UFT One のアップグレード

UFT One の以前のバージョンまたは Service Test 11.50 から、UFT One の最新バージョンに直接アップグレードすることができます。

QuickTest または 11.50 より前の Service Test バージョンなど、その他のアップグレードを行う場合は、QuickTest または Service Test を手動でアンインストールしてから UFT One をインストールします。

アップグレードする前に

UFT One バージョン 15.0 以降は、以前の UFT One バージョンが使用していたものよりも新しいバージョンの .NET Framework(4.8)を使用します。

15.0 より前のバージョンからアップグレードする場合は、「使用可能製品マトリクス」を参照して、オペレーティング・システムに新しいバージョンとの互換性があることを確認してください。

アップグレードの実行

UFT One をアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. 新しいバージョンのインストール・ファイルをダウンロードします:https://www.microfocus.com/en-us/products/uft-one/download

  2. システムを再起動して、システム構成を完全にしておきます。

  3. UFT One_<バージョン番号>_Setup.exe ファイルを実行し、インストール・ウィザードを使用してアップグレードします。

    または、サイレント・インストール・スクリプトを更新して、新たにダウンロードしたファイルを使用します。

注意: アップグレードでは、実行セッションおよび起動オプションのみが保持されます。必要に応じて他のすべての設定を再定義します。

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アップグレードの注意事項

次の項目は、特定の状況でアップグレードする際の問題に対処します。アップグレードに関連する任意の状況の指示をお読みください。

サイレント・インストール・スクリプトのアップグレード

サイレント・インストール・スクリプトと Help_Documents パラメータを含む現在のスクリプトをアップグレードする場合は、スクリプトからこのパラメータを削除します。ヘルプ・ドキュメントは、UFT Oneでインストールされなくなりました。

代わりに、オンラインでヘルプセンターにアクセスするか、ローカル・ドライブにダウンロードしてください。[オプション]ダイアログ・ボックス([ツール]>[オプション]>[一般]タブ>[ヘルプ])からヘルプをダウンロードします。

ライセンスのアップグレード

QuickTest、Service Test、または 12.50 より前の UFT One バージョンからアップグレードする場合は、新規ライセンスを取得する必要があります。

また、お持ちのライセンスを新しい Functional Testing ライセンス(UFT Ultimate、UFT One、UFT Developer)にアップグレードすることもできます。この手順は必須ではありません。

詳細については、地域のライセンス・サポート・センターまたは販売担当者までお問い合わせください。

コンカレント・ライセンスに対応したアップグレード

UFT One は、コンカレント・ライセンス・サーバとして、AutoPass License Server をサポートしています。

コンカレント・ライセンスを持つ UFT One にアップグレードする場合、コンカレント・ライセンス・サーバもアップグレードし、AutoPass License Server にライセンスをインストールする必要があります。

詳細については、AutoPass License Server のオンライン・ドキュメントを参照してください。

注意: Web 用の圧縮パッケージから UFT One をインストールする場合、このリンクは使用できません。UFT One とライセンス・サーバをインストールする必要がある場合、UFT One をフル・インストール・パッケージからインストールする必要があります。

Microsoft Edge での Web テストに対応したアップグレード

UFT One で、Microsoft WebDriver プログラム(Edge 用 Micro Focus UFT Agent に必要)の使用方法が変更されました。必要な手順については、「Edge Agent for UFT の使用」を参照してください。

Safari での Web テストに対応したアップグレード

Safari 上で Web アプリケーションをテストするのに UFT One の以前のバージョンを使用していた場合は、UFT One の現行バージョンで Mac 上に UFT 接続エージェント を再インストールする必要があります。

UFT 接続エージェント 環境設定と Unified Functional Testing Agent Safari 拡張機能環境設定は、標準設定値にリセットされます。

オートメーション・スクリプトのテキスト認識オプションに対応したアップグレード

オートメーション・スクリプトを使用して UFT One を実行し、テキスト認識オプションをスクリプトに追加している場合、次のプロパティが使用されなくなったため更新が必要です。

更新対象 更新後
TextRecognitionLanguages

AbbyyOcrLanguages

TextRecognitionOrder TextRecognitionOcrMechanism

UFT One および ALM を使用した後のアップグレード

UFT One を使用して ALM から GUI テストを実行した直後に、UFT One を 12.50 より前のバージョンの UFT One からアップグレードする場合は、ALM から再度テストを実行する前にリモート・エージェントを停止(実行中の場合)する必要があります。

以前のリモート・エージェントのプロセスを停止するには、Windows システム・トレイで、リモート・エージェントのアイコンを右クリックし、[終了]を選択します。

QTPNET_00015 パッチを使用している場合のアップグレード

QTPNET_00015 パッチ(QuickTest 10.00 パッチ)がインストールされているコンピュータに UFT One をインストールすると、UFT One が予期しない動作をすることがあります。

UFT One をインストールする前に、Windows コントロール・パネルの[プログラムの追加と削除]ダイアログ・ボックスからパッチを削除します。

QuickTest Professional 11.00 からのアップグレード

QuickTest Professional 11.00 からアップグレードして、UFT One を QuickTest と同じディレクトリにインストールする場合、ある特定のファイルがインストール場所からなくなります。

アップグレード後に UFT One インストールを再度実行し、修復インストール・オプションを選択してください。

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