[Insightとテキストオブジェクト]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス>[GUI テスト]タブ)

関連:GUI テストおよびコンポーネント

この表示枠では、テスト・オブジェクトの作成時、記録セッション時、実行セッション時に UFT One が Insight テスト・オブジェクトをどのように扱うかカスタマイズするオプションを定義できます。

アクセス方法

[ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[Insight とテキストオブジェクト]ノードを選択します。

重要な情報
  • 出荷時の標準設定に戻す]ボタンを選択すると、[オプション]ダイアログ・ボックスのすべてのオプションが標準設定にリセットされます。
  • UFT One は、アプリケーションの追加のスナップショットを、作成する Insight テスト・オブジェクトとともにキャプチャします。この追加スナップショットを使用して、コントロールを識別するテスト・オブジェクト画像を調整できます。

    テスト・オブジェクトとともに保存されるスナップショットの数およびテスト・オブジェクト画像の余白は、オブジェクト・リポジトリで必要なディスク容量に影響します。この設定は、UFT One で Insight ステップを記録および実行する際のパフォーマンスにも影響します。

    • この表示枠で行われる変更は、新しいスナップショットのみに影響し、保存済みのスナップショットには影響しません。
    • テスト・オブジェクト画像を確定し、その画像でオブジェクトを正しく識別できることが確認できたら、オブジェクト・リポジトリに Insight テスト・オブジェクトとともに保存されているスナップショットはすべて削除できます。
関連タスク
参照

「Insight によるオブジェクトの識別」

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

Insight とテキスト・オブジェクト
テストの実行時にマウス操作を表示 Insight テスト・オブジェクトとテキスト・テスト・オブジェクトのステップを実行するときに、マウスのドラッグ操作とクリックを表示するよう UFT One を設定します。
テスト・オブジェクトの追加時に[学習モードの選択]ダイアログ・ボックスを表示 ローカルへ Insight オブジェクトを追加、[Insight オブジェクトを追加、[テキストオブジェクトの追加、または[ローカルへテキストオブジェクトを追加ボタンをクリックして、Insight テスト・オブジェクトまたはテキスト・オブジェクトをオブジェクト・リポジトリに追加する際に、「[学習モードの選択]ダイアログ・ボックス」を表示するように UFT One を設定します。
スナップショット取得時のテスト・オブジェクトのイメージの余白を制限

新しい Insight テスト・オブジェクトまたはテキスト・テスト・オブジェクトを作成するときに、コントロールの周囲の画面領域のみを限定してスナップショットに入れることで、スナップショットのサイズを制限するよう UFT One を設定します。余白サイズは、「イメージの周囲の最大ピクセル数」ボックスで指定します。

クリアすると、画面全体がスナップショットに含まれます。

注意: 新しい Insight テスト・オブジェクトまたはテキスト・テスト・オブジェクトを追加するときに関係します(記録または学習)。

イメージの周囲の最大ピクセル数

スナップショットに含める、コントロールの周囲の領域の最大サイズ。コントロールのすべての辺について、指定ピクセル数までが入れられます。

最大値:1000

注意: 「スナップショット取得時のテスト・オブジェクトのイメージの余白を制限」オプションを選択した場合にのみ使用できます。

Insight のみ
記録時に、クリックした座標をテスト・オブジェクトのクリックポイントとして保存

記録セッション中にオブジェクト・リポジトリに追加される各 Insight テスト・オブジェクトについて、そのクリックポイントを、ユーザがクリックする位置に基づいて定義するよう UFT One を設定します。使用されるのは、オブジェクトに対する最初のクリックの座標です。

  • テスト・オブジェクトのクリックポイントは、オブジェクト・リポジトリで手動で変更できます。

    このオプションがクリアされている場合、記録によって学習されるオブジェクトのクリックポイントは中央に設定されます。

  • このオプションを変更しても、オブジェクト・リポジトリに追加済みのテスト・オブジェクトには影響しません。今後の記録セッションで学習されるオブジェクトのみが対象です。

ステップ内のテスト・オブジェクト・イメージを表示

ステップ内の Insight テスト・オブジェクト画像をエディタに表示するよう UFT One を設定します。

クリアすると、テスト・オブジェクトの名前のみが表示されます。

テスト・オブジェクトの記録時に保存するスナップショットの最大数

テスト・オブジェクトを記録するときに、指定数を超えてスナップショットを保存しないよう UFT One を設定します。

保存するスナップショットの数は、[選択した画像の前]と[選択した画像の後]で別々に指定します。

UFT One では、オブジェクト記述に最適な画像が選択され、記録セッション中に取得されたスナップショットが、選択した画像の前または後に追加で保存されます。

保存されるスナップショットの合計は、選択した画像の前後に保存するスナップショットとして指定した最大値に、テスト・オブジェクトの画像分として 1 を加算した数になります。

最大値:画像の前が 10、画像の後が 10。

注意: 記録セッション時に関係します。