APIテスト作成の概要
関連:API テスト のみ
UFT One の API テスト機能を使用して、非 GUI アプリケーションとその他の API プロセスをテストします。
アプリケーションが実行するアクティビティを表すテストを作成し、チェックポイントを使用してそのテストの成功または失敗を評価します。テストではアプリケーションからの実際の出力データを使用します。
UFT One には、一般的なアプリケーション・プロセスをテストする標準的なアクティビティが数多く用意されています。
標準アクティビティの例
アクティビティ・タイプ | 説明/例 |
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フロー制御アクティビティ |
例待機、中断、条件ステップ。 これらのアクティビティを使用して、特別なアプリケーションのワークフローに合わせてテストをカスタマイズできます。 |
文字列操作アクティビティ | 文字列の連結および文字列の置換。 |
ファイル・システム・アクティビティ | アプリケーションとファイル・システムのやり取りをテストできます。 |
データベース・アクティビティ | データベースに接続して通信するアプリケーションの機能をテストできます。 |
FTP アクティビティ | FTP 関連の手順を実行するアプリケーションの機能をテストします。 |
ネットワーク・アクティビティ |
例HTTP 要求と SOAP 要求 ネットワークまたは Web ベースのサーバとのアプリケーションの接続をテストできます。 |
JSON と XML アクティビティ | XML および JSON データからテキストへの変換、およびその逆方向の変換を行うアプリケーションの機能をテストできます。 |
数値演算アクティビティと日付/時刻アクティビティ | 数値演算処理を実行すること、またはシステムの日付と時刻を使用してタスクを実行することができます。 |
その他のアクティビティ | カスタム・コード・アクティビティ、プログラムの実行アクティビティとプログラムの終了アクティビティ、レポート・アクティビティが含まれます。 |
テクノロジ固有のアクティビティの例
アクティビティ・タイプ | 説明 |
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Java クラスの呼び出しアクティビティ | アプリケーション内で実行する Java ベースのプロセスをテストできます。 |
CoAP 要求の送信アクティビティ |
Constrained Application Protocol(CoAP)を使用して通信するアプリケーションをテストできます。このプロトコルは多くの場合、モノのインターネット(IoT)上のアプリケーションやオブジェクトと情報をやり取りするために使用されます。 |
JMS(Java メッセージ・サービス)アクティビティ |
JMS キューからのメッセージのやり取り、パブリッシュ、参照、受信、チェックするためのアプリケーションの機能をテストできます。 ヒント:
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IBM Websphere MQ アクティビティ |
IBM WebSphere MQ キューまたはトピックからのメッセージのやり取り、パブリッシュ、参照、受信、チェックするためのアプリケーションの機能をテストできます。 SAP アクティビティ:IDOCS および RFC を使用して SAP サーバと通信するためのアプリケーションの機能をテストできます。 |
負荷テスト・アクティビティ | LoadRunner Professional 内で負荷テストとして実行するテスト・ステップを追加できます。 |
Micro Focus 自動テスト・ツール・アクティビティ | テストの一部として使用するために、UFT One、QuickTest Professional、Service Test、LoadRunner Professional から GUI テストまたはアクション、API テストまたはアクション、または仮想ユーザ・ジェネレータ・スクリプトを呼び出すことができます。 |
サービスに基づいたカスタム・アクティビティの例
アクティビティ・タイプ | 説明 |
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Web サービス・アクティビティ |
WSDL ファイルからインポートされます。 詳細については、「WSDL ベースの Web サービスをインポートする」を参照してください。 |
Web アプリケーション・アクティビティ |
WADL ファイルからインポートされます。 詳細については、「Web アプリケーション・サービスのインポート」を参照してください。 |
REST サービス・アクティビティ |
[REST サービスの追加]ダイアログ・ボックスを使用するか、Swagger REST API をインポートして UFT One で作成されます。 詳細については、「REST サービス・モデルの作成」を参照してください。 |
ネットワーク・キャプチャ・アクティビティ |
ネットワーク・キャプチャ・ファイルからインポートされます。 |
カスタム・サービス
組み込みのアクティビティでニーズに十分に対応できない場合に、以下を行うことができます。
UFT One とシームレスに統合するカスタム・コード・アクティビティを使用 |
カスタマイズしたコードを使用すると、イベント・ハンドラを使用して既存のアクティビティの動作をカスタマイズすることもできます。 詳細については、「API テスト・ステップのイベント・ハンドラ」を参照してください。 |
UFT Oneアクティビティ・ウィザードを使用してカスタム・テスト・アクティビティを作成 |
アクティビティ・ウィザードでは、アクティビティのタイプとプロパティを指定できます。そのアクティビティが[ツールボックス]表示枠にエクスポートされ、それ以降のテスト・セッションで使用可能になります。 詳細については、「API Testing Extensibility」を参照してください。 [スタート]>[すべてのプログラム]>[Micro Focus]>[Micro Focus Unified Functional Testing]>[Tools]>[Activity Wizard] |
API テストの統合
Application Lifecycle Management(ALM): |
テスト、ビジネス・コンポーネント、テスト・リソースを ALM に保存できます。こうすることで、複数のユーザがテストとテスト・リソースの共有リポジトリに保存しアクセスできます。 また、ALM の不具合追跡機能を使用して、アプリケーションの不具合をテストの実行時に記録し管理することもできます。 |
Service Virtualization |
アプリケーションで使用するサービスを模擬するため、UFT One は Service Virtualization と統合されます。Service Virtualization でサービス・モデルを作成したら、テスト用のサービスとして実行します。 |
その他のツール |
自動テスト・ツールのアクティビティを使用すると、その他の機能テスト製品と統合できます。これは、GUI テストまたはアクション、API テストまたはアクション、または LoadRunner Professional スクリプトを呼び出すステップを作成して行います。 これらのテストやスクリプトは、元のアプリケーションで作成し、テスト・フロー内から呼び出します。 詳細については、「外部のテストまたはアクションを呼び出す」を参照してください。 |