［スマート認識］ページ（メンテナンス実行ウィザード）

関連：GUI テストおよびコンポーネント

このウィザード・ページでは、「［オブジェクトの認識］ダイアログ・ボックス」で現在定義されているプロパティに基づいて、オブジェクト記述を更新します。

［スマート認識］ページが開くのは、UFT One がスマート認識を使用してテストまたはコンポーネント内のオブジェクトを認識する場合です。

スマート認識は、オブジェクト同期タイムアウトが経過しないとアクティブにならないので、テストまたはコンポーネントの実行時間が長くなる場合があります。

重要な情報

オブジェクト認識が使用されるのは、オブジェクト識別で使用されるプロパティでは特定のクラスのすべてのオブジェクトを一意に認識できない場合です。［更新実行モード］の［テスト オブジェクト記述の更新］を使用すると、特定のクラスのすべてのオブジェクト認識に使用するプロパティ・セットを変更できます。この方法は、クラス内のオブジェクトそれぞれについてメンテナンス実行ウィザードを実行するよりも簡単です。
ウィザード・マップ

「メンテナンス実行ウィザードのワークフロー」

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明
オブジェクト

認識のためにスマート認識メカニズムが必要なアプリケーション内のオブジェクト。
ステップ

オブジェクトが参照されるテストのステップ。
オブジェクトのプロパティ

プロパティ：古いオブジェクト記述と新しいオブジェクト記述のプロパティのリスト。

元のプロパティ値：［プロパティ］カラム内のプロパティの元の値。値を持たないプロパティは、元のオブジェクト記述の一部ではありません。

新規プロパティ値：［プロパティ］カラム内のプロパティの新規の値。

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明
オブジェクトの記述を更新

テスト内のオブジェクトについて、「［オブジェクトの認識］ダイアログ・ボックス」で現在定義されているプロパティ・セットを使用するように、オブジェクトの記述を更新します。オブジェクトの［オブジェクトの認識］ダイアログ・ボックスに定義されている一連のプロパティで、オブジェクトを一意に認識できることを確認してください。
オブジェクト記述の原文を保持して次のステップに進む

元のオブジェクトを含む元のステップを保持し、テストまたはコンポーネントの残りの部分に対してメンテナンス実行ウィザードの実行を継続します。実行中は、このオブジェクトに対して［スマート認識］ページが再び開かれることはありません。
この選択を実行中にスマート認識を使用するすべてのオブジェクトに適用

テストまたはコンポーネント内のオブジェクトについて、認識にスマート認識メカニズムを必要とするすべてのオブジェクトに、上記のすべてのラジオ・ボタンを適用します。