エンタープライズ・デプロイメント
ネットワークや企業内の多数のコンピュータにまたがるエンタープライズ・ビジネス・モデルに UFT One をインストールする場合は、各コンピュータの管理者権限が必要になります。
UFT One はサイレント・インストールもサポートしています。詳細については、「UFT One サイレント・インストール」を参照してください。
UFT とユーザ・アカウント制御(UAC)
コンピュータのユーザ・アカウント制御(UAC)をオフにする必要はありません。
ただし、UAC を無効にせずに初めて UFT One から ALM に接続するには、各マシンに ALM クライアントの MSI ファイルのインストールも必要になります。
ALM Client MSI Generator を使用して、すべてのユーザ用のカスタム MSI を生成します。このツールでは、クライアント側の MSI をインストールする前に ALM サーバの設定を行えます。
カスタム MSI の設定は、各 MSI Generator のバージョンに付属のユーザ・ガイドの説明に従って行います。
注意: 設定を行うときは、[Check Include Component Registration]および[Use Shared Deployment Mode]オプションを選択します。
Stingray Add-in または Terminal Emulator Add-in
ユーザが Stingray Add-in または Terminal Emulator Add-in のいずれかを使用する場合は、UFT One のインストール後に管理者またはユーザによる追加設定が必要です。
Stingray Add-in と Terminal Emulator Add-in の両方
管理者は、各コンピュータの基本インストールが終了した後で、「インストールの追加要件」を実行します。
このツールは、[スタート]メニューにあります([スタート]>[すべてのプログラム]>[Micro Focus]>[Micro Focus Unified Functional Testing]>[Tools]>[Additional Installation Requirements])。
[インストールの追加要件]で、[Stingray ウィザードの実行]と[ターミナル エミュレータ ウィザードの実行]のいずれかまたは両方のオプションを選択し、設定ウィザードの手順に従って、アドインをセットアップします。
Stingray Add-in
UFT One のインストール後に、ユーザは次の手順で UFT One 内から Stingray Support Configuration Wizard を実行する必要があります:[ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[Stingray]表示枠>[バージョン]
この設定に管理者権限は必要ありません。
Terminal Emulator Add-in
UFT One のインストール後に、ユーザは次の手順で UFT One 内からターミナル・エミュレータの設定ウィザードを実行する必要があります:[ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[ターミナル エミュレータ]表示枠>[ウィザードを開く]
このウィザードを実行するには、管理者権限が必要です。
次のように、ウィザードを一度だけ実行し、その設定をレジストリ・ファイルに保存して、レジストリ・ファイルをすべてのコンピュータにデプロイすることもできます。
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ターミナル・エミュレータ・ウィザードの最終画面で、[ターミナル エミュレータの設定をファイルに保存する]オプションを選択します。
注意: 設定に割り当てられているベンダ名とエミュレータ名、および .reg ファイルの正確な名前と場所を記録しておいてください。
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ファイルを、自分のコンピュータの<UFT One のインストール・フォルダ>\dat フォルダにコピーします。
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レジストリ・ファイルをダブルクリックして、レジストリ・エディタ・メッセージ・ボックスを開きます。
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[はい]をクリックし、情報をレジストリに追加します。情報がレジストリにコピーされたことを示すメッセージが表示されます。
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[OK]をクリックします。この設定に割り当てられているエミュレータ名が、UFT One の利用可能なターミナル・エミュレータのリストに追加されます。