[Windows アプリケーション]>[詳細設定]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス>[GUI テスト]タブ)

この表示枠では、Windows ベース・アプリケーションのテストまたはビジネス・コンポーネントの UFT One による記録方法と実行方法を変更できます。

アクセス方法

[ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[Windows アプリケーション]>[詳細設定]ノードを選択します。

重要な情報

Win32 API および Windows メッセージ・モデルに精通している方を対象とした Windows ベース・アプリケーションの高度なテストの情報については、「Windows ベース・アプリケーションの高度なテスト」を参照してください。

参照 「[Windows アプリケーション]>[一般]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス>[GUI テスト]タブ)」

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

[オブジェクトの認識]ノード
子ウィンドウを常に列挙する(パフォーマンスに影響を及ぼす可能性あり)

テストまたはビジネス・コンポーネントの記録および実行時にすべての子ウィンドウを列挙するように UFT One を設定します。

このオプションはパフォーマンスに大きく影響を与えることがあるため、標準ではクリアされており、ほかの手段でオブジェクトを識別できない場合にかぎり使用します。

標準設定で UI オートメーションを使用する

オブジェクトの認識に(標準のオブジェクトの認識ではなく)UI オートメーション・モードを使用するように UFT One に指示します。

このモードは、オブジェクトのスパイと学習、およびチェックポイントと出力値の追加に適用されます。

このオプションをオフにすると、標準設定のテクノロジを使用して、標準 Windows などのオブジェクトを認識またはキャプチャします。

[記録設定]ノード
ボタン

ボタン・オブジェクトの記録設定を定義します。

  • オブジェクトの基本操作のみを記録する:ボタンの単純な記録を可能にします。このモードでは、標準的でないケースでのユーザ操作の認識が改善されることがあります。

    このオプションは標準ではクリアされており、標準の記録方式で必要なことができない場合にのみ使用します。詳細については、「Windows ベース・アプリケーションの高度なテスト」を参照してください。

  • Click を記録する:マウス・ボタンが押下されたとき([マウス ボタンの押下])または解放されたとき([マウス ボタンの解放])のどちらの場合に Click 操作を記録するべきかを指定します。

    このオプションは、[オブジェクトの基本操作のみを記録する]が選択されている場合にのみ有効になります。

    標準設定 = マウス・ボタンの解放

List

Windows ベースのリスト・オブジェクト(WinList、WinListView、VbList など)の記録設定を定義します。

  • オブジェクトの基本操作のみを記録する:リストの単純な記録を可能にします。このモードでは、標準的でないケースでのユーザ操作の認識が改善されることがあります。

    このオプションは標準ではクリアされており、標準の記録方式で必要なことができない場合にのみ使用します。詳細については、「Windows ベース・アプリケーションの高度なテスト」を参照してください。

  • Select を記録する:マウス・ボタンが押下されたとき([マウス ボタンの押下])または解放されたとき([マウス ボタンの解放])のどちらの場合に Select 操作を記録するべきかを指定します。

    標準設定 = マウス・ボタンの解放

Menu

メニュー・オブジェクトの記録設定を定義します。

  • 記録を有効にする :UFT One がメニュー・コントロールを対象とする操作を記録するかどうかを指定します。たとえば、別のウィンドウを開くためのメニュー選択操作を UFT One に無視させたい場合が考えられます。

    このオプションは標準設定で選択されています。

  • Menu の記録モードを指定する:メニュー・コントロールに対する操作を記録する前にメニュー初期化イベントを UFT One で検証するか無視するかを指定します。

    このオプションは、[記録を有効にする]が選択されている場合にのみ有効になります。詳細については、「Windows ベース・アプリケーションの高度なテスト」を参照してください。

    標準設定 = メニューの初期化イベントを検証する

オブジェクト

WinObject テスト・オブジェクトとして認識されるオブジェクトの記録設定を定義します。

  • オブジェクトの基本操作のみを記録する:WinObject テスト・オブジェクトの単純な記録を可能にします。このモードでは、標準的でないケースでのユーザ操作の認識が改善されることがあります。

    このオプションは標準ではクリアされており、標準の記録方式で必要なことができない場合にのみ使用します。詳細については、「Windows ベース・アプリケーションの高度なテスト」を参照してください。

  • Click を記録する:マウス・ボタンが押下されたとき([マウス ボタンの押下])または解放されたとき([マウス ボタンの解放])のどちらの場合に Click 操作を記録するべきかを指定します。

    このオプションは、[オブジェクトの基本操作のみを記録する]が選択されている場合にのみ有効になります。

    標準設定 = マウス・ボタンの押下

タブ

タブ・オブジェクトの記録設定を定義します。

  • オブジェクトの基本操作のみを記録する:タブの単純な記録を可能にします。このモードでは、標準的でないケースでのユーザ操作の認識が改善されることがあります。

    このオプションは標準ではクリアされており、標準の記録方式で必要なことができない場合にのみ使用します。詳細については、「Windows ベース・アプリケーションの高度なテスト」を参照してください。

  • Select を記録する:マウス・ボタンが押下されたとき([マウス ボタンの押下])または解放されたとき([マウス ボタンの解放])のどちらの場合に Select 操作を記録するべきかを指定します。

    このオプションは、[オブジェクトの基本操作のみを記録する]が選択されている場合にのみ有効になります。

    標準設定 = マウス・ボタンの解放

Toolbar

ツールバー・オブジェクトの記録設定を定義します。

  • オブジェクトの基本操作のみを記録する:ツールバーの単純な記録を可能にします。このモードでは、標準的でないケースでのユーザ操作の認識が改善されることがあります。

    このオプションは標準ではクリアされており、標準の記録方式で必要なことができない場合にのみ使用します。詳細については、「Windows ベース・アプリケーションの高度なテスト」を参照してください。

  • Press を記録する :マウス・ボタンが押下されたとき([マウス ボタンの押下])または解放されたとき([マウス ボタンの解放])のどちらの場合に Press 操作を記録するべきかを指定します。

    このオプションは、[オブジェクトの基本操作のみを記録する]が選択されている場合にのみ有効になります。

    標準設定 = マウス・ボタンの解放

Tree view

ツリー・ビュー・オブジェクトの記録設定を定義します。

  • オブジェクトの基本操作のみを記録する:ツリー・ビューの単純な記録を可能にします。このモードでは、標準的でないケースでのユーザ操作の認識が改善されることがあります。

    このオプションは標準ではクリアされており、標準の記録方式で必要なことができない場合にのみ使用します。詳細については、「Windows ベース・アプリケーションの高度なテスト」を参照してください。

  • Select を記録する:マウス・ボタンが押下されたとき([マウス ボタンの押下])または解放されたとき([マウス ボタンの解放])のどちらの場合に Select 操作を記録するべきかを指定します。

    このオプションは、[オブジェクトの基本操作のみを記録する]が選択されている場合にのみ有効になります。

    標準設定 = マウス・ボタンの解放

  • ツリー項目を記録する:ツリー項目が名前で記録されたのか、仮想インデックスで記録されたのかを指定します。

    標準設定 = 名前

Window

ウィンドウ・オブジェクトの記録設定を定義します。

  • オブジェクトの基本操作のみを記録する:ウィンドウの単純な記録を可能にします。このモードでは、標準的でないケースでのユーザ操作の認識が改善されることがあります。

    このオプションは標準ではクリアされており、標準の記録方式で必要なことができない場合にのみ使用します。詳細については、「Windows ベース・アプリケーションの高度なテスト」を参照してください。

  • Click を記録する:マウス・ボタンが押下されたとき([マウス ボタンの押下])または解放されたとき([マウス ボタンの解放])のどちらの場合に Click 操作を記録するべきかを指定します。

    このオプションは、[オブジェクトの基本操作のみを記録する]が選択されている場合にのみ有効になります。

    標準設定 = マウス・ボタンの解放

Keyboard

キーボードに対する操作の記録設定を定義します。

ユーティリティ・オブジェクト

ユーティリティ・オブジェクトの記録設定を定義します。

SystemUtil.Run コマンドを記録する :記録セッションでアプリケーションを開いたときに SystemUtil.Run コマンドを記録するかどうか UFT One に指定します。

このオプションは標準設定で選択されています。

[実行の設定]ノード

Edit Box

エディット・オブジェクトの実行設定を定義します。

  • テキストの挿入前に、エディット・ボックスをクリックする:テストまたはコンポーネントの実行中に、テキストを挿入する前にエディット・ボックスでフォーカスを設定する Click 操作を実行するかどうか UFT One に指定します。

  • Set 操作にキーボード・イベントを使用する:これを選択すると、実行セッション中にエディット・ボックスで Set 操作を実行するときにキーボード・イベントをシミュレートするよう UFT One に指示します。クリアすると、エディット・ボックスを対象とした Set 操作に API またはウィンドウ・メッセージが UFT One によって使用されます。

UI オートメーション

UI オートメーション・ベースのテストで再生タイムアウトを使用する:UI オートメーションをサポートするテストを実行するときに、タイムアウト間隔を使用してユーザ入力をシミュレートするように UFT One に指示します。タイムアウト間隔を使用するには、チェックボックスをオンまたはオフにします。

このオプションは、すべての UI オートメーション・オブジェクトに適用されます。

画面下の領域

説明

選択したオプションの説明です。

[リセット]ボタン

表示枠内のすべてのオプションを標準設定値にリセットします。