［更新オプション］タブ（［更新実行］ダイアログ・ボックス）

関連：GUI テストおよびコンポーネント

［更新オプション］タブでは、テストまたはコンポーネントについて、更新の対称となる要素（オブジェクト記述、チェックポイントの期待値、テストおよびスクリプト・コンポーネントの場合は ActiveScreen の画像と値）を指定します。テストまたはコンポーネントを保存すると、更新されたテストまたはコンポーネントの結果が、それ以降の実行に使用されます。

アクセス方法

  1. 次の手順のいずれかを実行します。

    • ドキュメント表示枠で、GUI テストまたはコンポーネントにフォーカスがあることを確認します。
    • ソリューション・エクスプローラで、GUI テスト・ノードまたはコンポーネント・ノードを選択します。

  2. 次の手順のいずれかを実行します。

    • ［実行］＞［更新実行モード］を選択します。
    • ツールバーの［実行］ボタンの隣にある下矢印をクリックし、［更新実行モード］を選択します。
重要な情報

詳細については、「［更新オプション］タブ（［更新実行］ダイアログ・ボックス）に関する注意事項」を参照してください。
関連タスク

「テスト・オブジェクト記述、チェックポイント、出力値、ActiveScreen キャプチャの更新」

参照

「更新実行モード」

次に、ユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明
テスト・オブジェクトの記述を更新する

関連付けられたオブジェクト・リポジトリ内の各オブジェクト・クラスのプロパティ・セットは、「［オブジェクトの認識］ダイアログ・ボックス」で現在定義されているプロパティに従って更新されます。このオプションを使用して、特定のタイプのオブジェクトの認識に使用するプロパティのセットを変更できます。
チェックポイントと出力値のプロパティを更新する

UFT Oneテストの作成後にアプリケーションで発生した変更を反映することによってチェックポイントの期待値が更新され、出力値ステップで取得可能な項目のリストが更新されます。
ActiveScreen の画像と値を更新する
（テストとスクリプト・コンポーネントのみ）

テストの記録後にアプリケーションで発生した可能性のある変更をすべて反映する場合や、ActiveScreen が想定どおりに表示されない場合、ActiveScreen の画像とプロパティ値が更新されます。
  • ［テスト オブジェクトの記述を更新する］を使用する場合、「［オブジェクトの認識］ダイアログ・ボックス」でオブジェクト・クラス用に選択したプロパティ・セットが適合しないオブジェクトが存在すると、新しいオブジェクト記述が原因でそれ以降の実行が失敗する可能性があります。したがって、テストを更新する前にオブジェクト・リポジトリのコピーを保存し（可能な場合は、バージョン管理をサポートした ALM プロジェクトにチェックインする）、必要に応じて以前のバージョンに戻せるようにしておくことをお勧めします。
  • チェックポイントのプロパティの値がパラメータ化されているか正規表現を含んでいる場合は、［チェックポイントおよび出力値のプロパティを更新する］オプションを使用しても更新されません。
  • ビットマップ・チェックポイントの作成時に［選択領域のみを保存］チェック・ボックスを選択する場合、［更新実行モード］オプションによって更新されるのは、ビットマップの保存された領域のみです。オリジナルのフル・サイズのオブジェクトは更新されません。チェックポイントのオブジェクトを増やすには、新しいチェックポイントを作成します。詳細については、「ビットマップ・チェックポイント」を参照してください。