ネットワーク・キャプチャ・ファイルをインポートする
関連:API テスト
キャプチャ・ファイルを作成する
ネットワーク・キャプチャ・プログラム(スニファ)を使用して、アプリケーションまたは Web サービスに対するネットワーク・アクティビティのログが含まれるキャプチャ・ファイルを作成します。
注意: テスト内に無効なアクティビティや不要なアクティビティが作成されないように、ネットワーク・キャプチャ・セッションでは、アプリケーションまたは Web サービスに関するネットワーク・トラフィックのみをキャプチャすることを強くお勧めします。多くのネットワーク・キャプチャ・ツールでは、そのツールがインストールされたコンピュータ上のすべてのネットワーク・トラフィックがキャプチャされるため、アプリケーションや Web サービスに関連しないネットワーク・トラフィックも含まれます。
前提条件 - ネットワーク・キャプチャ・ファイルの構造を調べる
ファイルの構造は、インポートするファイル・タイプによって異なります。UFT One では、.libpcap/pcap および .har ネットワーク・キャプチャ・ファイルをサポートしています。
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.pcap ファイルの場合:TCP ネットワーク・トラフィックを基に、テスト・ステップが作成されます。入力とチェックポイントの値は、TCP ストリームの TCP 要求および応答の情報を表示して確認できます。
注意: .pcap ファイルのネットワーク・キャプチャ・トラフィックを表示するには、ネットワーク・キャプチャ・プログラムを使用する必要があります。
- .har ファイルの場合:テキスト・エディタを使用して、ファイルの JSON 階層で要求および応答の情報を表示できます。
注意: UFT One は、TCP ストリームを認識した状況に応じて、次のようにテスト・アクティビティを作成します。
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TCP ストリームが既存の Web サービス・メソッドと互換性がある、または一致していると認識した場合は、Web サービス・ステップが作成されます。
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UFT One が TCP ストリームの応答を SOAP ネットワーク・トランザクションとして認識した場合は、SOAP 要求ステップが作成されます。
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TCP ストリームが既存の Web サービスにも、SOAP 要求ネットワーク・トランザクションにも類似していないと認識した場合は、HTTP 要求ステップが作成されます。
ネットワーク・キャプチャ・ファイルをインポートする
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UFT One で、API テストが開いているか選択した状態で、[ツール]>[ネットワーク キャプチャ ファイルのインポート]を選択します。「[ネットワーク キャプチャ ファイルのインポート]ダイアログ・ボックス」が開きます。
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[ネットワーク キャプチャ ファイルのインポート]ダイアログ・ボックスで、ネットワーク・キャプチャ・データが含まれているファイルを選択します。
UFT One では、.pcap および .har ネットワーク・キャプチャ・ファイルのみをサポートしています。
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[ネットワーク キャプチャ ファイルのインポート]ダイアログ・ボックスの情報表示枠でファイルの詳細を確認します。ファイルにエラーがある場合は、ネットワーク・キャプチャ・ツールを再び使用して、エラーを修正します。
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テスト・ステップのチェックポイントを、ネットワーク・キャプチャ・ファイルの応答セクションに基づいて作成する場合は、[応答からチェックポイントを作成する]オプションを選択します。
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[インポート]をクリックします。ネットワーク・キャプチャ・ファイルに含まれるトランザクションが多い場合は、インポートの進行状況が表示されます。
注意: インポートを中止するには、インポートの進行状況ウィンドウの[キャンセル]をクリックします。キャンセルする前に作成されたテスト・ステップが、テストからすべて削除されます。
ネットワーク・キャプチャ・ファイルに含まれるトランザクションごとに、Web サービス・テスト・ステップ、SOAP 要求テスト・ステップ、または HTTP 要求テスト・ステップが作成されます。