テスト・オブジェクト記述、チェックポイント、出力値、ActiveScreen キャプチャの更新

関連:GUI テストおよびコンポーネント

このタスクでは、今後テストまたはコンポーネントを実行する際に、正確なデータを使用できるようにデータを更新する方法を説明します。

更新モードでの実行

  1. 更新プロセスの設定を行います。詳細については、「[更新オプション]タブ([更新実行]ダイアログ・ボックス)」を参照してください。

  2. [実行]ダイアログ・ボックスで、必要な入力パラメータ値があれば、[入力パラメータ]タブで入力します。

    UFT One によるテストの更新時には、選択した実行オプションに基づいて、テストの反復を 1 回のみと、テスト内の各アクションの反復をそれぞれ 1 回ずつ行います。

    更新実行モードでテストを実行した場合、[データ]表示枠のデータ、環境変数、オブジェクト・リポジトリ内の既存のオブジェクト記述のプロパティ値など、パラメータ化された値は更新されません。オブジェクトのプロパティ値をアプリケーションと一致するように修正するには、メンテナンス実行モードを使用します。

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変更内容のエクスポートおよびマージ

UFT One がテストまたはコンポーネントを更新する際には、更新対象のオブジェクトのオリジナルが共有オブジェクト・リポジトリに存在している場合でも、更新されたオブジェクトを必ずローカル・オブジェクト・リポジトリに保存します。ローカル・オブジェクト・リポジトリはどの共有オブジェクト・リポジトリよりも高い優先順位を持っているため、次回のテストまたはコンポーネントの実行時には、ローカル・オブジェクト・リポジトリのオブジェクトが使用されます。

更新実行モードでテストまたはコンポーネントを更新した後は、オブジェクト・リポジトリ・マネージャの[ローカル リポジトリから更新]オプションによって、ローカル・オブジェクト・リポジトリのオブジェクトを共有オブジェクト・リポジトリにマージできます。詳細については、「ローカル・オブジェクト・リポジトリからの共有オブジェクト・リポジトリの更新」を参照してください。

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結果の分析

更新セッションの実行結果は、常に一時保存場所に保存されます。

更新プロセス中に認識されないテスト・オブジェクトは更新されません。ほかのモードと同様に、更新モードでも、実行中にオブジェクトが見つからない場合は実行セッションが失敗し、失敗に関する情報が実行結果に追加されます。このような状況が発生した場合には、メンテナンス実行モードを使って問題を解決することをお勧めします。

更新実行では、ファイル・チェックポイントや XML チェックポイントなど複合型のチェックポイントはサポートされないので、この型のチェックポイントは通常の実行セッションと同様に処理され、期待値と実際の値が異なると失敗します。

更新が終了すると、実行結果には次の情報が表示されます。

  • チェックポイントの更新された値。

  • 更新されたテスト・オブジェクト記述。

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