクトを Web オブジェクトとして処理するよう UFT One が設定されます。クリアすると、Microsoft Windows Explorer に表示された Web ページのイベントを記録しないよう UFT One が設定されます。 この設定の変更後に変更を反映するには、開いている Microsoft Windows Explorer をすべて閉じ(Windows のタスク・マネージャですべての explorer.exe プロセスが終了していることを確認するか、コンピュータを再起動します)、UFT One を再起動します。 |
座標を記録する |
操作ごとに、実際の座標をオブジェクトからの相対座標として記録します。 |
MouseDown および MouseUp を Click として記録する |
mousedown および mouseup イベントに対して、Click メソッドを記録します。 Web については、UFT One は、ほとんどの Web オブジェクトに対して RightClick および MiddleClick メソッドを記録します。したがって、このオプションは、左マウス・ボタンを使用したクリックにのみ関連します。 |
すべてのナビゲーション操作で Navigate を記録する |
フレームの URL が変わるたびに、Navigate ステートメントを記録します。 このオプションは、Firefox ブラウザと Chrome ブラウザではサポートされていません。 |
標準 Windows マウス・イベントの使用 |
次のイベントについて、ブラウザ・イベントではなく Windows の標準マウス・イベントを使用するよう、UFT One を設定します。
注:このオプションは、ブラウザ・イベントを使用するとイベントを正しく記録できない場合にのみ使用します。 Web については、UFT One は、ほとんどの Web オブジェクトに対して RightClick および MiddleClick メソッドを記録します。したがって、このオプションは、左マウス・ボタンを使用したクリックにのみ関連します。 Internet Explorer でのみ使用できます。 |
ヒント: UFT One が期待通りにイベントを記録しない場合、Web オブジェクトの種類ごとに記録するイベントを設定することも可能です。
たとえば、マウスを合わせてサブメニューを開くようなイベントを記録する場合は、そのようなイベントを検出できるように Web イベント設定を変更する必要があるかもしれません。
詳細については、「イベント記録の設定」を参照してください。
実行オプション
次のオプションを使用すると、実行セッション中に Web オブジェクトで作業するための設定を行うことができます。
オプション |
説明 |
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ブラウザのクリーンアップを行う |
テスト実行後に開いているすべてのブラウザを閉じます。 このオプションが選択されていると、ブラウザが UFT One の起動より先または後に開かれたかどうかにかかわらず、現在の実行が終了すると、開いているブラウザがすべて閉じられます。 |
Click のみ実行する |
アプリケーション上でのクリック操作の実行を、MouseDown、MouseUp、および Click イベントの送信によって行うか、Click イベントのみの送信によって行うかを指定します。このオプションは、[再生の種類]オプションに対して[イベント]を選択したときのクリック操作に対してのみ関連します。左マウス・ボタンのクリックにのみ関連します。 |
再生の種類 |
選択したオプションに従って、マウス操作の実行方法を設定します。
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ソース・インデックスを使って実行する |
Web テスト・オブジェクトの学習時にソース・インデックス値を学習および格納し、実行セッション中にその値を使用して、パフォーマンスを向上するように UFT One を設定します。実行セッション中に、UFT One は学習したソース・インデックス値を使用して、アプリケーションの関連する DOM 要素を返し、このオブジェクトがテスト・オブジェクト記述と一致していることを確認します。このオプションは、DOM 全体でテスト・オブジェクト記述と一致するオブジェクトを検索するより高速です。 返されたオブジェクトが記述と一致しない場合、ソース・インデックスは無視され、UFT One は、標準のオブジェクト認識プロセスを使用してオブジェクトを識別しようとします。 ソース・インデックスは、次のシナリオでも実行セッション中に無視されます。
このオプションは、Firefox ブラウザと Chrome ブラウザではサポートされていません。 |
記録セッション時にブラウザをサイズ変更されたら実行時にもサイズ変更する |
このオプションを選択して記録セッション中にブラウザのサイズを変更すると、最初に記録されたステップを実行するときに UFT One によってブラウザのサイズがこのサイズに変更されます。実行セッションが終了すると、ブラウザは元のサイズに戻ります。テストでドラッグ・アンド・ドロップ操作を実行する場合は、このオプションを選択することをお勧めします。
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自動 XPath 識別子を使用して学習および実行する(Web Add-in のみ) |
Web テスト・オブジェクトの学習時に XPath 値を生成および格納し、実行セッション中にその値を使用して、オブジェクト認識の信頼性を向上します。実行セッション中に、UFT One は学習した XPath 値を使用して、アプリケーションの DOM 要素を返し、このオブジェクトがテスト・オブジェクト記述と一致していることを確認します。一致していない場合、学習した XPath は無視されます。 また、テスト・オブジェクトの記述に XPath または CSS 識別子が含まれているか、[ソース インデックスを使って実行する]オプションが選択されている場合、そのオブジェクトに対してこのオプションは無視されます。詳細については、「Web オブジェクト識別子」を参照してください。 |