既知の問題 - ドキュメントを開く
関連:GUI テスト、コンポーネント、およびAPI テスト
このセクションでは、テスト・ドキュメントの作成、オープン、保存に関する一般的なトラブルシューティングと制限事項について説明します。
隠しファイル
UFT One は隠しファイルをサポートしません。UFT One テストまたは他の UFT One ファイルを非表示に設定すると(Hidden 属性を選択)、UFT One で予期しない動作が発生することがあります。
以前のバージョンで最後に保存したドキュメント
QuickTest 9.5 で最後に保存 |
ドキュメントは読み取り専用モードで開きます。 QuickTest 10.00 または 11.00 でドキュメントを開いてアップグレードします。 |
9.5 より前のバージョンの QuickTest で最後に保存 |
[エラー]表示枠にエラーが表示され、ドキュメントは開きません。 QuickTest 10.00 または 11.00 でドキュメントを開いてアップグレードします。 |
QuickTest 10.00 以降で最後に保存 | UFT One で直接開いて変更できます。 |
ドキュメントをアップグレードする場合:
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該当するアドインをインストールする必要があります。
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アップグレードされた形式で保存したテストは、以前のバージョンの QuickTest では使用できなくなります。
ヒント: 数多くのテストをアップグレードする場合は、すべてのテストを 1 つずつ開いて新しい形式で保存するスクリプトを作成します。詳細については、「 UFT One オートメーション・スクリプト」を参照してください。
リソースを含むテストのオープンと保存
UFT One でリソースとともにテストを保存すると、外部アクションを含むテストも保存されます。
ただし、これらの呼び出されるテストには、元のテストから呼び出されるアクションのみが含まれ、呼び出されるテスト内のすべてのアクションが含まれる訳ではありません。ローカル・コピーからこれらの呼び出されるテストを開くことはできません。
呼び出されるすべてのテストとメインのテストへのフル・アクセスが必要な場合は、すべてのテストをローカルに保存し、メインのテストから関連アクションへのすべての参照を手動で編集します。テストが外部アクションを呼び出し、その外部アクションが別の外部アクションを呼び出している場合、テストをリソースとともに保存することはできません。
Windows 7 以降のライブラリ
Windows ライブラリ機能はサポートされません。ライブラリからテストを開こうとしたり、ライブラリにテストを保存しようとすると、UFT One は予想外の動作をすることがあります。
テストがライブラリに格納されている場合でも、標準ファイル・パスを使ってファイルを参照します。
ユーザ・アカウント制御(UAC)
UAC が有効になっている場合に、保護された場所(Program Files など)からテストを開くと、テストは読み取り専用モードで開きます。
テストを変更する場合は、テストを別の場所にコピーし、その場所でファイルを開きます。
ALM での UFT One ドキュメントの名前の変更
ALM で UFT One テストまたはコンポーネントの名前を変更すると、テストまたはコンポーネントが正しく動作しないことがあります。
回避策:テストまたはコンポーネントの名前を変更するには、UFT One でテストまたはコンポーネントを開き、[名前を付けて保存]オプションを使用します。すでに ALM でテストまたはコンポーネントの名前を変更した場合は、[名前の変更]オプションを再度使用して古い名前に戻し、その後 UFT One で[名前を付けて保存]オプションを使用します。