Java テーブルで記録するためのオプションの変更

このタスクでは、Java テーブルでの記録のために記録オプションを変更する方法と、table_external_editors_list で使用するエディタのツールキット・クラスを識別する方法について説明します。

SetCellData メソッドの JTable 記録の標準設定の変更

JTables の標準の記録動作で特定のエディタの SetCellData ステートメントに必要な値が提供されない場合は、そのエディタをカスタム・セル・エディタのように、セル内のオブジェクトで実行される操作に基づいて記録が行われるように設定します。

次のいずれかを実行します。

  • 「[Java 詳細オプション]ダイアログ・ボックス」[テーブル セル コントロール]>[別々のテスト オブジェクトとして識別するコントロール]を選択し、JavaTable オブジェクトの一部ではなく、常に個別のオブジェクトとして処理する特定のセル・エディタの種類を指定します。

  • Setting.Java ("table_internal_editors_list") ステートメントを作成します。

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テーブル・セル・コントロール・オプションの変更

テーブル・セル・コントロールの一覧を指定し、それを UFT One で個別のテスト・オブジェクトとして識別させることができます。また、そのテーブル・セル・コントロールの JavaTable 操作を UFT One で記録し実行することもできます。

  1. [Java 詳細オプション]ダイアログ・ボックスで、対象のオプションを 1 回クリックして強調表示します。

  2. そのオプションをもう一度クリックするか、または F2 キーを押し、コントロールの一覧を追加または変更するエディット・ボックスを開きます。

  3. 必要に応じて値を変更します。

    注意: スペース、タブ、改行、復帰の文字で区切られたエディタ・クラス名を指定します。値の大文字と小文字は区別されます。

  4. 値の編集が終了したら、ダイアログ・ボックス内の別の場所をクリックして値を設定します。

  5. 現在開いているテストまたはビジネス・コンポーネントに変更内容を適用するには、そのドキュメントを閉じてから、もう一度開きます。

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JTable セル・エディタのツールキット・クラスの確認

table_external_editors_list 変数で使用するエディタのツールキット・クラスの値がわからない場合は、次のいずれかを実行して確認できます。

  • オブジェクト・スパイを使用して、値を取得します。

  • 簡単なテストをUFT One で実行して、値を取得します。これを実行するのは、セルがアクティブな状態を十分な時間だけ維持しておらず、オブジェクト・スパイでセルをキャプチャできないような場合です。たとえば、チェック・ボックスが選択またはクリアされた後は、セルはアクティブでなくなります。

  • ユーザ定義関数を作成し、ステップとしてテストに挿入します。これは、ビジネス・コンポーネントを使用している場合などに行います。

    次の例のようなステップを挿入できます。

    ' アクティブな状態を維持できないテーブル・セル・エディタの
    ' ツールキット・クラスを取得するサンプル・テスト
    Set table = JavaWindow("TableDemo").JavaTable("Left table").Object
    Set JTableCS = table.mic_get_supp_class()
    Set comp = JTableCS.getComponentAt(table, 0, 6) ‘row 0, col 6
    MsgBox comp.getClass().getName()
    ' TABLE_EXTERNAL_EDITORS_LIST の値の設定
    Setting.Java("TABLE_EXTERNAL_EDITORS_LIST") = comp.getClass().getName()

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JTable セル・エディタのツールキット・クラスの確認

  1. テーブルを開き、セル・エディタ・カラムのセルをアクティブにします。たとえば、カーソルが編集フィールド内で点滅していることを確認するか、またはコンボ・ボックスのドロップダウン・リストを表示します。

  2. 適切なセルをアクティブにしたら、オブジェクト・スパイを使用してアクティブなセルをポイントします。

  3. オブジェクト・スパイの[プロパティ]タブが表示されていることを確認し、[認識]ラジオ・ボタンを選択します。

  4. プロパティ]カラムで、スクロールして toolkit class を表示します。

  5. ]カラムで、toolkit class の値を選択します。値は[プロパティ]タブの下にあるボックスに表示されます。

  6. オブジェクト・スパイから値をコピーして、[テーブル セル コントロール]>[別々のテスト オブジェクトとして識別するコントロール]オプション、または Setting.Java ("table_internal_editors_list") ステートメントに貼り付けます。

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JTable セル内のクリック位置の変更

標準設定では、JTable セル内をクリックすると、セルの中央でクリックが実行されます。

Java Swing テーブル内の別のポイントをクリックする場合は、次の変数を変更します。

  • jtable_click_x_percent:1 から 100 の数字で、小さいほどセルの左側を示し、大きいほど右側を示します。
  • jtable_click_y_percent:1 から 100 の数字で、小さいほどセルの上側を示し、大きいほど下側を示します。

これらの変数は、セルの幅と高さのパーセンテージを表し、クリックする場所を指定します。

例:

Setting.Java("jtable_click_x_percent") = "10"
Setting.Java("jtable_click_y_percent") = "30"
JavaWindow("SwingSet").JavaTable("Inter-cell spacing:").ClickCell 1,1

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