Web サービス・イベントの構造

関連:API テスト のみ

このトピックでは、Web サービス呼び出しの固有の実行構造に対応する利用可能な追加のイベントについて説明します。

これは、Web サービス呼び出しステップを使用する場合と、SOAP 要求ステップを使用する場合の両方に関係しています。

Web サービス・イベント構造の図

次の図は、各テスト・ステップでイベントが動作するしくみを示しています。

さまざまなイベントのフローとタイミングのため、特定のイベントのイベント・ハンドラのみを作成することをお勧めします。

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イベントのリファレンス

以下のイベントが、Web サービス呼び出しの固有の実行構造に対応しています。

  • AfterExecuteStepEvent

  • AfterGenerateRequest

  • AfterProcessRequestAttachments

  • AfterProcessRequestSecurity

  • BeforeApplyProtocolSettings

  • BeforeExecuteStepEvent

  • BeforeProcessResponseAttachments

  • BeforeProcessResponseSecurity

  • BeforeSaveResponse

  • CodeCheckpointEvent

  • OnConstructRawRequest

  • OnReceiveResponse

  • OnSendRequest

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OnConstructRawRequest

目的:要求のエンベロープ全体にアクセスして、必要なすべてのプロパティを操作できるようにします。

RawRequest プロパティを使用して、要求エンベロープにアクセスします。

アクセス可能なプロパティ:現在のステップの完全要求エンベロープの情報。

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BeforeExecuteStepEvent

目的:現在のステップを実行するため、または前のステップの出力を処理するために必要になる条件とプロパティを設定します。

アクセス可能なプロパティ:

  • 現在のアクティビティの入力プロパティ/入力パラメータ

  • 現在のテストのユーザ変数/テスト変数

  • 前のテスト・ステップまたは親アクティビティの出力プロパティ

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AfterExecuteStepEvent

目的:現在のステップを実行するため、または前のステップの出力を処理するために必要になる条件とプロパティを設定します。

アクセス可能なプロパティ:

  • 現在のアクティビティの入力プロパティ/入力パラメータ

  • 現在のテストのユーザ変数/テスト変数

  • 前のテスト・ステップまたは親アクティビティの出力プロパティ

  • 現在のステップの応答データ

  • 現在のステップの応答の添付

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CodeCheckpointEvent

目的:現在のステップを実行するため、または前のステップの出力を処理するために必要になる条件とプロパティを設定します。

アクセス可能なプロパティ:

  • 現在のアクティビティの入力プロパティ/入力パラメータ

  • 現在のテストのユーザ変数/テスト変数

  • 前のテスト・ステップまたは親アクティビティの出力プロパティ

  • SOAP フォールト・プロパティ

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AfterGenerateRequest

目的:現在のステップを実行するため、または前のステップの出力を処理するために必要になる条件とプロパティを設定します。

アクセス可能なプロパティ:

  • 現在のステップの入力プロパティ

  • 現在のステップの入力エンベロープ

  • 現在のステップの入力添付ファイル

  • 現在のステップの非同期プロパティ

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AfterProcessRequestSecurity(WCF サービスのみ)

目的:WSE が定義されている WCF セキュリティ・シナリオを使用して、Web サービスの要求エンベロープ情報を更新します。WCF セキュリティ・シナリオの詳細については、「セキュリティ・シナリオ」を参照してください。

args.Message プロパティを使用して、応答エンベロープにアクセスします。

アクセス可能なプロパティ:

  • 現在のテストの入力エンベロープ情報

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OnReceiveResponse

目的:WSE が定義されている Web サービス・セキュリティ・シナリオを使用して、Web サービスの現在のテストで使用する出力エンベロープにアクセスします。WCF セキュリティ・シナリオの詳細については、「セキュリティ・シナリオ」を参照してください。

arg.Message プロパティを使用して、応答エンベロープにアクセスします。

アクセス可能なプロパティ:

  • 現在のステップの応答エンベロープ情報。これを実行すると、Web サービス呼び出しステップは、応答エンベロープをバイト配列で返します。このバイト配列データを使用するには、イベント・ハンドラ・コードを追加する必要があります。

    arg.Message プロパティを使用して、応答エンベロープにアクセスします。

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BeforeProcessResponseSecurity(WCF セキュリティ・シナリオのみ)

目的:WSE が定義されている WCF セキュリティ・シナリオを使用して、Web サービスの現在のステップで使用する出力エンベロープにアクセスします。WCF セキュリティ・シナリオの詳細については、「セキュリティ・シナリオ」を参照してください。

arg.Message プロパティを使用して、応答にアクセスします。

アクセス可能なプロパティ:

  • 現在のステップの応答エンベロープ情報。

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BeforeSaveResponse

目的:現在のステップの応答にアクセスします。

アクセス可能なプロパティ:

  • 現在のステップの応答。arg.Message プロパティを使用して、応答にアクセスします。

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その他の参照項目: