[アプリケーション]表示枠([ビジネス コンポーネントの設定]ダイアログ・ボックス /[アプリケーション領域]の[追加設定]表示枠)

関連:GUI コンポーネントのみ

アプリケーション領域:この表示枠では、アプリケーション領域に関連付けられたコンポーネントが記録と実行を行う際、対象となる Windows ベース・アプリケーションを指定します。また、現在ロードされているアドインに基づいて、コンポーネントが記録を実行できる環境も表示されます。

ビジネス・コンポーネント:[ビジネス コンポーネントの設定]ダイアログ・ボックスからこの表示枠を開くと、オプションは読み取り専用になります。

アクセス方法

次の手順のいずれかを実行します。

  • ビジネス・コンポーネントの場合:フォーカスがあるビジネス・コンポーネントで、[ファイル]>[設定]>[アプリケーション]ノードを選択します。
  • アプリケーション領域の場合:アプリケーション領域ウィンドウ内で、[追加設定]をクリックし、サイドバーで[アプリケーション]を選択します。

重要な情報
  • 次のような場合に、[アプリケーション]表示枠を使ってアプリケーションにかかわる設定や変更が行えます。

    • 関連コンポーネント内の 1 つ以上のステップを記録済みで、記録を続行する前に設定を変更したい。
    • 以前に使用したものとは異なるアプリケーションでコンポーネントを記録および実行したい。
  • コンポーネント・ステップは、指定されたアプリケーション上だけで記録できます。
  • 新しいコンポーネントを記録する場合は、[アプリケーション]ダイアログ・ボックスを使用して、アプリケーション領域の[追加設定]ダイアログ・ボックスの[アプリケーション]表示枠で設定を行ってください。このダイアログ・ボックスは、記録を開始すると開きます。本項での説明のとおり、[アプリケーション]表示枠と同じオプションが含まれます。
  • [アプリケーション]ダイアログ・ボックスと[アプリケーション]表示枠には、コンピュータにインストールされている任意の UFT One アドインに適用されるオプションが含まれている場合もあります。これらのオプションの詳細については、アドインに付属のドキュメントを参照してください。

選択するオプションを見分けるには

この表示枠で使用できる各種オプションによって、さまざまな記録動作を有効にできます。

UI 要素

説明

開かれている Windows ベース・アプリケーションすべてでテストを記録して実行する

テストの記録中に開いた任意の Windows ベース・アプリケーション(電子メール・アプリケーション、ファイル管理アプリケーションなど)で実行したすべての操作を記録するよう UFT One に指示します。UFT One はユーザ・インタフェースを持つアプリケーションでのみ記録および実行され、アプリケーションの起動方法(Windows エクスプローラの子プロセス、UFT One の子プロセスなど)には影響されません。

このオプションを選択しているときは、記録対象のすべてのアプリケーションが現在閉じていることを確認します。いくつかの環境では、手動で開いたアプリケーションを UFT One が認識または記録できるようになるのは、このオプションを選択し、[OK]をクリックした後です。[記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックスを開いたときにすでに開いているアプリケーションのインスタンスは無視されるか、正しく認識または記録されない可能性があります。

指定したアプリケーションだけで記録して実行する

記録と実行(および場合によっては指差しマーク)の操作を選択したアプリケーションに制限します。さらに、記録または実行セッションの開始時に、UFT One によってこれらのアプリケーションを起動するかどうかを設定できます。次のオプションを使用できます。

  • UFT Oneによって開かれたアプリケーションこのオプションを選択すると、UFT One によって(UFT One の子プロセスとして)呼び出されたアプリケーションでのみ記録、認識、実行が行われます。

  • デスクトップから(Windows シェルで)開いたアプリケーション:このオプションを選択すると、Windows デスクトップ経由で起動されたアプリケーションのみで記録、認識、および実行が行われます。たとえば、Windows の[スタート]メニューから起動したアプリケーション、Windows エクスプローラで実行ファイルをダブルクリックして起動したアプリケーション、Windows デスクトップでショートカットをダブルクリックして起動したアプリケーション、またはクイック起動バーでアイコンをクリックして起動したアプリケーションなどです。

  • 次の指定アプリケーション:このオプションを選択すると、[アプリケーションの詳細]領域に表示されているアプリケーションでのみ記録、認識、および実行が行われます。

ヒント:  

  • Windows ベース・アプリケーションでは記録を行わない場合は、[次の指定アプリケーション]チェック・ボックスだけを選択し、[アプリケーションの詳細]領域にアプリケーションが表示されていないことを確認してください。
  • アプリケーションの詳細]領域に含まれているすべてのアプリケーションが現在閉じていることを確認します。環境によっては、指定したアプリケーションのインスタンスでのみ UFT One が記録できるようになるのは、このオプションを選択し、[OK]をクリックした後です。[記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックスを開いたときにすでに開いているアプリケーションのインスタンスは無視されるか、正しく認識または記録されない可能性があります。

その他の参照項目: