[ActiveScreen]表示枠

関連:GUI テストとスクリプト GUI コンポーネント

[ActiveScreen]表示枠では、記録セッション中にステップを実行したときに表示されたとおりのアプリケーション・スナップショットを作成します。

テストの実行後、アプリケーションを開かずに、ActiveScreen を右クリックして、ステップ、チェックポイント、出力値を追加します。

[ActiveScreen]表示枠へのアクセス

  1. 次の手順のいずれかを実行します。

    • ドキュメント表示枠で GUI のテスト、アクション、コンポーネントにフォーカスがあることを確認します。

    • ソリューション・エクスプローラで、GUI テスト、コンポーネント・ノード、またはその子ノードのいずれかを選択します。

  2. [表示]>[ActiveScreen]を選択します。

先頭に戻る

テストと ActiveScreen コンテンツの保存

保存したテストを ActiveScreen に表示されているコンテンツから直接編集するには、アプリケーションを再度開くのではなく、最初にテストと ActiveScreen コンテンツを一緒に保存します。

テストを開いた状態で、[ファイル]>[名前を付けて保存]を選択し、[ActiveScreen ファイルの保存]チェックボックスを選択します。

テストをさらに編集するために ActiveScreen のコンテンツが不要になり、かつディスク領域を節約する必要がある場合は、[ActiveScreen ファイルの保存]チェックボックスをオフにしてテストを再度保存します。この時点から、記録中にキャプチャした ActiveScreen ファイルは、テストで使用できなくなります。

先頭に戻る

単一 ActiveScreen キャプチャの更新

アプリケーションが変更されたときに、ActiveScreen ファイルで、更新したアプリケーションに基づいてテストを編集したい場合、テストと一緒に保存した ActiveScreen ファイルを更新できます。

次の手順を実行します。

  1. アプリケーションで更新したウィンドウまたはページが開いていて使用可能であること、さらに[ActiveScreen]表示枠が UFT One に表示されていることを確認します。

  2. キーワード・ビューで、変更するステップをクリックします。[ActiveScreen]表示枠に対応するウィンドウまたはページが表示されます。

  3. [ツール]>[ActiveScreen の変更]を選択します。UFT One ウィンドウが非表示になり、マウス・ポインタが指差し型に変わります。

  4. アプリケーションに表示されているウィンドウまたはページをクリックします。

  5. 現在の ActiveScreen の表示を変更するかをたずねるメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。

先頭に戻る

テクノロジごとの ActiveScreen のサポート

特定の UFT One アドインを使用してアプリケーションをテストしている場合は、そのアドインの既知の問題をチェックして、そのアドインで使用できる ActiveScreen オプションを確認してください。

次に例を示します。

MDI アプリケーションと ActiveScreen MDI(Multiple Document Interface)アプリケーションの記録時には、アクティブでない子フレームの情報は ActiveScreen に保存されません。
Web テストと ActiveScreen

Web ベースのアプリケーションをテストする場合、以下が適用されます。

  • ActiveScreen でキャプチャした HTML コンテンツの表示には、Internet Explorer ブラウザ・コントロールを使用します。別のブラウザでステップを実行した場合も同様です。

  • ActiveScreen では、設定に応じて、ページで各種スクリプトを実行する前後に HTML ページをキャプチャすることがあります。

  • 記録セッションまたは更新実行セッション中に表示されるページと ActiveScreen で表示されるページが若干異なる場合があります。また、プロパティ値が異なる場合や使用できない場合があります。

  • UFT One は、画像をダウンロードしてテストに格納するのではなく、ページ上の画像などのリソースへの URL パスを格納します。したがって、ActiveScreen でパスワードで保護されたリソースを表示するために、ログイン情報の入力が必要になる場合があります。

ActiveX コントロール / Java アプレットと ActiveScreen

UFT One は、ActiveX コントロールまたは Java アプレットを表示専用モードで ActiveScreen に読み込みます。つまり、読み込まれた ActiveX オブジェクトや Java オブジェクトでの操作、または追加情報の取得を ActiveScreen から直接行うことはできません。これを行うには、最初に関連するアドイン、レコードをオブジェクトに直接再度ロードします。

また ActiveScreen に読み込まれた ActiveX コントロールおよび Java アプレットの動作は、アプリケーションでの動作と同じではない場合があります。それが原因で、場合によっては予期しない動作をすることがあります(読み込まれた個々のコントロールまたはアプレットの実装によります)。

詳細については、「既知の問題」を参照してください。

先頭に戻る

ActiveScreen と Insight

Insight テスト・オブジェクトを含むステップについては、ActiveScreen はアプリケーションとテスト・オブジェクトのコンテキストに対するビジュアル・リファレンスのみ提供します。ActiveScreen では、Insight テスト・オブジェクトがその親オブジェクトの画面キャプチャ内に強調表示されます。

つまり、Insight ステップの ActiveScreen を使用して、オブジェクトのプロパティの表示、チェックポイントまたは出力値の挿入、オブジェクトのオブジェクト・リポジトリへの追加を行うことはできません。

また、OCR テキスト認識メカニズムは、ActiveScreen 内のオブジェクトに対してはサポートされません。

先頭に戻る

その他の参照項目: