Java オブジェクトのテキスト・チェックポイント/出力値ステップ
テストでの作業中は、チェックポイントまたは出力値を使用して、Java アプリケーションまたはアプレットのテキストが正しく表示されていることを確認できます。サポートされているほかの多くの環境の場合と同様に、必要なテキストが含まれているオブジェクトの標準チェックポイントまたは出力値を挿入し、その text(または text、attached text、label などの同様のプロパティ)をチェックまたは出力することで、Java アプレットまたはアプリケーションからテキストを取得して確認することをお勧めします。
作業対象のオブジェクトに適切な認識プロパティがない場合、または何らかの理由から上記の推奨事項では要件が満たされない場合(たとえば選択したテキストの前または後ろのテキストが重要な場合)、次の基準を満たしている場合は、Java オブジェクトに対して UFT One テキスト・チェックポイントまたはテキスト出力値ステップを挿入することを検討してください。
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オブジェクトによってテキストそのものが描画される必要がある(ほとんどの AWT ビジネス・コンポーネントと同様に、基盤のオペレーティング・システムに描画タスクが委任されない)。
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オブジェクトによるテキストの描画で、paint() メソッドをオーバーライドして、標準の graphics.drawString() メソッドを呼び出すことによってテキストを描画する必要がある。たとえば、O の文字を描画するために楕円形の円を描くことができるメソッドを使用するなど、オブジェクトで、テキストを書くために特別な描画メソッドを使用することができない。
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オブジェクトで 2 重(画像)緩衝方式を用いる描画技術を使用することはできない。
多くの Java オブジェクトではこれらの基準が満たされていないため、Java オブジェクトのテキスト・チェックポイントおよびテキスト出力メカニズムは標準設定で無効に設定されています。これは、「[Java 詳細オプション]ダイアログ・ボックス」で有効にできます。